こんにちはブロガーのスカイフィッシュ() です。 @drone_skyfish
Insta360から登場した最新の高性能360度カメラ「Insta360 X3」
今や360度カメラといえば、Insta360の製品を真っ先に連想するほど、人気のカメラメーカーとなりました。
今回紹介するInsta360 X3は、360度カメラの新定番となるスタンダードかつ高品質な製品です。
Insta360 X3を実際に購入して分かったその魅力や使い方、そして競合商品との違いについて詳しく解説していきます。
結論を言うと、360度カメラを検討している方や、今から360度の写真や動画に挑戦してみたい方には文句無しでおすすめのカメラがInsta360 X3です!
Insta360 とは
Insta360は、2014年に設立された中国のカメラメーカーで、360度カメラやアクションカメラなどの映像機器を製造・販売しています。
Insta360の特徴は使いやすさと高性能を兼ね備えた製品ラインナップ。
プロから初心者まで幅広い層に対応し、独自の技術とソフトウェアにより、ユーザーは手軽に高品質な映像を作成することができます。
ユニークなカメラデザインや専用アプリの使いやすさが支持され、今では世界で人気のカメラメーカーに成長しました。
こちらはInsta360製品のレビュー記事
Insta360 X3の外観
Insta360 X3は、コンパクトなボディに高性能な360度カメラを搭載。
上部の両面にレンズ、片面に大型のタッチ式のディスプレイを配置。
ディスプレイ下には物理ボタンが2つあり、シャッターボタンとカスタムボタンになっています。
大型のディスプレイを搭載したことで、撮影前のチェックから、撮影後のプレビューまで非常にスムーズです。
タッチ感度も非常に良好で、うまく反応しないなどのストレスは全く感じません。
サイズ感は手にしっかりと収まるサイズで、持ち運びにも便利。
重量は180gで、GoProよりは重いので、気持ちずっしり感はあります。
Insta360 Xシリーズの3世代目の製品となっており、スタイリッシュなデザインはそのままに、タッチディスプレイが大きくなり、より使いやすく進化しています。
スペック一覧
項目 | スペック |
---|---|
画素数 | 1/2インチセンサー |
絞り | F1.9 |
焦点距離(35mm換算) | 6.7mm |
ジャイロセンサー | 6軸ジャイロ |
動画解像度 | 5.7K(5760×2880)30fps 4K(3840×1920)60fps |
写真解像度 | 7200万画素 (11968×5984) 1800万画素 (5952×2976) |
ビットレート | 120Mbps(動画) |
撮影モード | HDR、タイムラプス、タイムシフト、バレットタイムなど |
防水性能 | IPX8(水深10mまで撮影可能) |
連続撮影時間 | 最大81分間 |
バッテリー容量 | 1800mAh |
充電時間 | 90分(5V/3A) |
動作温度 | -20℃ 〜 40℃ |
本体サイズ | 46.0 x 114.0 x 33.1mm |
重量 | 180g |
前機種のX2からカメラセンサーが刷新されより美しい360度の映像を記録できる様になりました。
また、防水性能も備えており、そのままでも水深10mの水中撮影にも対応。
さらに別売りの防水ケースを使用することで水深50mまで使用可能になります。
製品の特徴
- 高画質な360度撮影
- FlowState安定化技術による手ブレ軽減
- 1/2インチセンサーで、今まで以上に細部まで鮮明に記録
- 操作しやすい大型タッチスクリーン
- 編集・共有が簡単な専用アプリ
360度カメラは、とりあえず360度で撮っておくと後で好きな画角で切り出せるので、意外と失敗が少ないのも特徴。
X3になり、高画質な映像を撮影できる上、大画面で操作もしやすくなっているので、今までの360度を持っている人にもおすすめです。(実際に自分はInsta360 OneXから乗り換え)
効果的な撮影シーン
360度カメラはアクションカメラで撮影する様なシーンや、自転車やバイクのなどの車載映像にもおすすめです。
- 旅行のVLOG撮影
- スキー、スノーボード、スケボーなどの撮影
- バイク、サイクリングなどの撮影
- VRコンテンツ制作
- SNSでのライブ配信
- ドローン撮影
特に自分はドローンでの撮影が多いので、ドローンに取り付ければ空撮の360度映像というユニークな撮影が可能です。
Insta360 X3の重量であれば、3.5インチのFPVドローンに搭載可能です。
またInsta360の機能で見えない自撮り棒機能があります。
