こんにちは、ブロガーの スカイフィッシュです🐟💨
Kickstarterでバックしていたピークデザインの三脚がついに到着しました!
うちにも三脚きた!#PeakDesign pic.twitter.com/j3ENmkrBLE
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年1月20日
三脚の素材はアルミとカーボンの2種類がラインナップ。
僕はカーボンを選びました。
早速、製品の詳細を見てみたいと思います。
ピークデザイン トラベル三脚 カーボン
ピークデザイン トラベル三脚 アルミニウム
【レビュー】Peak Design トラベル三脚カーボン到着!ファーストインプレッション
一般的に考えればなかなか高額な製品への投資でしたが、届いた三脚は期待通りの物でかなり満足しています。
(クラウドファンディングのため購入ではなく投資。製品はそのリターン)
Peak Design トラベル三脚
毎回新製品が登場する度、そのギミックや使い心地、デザインがユーザーの心を捉えて離さない人気のメーカーPeak Design
Kickstarterで開始早々話題になったピークデザイン初となる三脚です。
ピークデザイン トラベル三脚 カーボン
ピークデザイン トラベル三脚 アルミニウム
トラベル三脚の特徴”>トラベル三脚の特徴
何が今までの三脚と違うか?分かりやすい点で言うと、三脚の脚が円柱ではなく5角形というところ。
様々な三脚が世の中にはありますが、そのほとんどが円柱。もちろんこれには強度を維持するためという理由があります。
ピークデザインは強度を維持しながら、脚の形を変えることにより、圧倒的にコンパクトな三脚をデザインしました。
従来の三脚と比べ、三脚内のデッドスペースが無くなり、コンパクトで持ち運びやすいトラベル三脚に仕上がっています。
又、ピークデザインらしいギミックを搭載
- アルカスイス互換の自由雲台
- アイレベル(目線)までのハイポジション
- 地面すれすれのローアングルモード
- スマホ撮影も可能なホルダー
- アンカーの取り付けに対応
デザインも従来の三脚のイメージを覆す、オリジナリティ溢れるクールなデザイン
セット内容”>セット内容
アルミとカーボンの本体の違い以外は、セット内容は同じ
- 三脚 + 自由雲台 x1
- ソフトケース x1
- スタンダードプレート x1
- 4mm + 2.5 レンチ x1
- スマホホルダー x1
- ブッシング リムーバルツール x1
トラベル三脚のスペック”>トラベル三脚のスペック
カーボンは1.27kgの重量ながら、9.1kgまでの対荷重。
大きなカメラと望遠レンズでも十分に使えるスペックです。
>重量
カーボン:1.27kg
アルミ:1.56kg
>収納サイズ
長さ39.4cm、直径8.3cm
>展開サイズ
高さ(センターポール使用)152.4cm
高さ(センターポール下ろした状態)130.2cm
最低高:14cm
>卓上モード
高さ(センターポール使用)57.2cm
高さ(センターポール下ろした状態)35.9cm
>対荷重
9.1kg
>段数
5段(レバーロック式)
>雲台
自由雲台(アルカスイス互換)
ピークデザイン トラベル三脚 カーボン
ピークデザイン トラベル三脚 アルミニウム
到着したカーボン三脚”>到着したカーボン三脚
ここからは実際に手元に届いた三脚を紹介します。
ケース
まず到着したケースがこちら。
今まで他の三脚や、カメラグッズを色々購入していますが、到着したケースを見ただけでここまでテンション上がるのはピークデザイン以外ありません。
箱までいちいちかっこいい仕様。
中にはソフトケースに包まれた三脚。
取手も付いているので、移動時にはこのケースに入れて持ち運ぶことに。
ちなみに、ソフトケースの内側にはポケット付き
ブラッシング リムーバルツールが入っています。
(分解して三脚のメンテする時に使うツール。基本は使わないかな)
三脚本体
カーボン三脚登場です!!
マジでかっこいい!!!
