フランスのドローンメーカーParrotから新型ドローンが発表となりました!
その名も「ANAFI」
DJIのMavic Airのライバル機種の登場です!!
- Parrot(パロット)から最新ドローンANAFI(アナフィ)が発表!Mavic Airのライバル登場か!?
Parrot(パロット)から最新ドローンANAFI(アナフィ)が発表!Mavic Airのライバル登場か!?
Parrot から登場した新型ドローンANAFI
その内容をご紹介
フランスのドローンメーカーParrot”>フランスのドローンメーカーParrot
フランスのドローンメーカーParrot
本格的な空撮ドローンから、楽しいトイドローンまで開発するドローンの会社
僕も実際にParrotのドローンを1台持っています。
こちらの記事ではParrotの代表機種であるBebop 2 Powerについて書きました。
しかし、最近のドローン業界ではDJIの勢いがスゴくて(というかスゴ過ぎて)、いくらおしゃれなフランスのメーカーともいえどおいてきぼりの様な状況でした。
こちらは2018年特に勢いのあるドローンをまとめました
Parrotの新作ANAFIがスゴイ”> Parrotの新作ANAFIがスゴイ!
そこにきてこの最新ドローンANAFIの発表!
とりあえずこの動画を見てみて下さい!
Parrot ANAFI – La caméra volante 4K HDR – Vidéo officielle
かっけー!!
この動画を見る限り、DJIのドローンには無い魅力的な機能があります。
Parrot-ANAFIの特徴”>Parrot ANAFIの特徴
ハイスペックなカメラ
ANAFIのカメラには、広角非球面レンズが搭載
最大100Mbpsのビットレートの4K映像と21MPの写真撮影が可能
真上まで稼働する180°チルトジンバル
これが一番気になる機能!今までのドローンでは出来なかった真上の撮影ができる!
これにより低空からの上昇する撮影なども、より迫力ある映像を撮ることが可能。
レジャーの撮影に真価を発揮すると思います。
クライミングなんかにも良いかも・・・ね?ディーアイ (id:di82) さん チラッチラッ
最大2.8倍のロスレスズーム機能
スマホカメラなどにあるズーム機能
この場合、ズームはほとんどの場合がデジタルズーム。デジタルズームというと、画質を劣化させて強制的にズームする(した様に見せる)ものなので個人的にはデジタルズームは使いません。
ANAFIにはロスレス(劣化しない)のデジタルズームが搭載!
最大2.8倍のロスレスズームが使えます。(FHD使用時)
なんでそれが出来るとか技術的なことは不明ですが、これにより表現の幅が広がります。
独特なコンパクトで軽量な設計
今までも独特なデザインのドローンを発表してきたParrot
今回のANAFIでは細長い形状になっています。
画像を見るとなんか笛型の楽器の様笑
Mavic Air同様、持ち運びの荷物にならないのはかなりの強み
これだけの機能なのに安い!
海外で発表された価格は699ドル(日本価格は未定)
この値段、Mavic Airの発表時の価格(799ドル)と比べても安いことが分かります。
(セット内容なども違うので一概に言うことは出来ないかもしれませんが)
これを安いというと感覚がおかしいと思われるかもしれませんが、このスペックでは間違いなく安い!
セット内容はこの様な感じ
- ANAFI本体
- スカイコントローラー(送信機)
- キャリーケース
- 16 GB Micro-SDカード
- USB-A〜USB-Cケーブル
- プロペラブレード
- 取り付け工具
Parrot-ANAFIのスペック”>Parrot ANAFIのスペック
主なスペックはコチラ
ドローンスペック
折りたたみサイズ:244x67x65mm
広げたサイズ:175x240x65mm
重量:320g
最大伝送距離:コントローラで4km
最大飛行時間:25分
最高水平速度:15.3m / s(55km / h)
最大垂直速度:4m / s
最大風抵抗:50km / h
バッテリー
バッテリー容量:2700mAh
バッテリー寿命:25分
充電ポート:USB-C
カメラスペック
センサー:1 / 2.4インチCMOS
絞り:f / 2.4
焦点距離(35mmフォーマット相当):23-69mm(写真)、26-78mm(ビデオ)
被写界深度:1.5m – ∞
シャッター速度:電子シャッター1〜1/10000秒
ISO範囲:100-3200
動画スペック
4K Cinema 4096×2160 24fps
4K UHD 3840×2160 24/25 / 30fps
FHD 1920×1080 24/25/30/48/50 / 60fps
最大ビデオビットレート:100 Mbps
ビデオフォーマット:MP4(H264)
デジタルズーム機能
デジタルズーム
Lossless::最大2.8倍(FHD)および1.4倍(4K)
Standard:最大3倍(4Kシネマ、4K UHD、FHD)
写真の解像度
ワイド:21MP(5344×4016)/ 4:3/84°HFOV
直角:16MP(4608×3456)/ 4:3 / 75.5°HFOV
写真形式:JPEG、Adobe DNG(RAW)
HDR:4K UHDビデオ
スタビライザー機能
スタビライザー:3軸ハイブリッド
メカニカル:2軸ロール/チルト角
デジタル(EIS):3軸ロール/パン/チルト角