自撮り棒をソフトウェア側で打ち消して、動画で自撮り棒を見えなくする機能ですが、非常に優秀で、まるで第三者が撮影している様な映像になります。
こちらは以前、Insta360 OneXなどを撮影したMATE BIKEの動画
Insta360 X3で撮影した写真と動画
こちらは実際にInsta360 X3で撮影した静止画。
こんな感じで360度の情報をそのまま記録してくれます。
まぼろし博覧会の河津桜
ハワイの朝
Insta360のアプリ内や360度画像に対応したアプリ(LINEなど)であれば、上の様に好きな角度で見ることができます。
また好きな画角があれば、そこをJPEGで書き出すことも可能
後で色々調整ができるのが360度撮影の魅力です。
360度で撮影した動画はドローンで撮影したものを紹介。
こちらはドローンに搭載したInsta360 X3の映像。画角をぐるぐると変更できるはずです。(スマホの場合にはYouTubeアプリ内で対応)
こちらは撮影後に画角を調整して編集した動画
アプリには自動編集機能もあり、自動で動画を解析して良さげな動画を作ってくれるのでかなり便利です。
実際に使った感想
Insta360 X3を実際に使ってみると、美しい映像が簡単に撮影できることに改めて驚きました。
初代Insta360 OneXを使用してきた身としては、映像が高画質になった上、大画面のディスプレイの操作が非常にスムース。タッチディスプレイでストレスなくモード切り替えや設定が可能になりました。
専用アプリも連携や編集がしやすく、めちゃくちゃ使いやすいです。
メリット
- 高画質な360度撮影が可能
- コンパクトで持ち運びに便利
- 防水性能でそのまま水の中に行ける
- 操作しやすい大画面
- 専用アプリで編集・共有が簡単
デメリット
- 若干重い(GoProより重い)
- アクションカメラと比べると少し高めの値段設定
価格
Insta360 X3の価格は、公式サイトで6,8000円
他のアクションカメラ、DJI OSMO Action3やGoPro HERO11(公式で購入した場合)と比べると少し高く感じてしまいますが、高性能な最新の360度カメラとしては、妥当な価格帯かと思います。
Insta360 ONE RS 1インチ360度版との違い
Insta360の製品で360度カメラにはX3の上位機種 Insta360 ONE RS 1インチ360度版があります。
Insta360 ONE RS 1インチ360度版は、カメラセンサーに1インチセンサーを搭載したモデルで、さらに高画質な撮影が可能。
しかし、価格が高く(X3の倍近く)、重量も重いため、どちらを選ぶかは用途や予算次第です。
一般的な使い方であれば、性能も十分で価格も手頃なInsta360 X3がおすすめです。
こちらは比較記事
Insta360 X3に関するよくある質問
- Insta360 X3は防水ですか?
-
はい、Insta360 X3は最大10mの防水性能があります。防水ケースをしようすると水深最大50mの使用も可能です。
- Insta360 X3の連続撮影時間はどのくらいですか?
-
最大81分間分の連続撮影が可能です。
- Insta360 ONE X2と比べてX3は何が新しくなったのでしょうか?
-
画質: X2 の 1/2.3 インチ 1200万画素 センサーと比較し、新しい 1/2 インチ 4800万画素センサーに。
アクティブHDR動画、7200万画素写真、4Kシングルレンズ モード、8Kタイムラプス & 60fps ミーモードで 5.7K360度。
操作性進化: 新しいタッチスクリーン、バッテリー、ボタン、振動フィードバックを搭載。
おすすめポイントまとめ
- 高画質な360度撮影を簡単に楽しめる
- コンパクトで使いやすさが考えられたデザイン
- 防水性能があるため、アウトドアや水中撮影にも対応
- 豊富な撮影機能で、様々なシーンで活躍できる
- 専用アプリを使って編集や共有が簡単に行える
以上、360度カメラの新定番となったInsta360 X3の紹介でした。
高性能で多機能な上、通常のアクションカメラの様な使い方もできるので、価格帯も妥当な金額かと思います。
上位機種のInsta360 ONE RS 1インチ360度版と比べると、使い勝手も良く価格も妥当なので、これから360度カメラの導入を検討している方にはぴったりです。
360度カメラは後で好きなタイミング、画角で編集することができるのが最大の魅力。使いやすくなったタッチディスプレイのおかげで、撮影も以前の機種と比べると格段に快適になりました。
360度カメラを検討している方はぜひ新しい撮影体験を楽しんでみてください!
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