Insta360 Flowがスマホ撮影を革新!
360度カメラで人気のメーカーInsta360から、スマホ用ジンバル「Insta360 Flow」が登場しました!
Insta360 Flowを使用することで、手ブレを抑えどんなシーンでも美しい映像を撮影できるだけでなく、搭載された独自のAI追跡機能が撮影体験をさらに向上させます。
持ち運びも簡単で、旅行やアウトドア、YouTubeやSNS用の映像撮影に最適。
そんなInsta360 Flowの魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
Insta360とは
Insta360は、2014年に設立された中国のカメラメーカーで、360度カメラやアクションカメラなどの映像機器を製造・販売しています。
Insta360の特徴は使いやすさと高性能を兼ね備えた製品ラインナップ。
プロから初心者まで幅広い層に対応し、独自の技術とソフトウェアにより、ユーザーは手軽に高品質な映像を作成することができます。
ユニークなカメラデザインや専用アプリの使いやすさが支持され、今では世界で人気のカメラメーカーに成長しました。
こちらはInsta360製品のレビュー記事
Insta360 Flowの外観
Insta360 Flowは、スマートフォンに特化したジンバルで、スリムかつコンパクトなデザインで持ち運びにも便利。
ホワイトとストーングレーの2色展開となっています。
また、シンプルな操作性と磁気式のスマートフォンクランプが特徴で、初心者でも簡単に扱うことが可能です。
デザインは一部スケルトン仕様となっており、どことなくNothingのNothing Phone やEar (2)を彷彿させるおしゃれなデザインとなっています。
Insta360 Flowのスペック
項目 | 内容 |
---|---|
重量 | ジンバル: 約369g、磁気スマートフォンクランプ: 約32g |
サイズ | 収納時: 79.6×162.1x36mm、伸張時: 73.6×269.4×69.9mm |
対応スマートフォンの厚み | 6.9〜10mm |
対応スマートフォンの幅 | 64〜84mm |
対応スマートフォンの重量 | 130〜300g |
端子 | USB-C |
内蔵自撮り棒の長さ | 215 mm |
内蔵三脚のサイズ | 伸張時の長さ: 80mm、直径: 187.6mm |
バッテリー容量 | 2900 mAh |
連続録画時間 | 12時間 |
充電時間 | 2時間 |
動作温度 | -10℃ 〜 40℃ |
充電可能温度 | 0°C〜40°C |
可動域 | パン:-230°〜100°、ロール:-150°〜180°、チルト:-100°〜82° |
最大制御速度 | 120°/S |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Insta360 Flowの特徴
- 手軽に持ち運べるスマートフォン用ジンバル
- 数多くのスマートフォンの取り付けが可能
- 自撮り棒、三脚、モバイルバッテリーを内蔵
- 3軸手ブレ補正によりスムーズなショットを実現
- AIによる被写体の自動追跡機能に対応
- 取り付け簡単なマグネットクランプ
Insta360 Flowの操作性
Insta360からリーリースされている製品はカメラ機器、操作アプリともにその使いやすさが支持されています。
Insta360 Flowもユーザーのことを考えた非常に使いやすい作りとなっており、撮影時のストレスを最大限軽減してくれるので撮影自体に集中することができます。
3軸手ブレ補正
プロレベルの手ぶれ補正で、今までにない滑らかな映像を撮影可能。
動き回る被写体や、撮影が難しい体勢でも、美しくブレのない映像を撮影できます
コンパクトデザイン
まず特徴なのがそのコンパクトさと、展開のしやすさ。
くるっと捻るだけて展開し、スマホ側のアプリの起動を促してくれるので直ぐに撮影可能になります。
スマートホイール
重要な操作をすべて一箇所で扱うスマートホイール
最小限のデザインで、撮影操作や動画再生など素早く簡単にアクセス可能。
- ズーム制御 ホイールの外縁をスクロールすると、 滑らかにズームイン・ズームアウト
- クイックモード切り替え ホイール上でスワイプするだけ撮影モード切り替え
- アスペクト比変更 ショート動画やストーリの投稿用に、ダブルタップするとスマートフォンがどのような撮影スタイルにも合わせて回転します。
- 動画再生 スマートホイールから手を離さずに、最後に撮った映像が再生可能
ディープトラック 3.0
次世代の被写体追跡機能、ディープトラック 3.0を搭載
Insta360独自の追跡精度と自由度で被写体にピントを合わせつつフレームに収め続けるAI追跡技術
追跡中、物陰に隠れてしまったとしても見失わず、画角に入れば再び追跡を開始します。
長時間バッテリー
バッテリー容量は2900mAh
連続撮影時間が12時間、一日中撮影ができます。
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーを内蔵した画期的なスマホジンバル
スマートフォンのバッテリー残量が少ない場合はFlowにつないで充電できます。
三脚、伸びる自撮り棒内蔵
スマホジンバルの市場で先行しているDJI Osmo Mobile 6 の良いとこどりをした製品
伸びる自撮り棒やマグネット仕様のスマートフォンクランプはそのまんまです笑
持ち手部分が三脚になる仕様はOsmo Mobile 6には無いので、Insta360 Flowはよりコンパクトで使い勝手の良い仕組み。
底面には1/4インチネジの三脚穴があるので、ここにさらに大きな三脚などを設置して高さを稼ぐことも可能です。
コールドシューでアクセサリー対応
おそらくこの点もスマジンバルでは初の仕様。コールドシューを内蔵しています。