手にして思ったのは、ずっしり詰まっている感覚
カーボンだからと言って軽い三脚ではないので注意
太さはまさにペットボトルサイズ
ピークデザインの製品は見ているだけでも楽しくなったり、持ち出したくなる様な魅力が詰まってる😇
このレバー部分で脚の開閉(2段階)
丸いノブ部分を回すことでセンターポールを上下に可動させます。
事前のアナウンス通り、カーボンのセンターポールは強度を保つためアルミに仕様変更
5段のレバーロック式の脚部
脚を伸ばす時は、太い上の段から順番に使うこと。
自由雲台
カメラを乗せる雲台部分はアルカスイス互換
雲台を構成しているパーツは下の写真の通り(上から)
- クイックリリースボタン
- ロッキングリング
- アジャストメントリング
- アルミのボールヘッド
ピークデザインではお馴染みのスタンダードプレートも付属しているので、持っていない人はカメラに取り付ける。
スタンダードプレートを上から押し込む?ことでパチッと簡単に固定されます。
外す時はクイックリリースボタンを押して解除
カメラが不用意に外れない様にロックをかけることも可能。
アンロック状態から
ロッキングリングをくるっと回すことでロック状態に。これで外れません。
鍵マークも付いているので分かりやすい
実際にスタンダードプレートを取り付けたカメラを乗せる時には、思った以上にスムーズに設置できます。
雲台一番下のリング部分が、自由雲台のアングルを変えるアジャストメントリング
固定⇆可動を調整します。
センターポール
フック状のセンターポール下部
荷物を引っ掛け、重みで三脚の揺れ防止に。
又、フックを取り外すと、スマホホルダーが内蔵されています。
スマホの固定に対応したアタッチメント
iPhone11 Proにセット
ギミック
セットになっている2種類のレンチ
三脚のメンテナンスや、卓上モードへの変更の際に使います。
こんな感じで三脚に取り付けておけます。
レンチを利用して雲台をセンターポールから外し
センターポール自体も三脚から外せば
雲台を直接固定して
ローポジションモードに。
センターポールを逆にすることでローアングルや俯瞰撮影に対応したモード
L字型ブラケットを使用している人は、雲台のネジを外すことでそのまま使うことができます。(小さいネジなので紛失注意)
レバーロックの調整もレンチで。
アンカー
ピークデザインらしく、アンカーを取り付け可能です。
アンカーは付属していないので別途用意が必要。ピークデザイン持っている人は余りがちのはず
アンカーを取り付ければ、カメラストラップで持ち運びも便利に。
ピークデザインのストラップ SLIDE
こちらはハードに使えるストラップ Gibbon 30
ピークデザインのバッグに収納してみた”>ピークデザインのバッグに収納してみた
当然ピークデザインのバッグと相性がいいのは分かっているのですが、試しに収納してみました。
トラベルベルバックパックのサイドポケットに。
コンパクトな三脚だけあってスムーズに入ります。
トラベルバックパックだけでなくエブリデイバックパックにも問題なくいけそうです。
こちらはエブリデイトートパック 20L
比較的小さめサイズのカメラバッグですが、そのまま入りました。
ソフトケースに収納したまま、縦からもサイドからも入りました。
ソフトケースを使えば他の機材を傷つけることなく一緒に運べます。
他社三脚との比較”>他社三脚との比較
マンフロットBefree(アルミ)との簡単な比較です。
同じジャンルのトラベル三脚ですが、ピークデザインの方がケースも含めコンパクト
最高の伸長もピークデザインの方が高くなります。
(めっちゃ雑なので後ほど追記予定)
GITZOのミニトラベラーとカーボンの柄比較
自由雲台のロックがリング状というのも若干似ている
注意点”>注意点
おおむね気に入った製品ですが、注意するべき点があります。
それが
- 一番下の脚部分はかなり細い
- 雲台のアングルはセンターポールを伸ばして使う
- ソフトケースはギリギリサイズ
一番下の脚部分はかなり細い
一番下の脚部分はかなり細いため、ヘビーな機材や状況によっては使わない方が無難かも。
しなってぶれてしまう可能性があります。
上段の脚から順に伸ばして、どうしても必要な場合にだけ使う様に。
雲台のアングルはセンターポールを伸ばして使う
雲台のアングル変更は、一番下の状態にあると動かせません。
センターポールを少し伸ばして使う必要があり、地味に面倒な点です。
ソフトケースはギリギリサイズ
三脚本体の性能とは別ですが、付属のソフトケースがギリギリのサイズ感で雲台を変更したりすると入りません。
もう少し生地の遊びがあれば良かったかな。
一緒に購入したもの”>一緒に購入したもの