制御可能な傾斜範囲: – 90°〜+ 90°(合計180°)
コントローラー
折りたたみサイズ:94x152x72mm
サイズ展開:153x152x116mm
重量:386g
伝送システム:Wi-Fi 802.11a / b / g / n
動作周波数:2.4〜5.8GHz
最大伝送距離:4km
ライブストリーミング解像度:HD 720p
バッテリー容量:2500mAh 3.6V
バッテリー寿命:2h30(Android)/ 5h30(iOS)
サポートされるモバイルデバイス:最大6インチの画面サイズ
USBポート:USB-C(充電)、USB-A(接続)
気になるDJI-Mavic-Airとの比較”>気になるDJI Mavic Airとの比較
どう考えてもMavic Airのライバル機種になるであろうANAFI
スペックとそれぞれの特徴
DJI Mavic Air とParrot ANAFIのデザイン比較
※サイズの比較では無いので注意
DJI Mavic Air とParrot ANAFIのスペック比較
Mavic Air | ANAFI | |
本体重量 | 430g | 320g |
折りたたみサイズ | 長さ168×幅83×高さ49 mm | 長さ244x幅67x高さ65mm |
広げたサイズ | 長さ168×幅184×高さ64 mm | 長さ175x幅240x高さ65mm |
最大飛行時間 | 21分 | 25分 |
最大飛行距離 | 10km | 不明 |
内部ストレージ | 8GB | なし |
ジンバル | 3軸 | 3軸ハイブリッド |
カメラセンサー | 1/2.3CMOSセンサー | 1/2.4CMOSセンサー |
有効画素数 | 1,200万画素 | 約2,100万画素 |
レンズ焦点距離 | 24mm | 23-69mm(写真)、26-78mm(ビデオ) |
レンズ絞り | f/2.8 | f/2.4 |
ISOレンジ | 100〜3200 | 100〜3200 |
シャッター速度 | 電子シャッター8〜1/8000秒 | 電子シャッター1〜1/10000秒 |
静止画サイズ | 4056×3040 | 5344×4016 |
動画解像度(最大) | 4K Ultra HD:3840×2160 30p | DCI4K: 4096×2160 24p |
FHD:1920×1080 120p | FHD: 1920×1080 60p | |
最大ビデオビットレート | 100 Mbps | 100 Mbps |
写真フォーマット | JPEG / DNG(RAW | JPEG / DNG(RAW |
動画フォーマット | MP4/MOV | MP4 |
赤字で気になる点をチェックしました。
ANAFIはあんなにコンパクトだったMavic Airよりもさらに軽い!
折りたたみサイズを見れば、ANAFIの縦長感が分かります。
バッテリーはANAFIの方が持ちは良いです。
又、静止画サイズを比べると、ANAFIの方が写真に優れている気がします。
ジンバルの90度直角の可動により、縦長の写真も撮影出来ます。
動画に関してはANAFIの方がシネマ4Kのサイズで撮影出来ますが、Mavic AirではFHD時に120pのスローモーション動画が撮影出来ます。
スローモーションが必須の人はMavic Airかな。
Mavic Airで出来なくて、ANAFIでできること
比較してみて、Mavic Airで出来ないけど、ANAFIで出来ることがありました。
3秒で展開
出会って3秒で合体・・・ではありません!3秒で展開します!
真上のアングル
先ほども書きましたが、まじでこれすごい良い!自由度が格段に上がります。
手からのリリース
DJIのSparkでは出来る機能。ANAFIでも出来る様です。
手からの離着陸はかなり便利なのでありがたい。
ドリーズームエフェクト
ドリーズームとは映画などで使われる撮影技法のこと。
例えば、メインの被写体からカメラを遠ざけながら、ズームをすることにより、被写体の大きさはそのままなのに背景の大きさが極端に変化する。といった視覚効果があります。これにより独特な心理描写を表現できるそう。
これは映画ジョーズの一コマ
ヒッチコックの映画「めまい」で有名になったテクニックらしい。
ANAFIはロスレスのズームを利用し、ドリーズームがオートでできる様です!
以上、Mavic AirとANAFIの比較でした。
どっちの方が良い訳でなく、どっちも良い!
個人的にはDJIが好きですが、ANAFIのこの目玉機能はかなり惹かれます。
最後に”>最後に
かなり攻めた製品を出してきたParrot
個人的には180度稼働するカメラジンバルが本当に気になる・・・
現時点ではANAFIの日本での発売日は決まっていない様なので7/16!
発売中!!
正座(予約)して待ちましょう!
ANAFIが手元に到着しました!!
ANAFI初フライト!!
ANAFIと一緒に必要な物!
コメント
コメント一覧 (2件)
トイドローンでは色々遊んだので、そろそろ映像制作&写真用に空撮機導入を考えているます。
1代目はMavic Airかと検討していたところ思わぬ伏兵がでてきましたね。絞りのコントロールが可能なら、かなりアドバンテージが有るのですが。
Hiro (id:hiro-ride)さんコメントありがとうございます!ほんと予想外の良い感じの機体が出て来ました。絞りはMavicもコントロール出来ないので、そこはPhantom4 Proになりますねー。