内蔵アクセサリーシューのおかげで、マイクをスマートフォンジンバルにマウントすることがこれまで以上に簡単になりました。
Insta360 Flowの効果的な使用シーン
- 旅行や観光での撮影
- スポーツやアウトドアアクティビティでの撮影
- SNSのコンテンツ作成
- 自撮りやグループでのセルフィー撮影
- 動き回る子供の動画撮影
- 素早い動きの犬や猫などのペット撮影
Insta360 Flowを実際に使った感想・所感
Insta360 Flowは、非常に軽くて持ち運びに便利な上、今までのジンバルと比べても使い勝手が非常に快適でした。
独自のAI機能による被写体の自動追跡や専用アプリがとても良く作られており、手軽に撮影&編集が可能になっています。
Insta360 Flowのメリット
- コンパクトで持ち運びやすい
- 使いやすく、初心者でも扱いやすい
- 高性能な手ブレ補正でスムーズな映像が撮れる
- AI追跡機能で自動で被写体を捉える
- 最大12時間のバッテリー駆動時間
Insta360 Flowのデメリット
- カラー展開が似ている2色なので、もっと違う色展開でも欲しい。黒とか。
Insta360 Flowの価格
Insta360 Flowの価格は、通常版が20,900円、クリエイターキットが28,000円です。
DJIのジンバル Osmo Mobile6との比較
先行してリリースされているDJI Osmo Mobile6と比較してみました。
一見すると同じ様なスマホジンバルですが、スペック表にまとめると細かな部分は違いが表れています。
項目 | Insta360 Flow | DJI Osmo Mobile 6 |
---|---|---|
本体重量 | 約369g | 約309g |
スマートフォンクランプ重量 | 約32g | 約31 g |
サイズ (収納時) | 79.6 x 162.1 x 36mm | 84.5 x 189 x 44 mm |
サイズ (展開時) | 73.6 x 269.4 x 69.9mm | 111.5 x 276 x 99 mm |
対応スマートフォンの厚み | 6.9〜10mm | 6.9〜10mm |
対応スマートフォンの幅 | 64〜84mm | 62〜88mm |
対応スマートフォンの重量 | 130〜300g | 170〜290g |
端子 | USB-C | USB-C |
内蔵自撮り棒の長さ | 215 mm | 215 mm |
内蔵三脚のサイズ | 伸張時の長さ: 80mm 直径: 187.6mm | なし(付属の取り付け式三脚) |
バッテリー容量 | 2900 mAh | 1000 mAh |
連続録画時間 | 約12時間 | 約6時間24分 |
充電時間 | 約2時間 | 約1時間24分 |
動作温度 | -10℃ 〜 40℃ | 0℃ 〜 40℃ |
可動域 | パン:-230°〜100° ロール:-150°〜180° チルト:-100°〜82° | パン:-332.8°〜332.8° ロール:-337.3°〜337.3° チルト:-111.5°〜111.5° |
最大制御速度 | 120°/S | 120°/S |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 | Bluetooth 5.0 |
追跡機能 | ディープトラック 3.0 | ActiveTrack 4.0 |
内蔵モバイルバッテリー | あり | なし |
アクセサリーシュー | あり | なし |
価格 | 20,900円 | 20,900円 |
スペック比較をすると
Insta360 Flowの方がコンパクトでバッテリー容量が多く、長時間使用可能。内臓のモバイルバッテリーや三脚、アクセサリーシューなどでより様々なシーンでの使用が出来そうです。
DJI Osmo Mobile 6 はInsta360 Flowと比べると少し大きいですが、その分軽く取り回しがしやすいとも言えます。
取り付けられるスマホのサイズや価格に違いはほとんどないので、重量やバッテリー容量で、自分に合っている方を選ぶのが良さそうです。
こちらはDJI Osmo Mobile 6 レビュー記事
Insta360 Flowのよくある質問
- Insta360 Flowが対応している機種は?
-
Insta360 Flowは、市販されているほとんどのスマートフォンに対応しています。 幅64~84mm、厚さ6.9~10mm、重さ130~300gのスマートフォンの使用を推奨しています。
- 耐水性はありますか? アクションに使えるか?
-
いいえ、防水ではありません。 アクションスポーツ時の使用は推奨しません。
- AI追跡とは何ですか?
-
Flowは、チルト、パン、ロールの動きによるブレを簡単に軽減できる機械式3軸手ブレ補正を搭載しています。
Insta360 Flowのまとめ
Insta360 Flowはこれまでのスマートフォン用ジンバルの良い点を取り入れ、ユーザーにとって使いやすいポイントを押さえたInsta360らしいとも言える製品です。
使いやすさや持ち運びの便利さも非常に魅力的です。
多彩な機能やAI追跡機能で気軽に撮影が可能な上、最大12時間の連続録画時間があるため、長時間の撮影にも対応しています。
これだけてんこ盛りな機能ですが、価格はDJI Osmo Mobile 6 と同じにしてきたあたり、スマホジンバルでほぼ独壇場であるDJIに一矢報いるため投入してきたことが容易に想像できます。
360度カメラやアクションカメラで非常に評判の良いメーカーが満を持してリリースしたスマホジンバル。
旅行やアウトドアアクティビティ、ブログやSNSでのコンテンツ作成など、様々なシーンで活躍するInsta360 Flowをぜひお試しください!
スマートフォンジンバル、スタビライザーの選び方はこちらの記事をご覧ください。
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