三脚と一緒に届いたオプションパーツがあります。
- ウルトラライトコンバージョンキット(Ultralight Conversion Kit)
- ユニバーサルヘッドアダプター(Universal Head Adaptor)
>ウルトラライトコンバージョンキット(Ultralight Conversion Kit)
卓上サイズの三脚に変換するためのキット。
余分な脚を外すことで軽量に持ち運ぶことができます。
>ユニバーサルヘッドアダプター(Universal Head Adaptor)
三脚の脚をそのままに、雲台を市販の物に変更して使える様にするアダプター
マンフロットのビデオ雲台を取り付けてみました。
外で使ってみた”>外で使ってみた
せっかくなので届いたその日に外に持ち出してみました。
(がっつり使ったわけでなく、あくまでテスト的)
三脚持って渋谷きた pic.twitter.com/n8KlR2Li5A
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年1月20日
取り付けたカメラは
+
SIGMA 14-24mm Art or SIGMA 35mm Art
カメラはミラーレス機ですが、重量感あるSIGMAのArtレンズとマウントコンバーターという組み合わせ
長時間露光の結果 (元データも貼っておきます)
>SIGMA 14-24mm Art(SS16秒・f16・ISO100)
http://www.droneskyfish.net/wp-content/uploads/2020/01/DSC09346-full-2.jpg
↑ URLクリックで元データで表示できます (サイズ: 7952 x 5304)
>SIGMA 35mm Art(SS20秒・f16・ISO100)
http://www.droneskyfish.net/wp-content/uploads/2020/01/DSC09355-full-2.jpg
↑ URLクリックで元データで表示できます (サイズ: 7952 x 5304)
>SIGMA 35mm Art(SS10秒・f16・ISO100)
http://www.droneskyfish.net/wp-content/uploads/2020/01/DSC09360-full-2.jpg
↑ URLクリックで元データで表示できます (サイズ: 7952 x 5304)
(テスト撮影とはいえ)長時間露光でもブレがないのが分かるはず
スマホのホルダーもテスト
最初、こんなちゃんとした三脚にスマホなんて使わないんじゃないの?なんて思っていたのが正直な感想。
ですが、最近のスマホは高機能カメラも多いので、長時間露光やビデオ撮影に案外使えるんじゃないかと感じました。
・iPhone11 Pro
・Peak Design Tripod pic.twitter.com/62ZGnJvgqt— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年1月21日
その他、三脚を被写体とした三脚ポートレート
ワイは深夜になにやってたんやろ#ねむい😴 pic.twitter.com/soIiwQ6PcE
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年1月21日
ちなみにこの三脚ポトレ撮影に使用したカメラは
まだまだ現役の6D
Peak Design トラベル三脚 ファーストインプレッションまとめ
ピークデザインの三脚のまとめです。
自由雲台の作りや、一番下の脚の細さを見ると
- 望遠レンズを頻繁に利用する人
- 過酷な状況下で撮影する人
には少し物足りないのかな?とも思います。
個人的には望遠レンズなどの重量級機材や、風の強い山の稜線などで使うことはほとんどありません。
- 機材は重くてもSIGMAのArtレンズ(広角から標準)
- 年数回の国内旅行
- 年1、2回の海外旅行
こんな自分にはぴったりな三脚だと感じました。
何よりも、荷物になりがちな三脚というアイテムを持ち出したいと純粋に思える製品のデザインと作り。
今回の記事をここまで見てくれた方はお分かりかと思いますが、かなりたくさんの写真を撮りました。
つまり、(三脚の)写真を撮りたくなる三脚ですw
ピークデザインユーザーや、カメラ好き、ガジェット好きにおすすめします!
クラウドファンディング先行でしたが、ようやく一般販売開始となりましたよ!
ピークデザイン トラベル三脚 カーボン
ピークデザイン トラベル三脚 アルミニウム
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