先日レンタルしたポータブルドローンMavic Air
ずっと気になっていたので、ようやくちゃんと使えて良かった。
ドローンを使ってみたい方はドローンレンタルでお試ししてみるのアリです!
ドローンレンタルサイトまとめはこちらの記事
人気のドローンMavic Air(マビックエアー)を実際に使ってみた使用レビュー
今回の記事ではあえてマイナスなポイントも含めて紹介。
かなり細かいポイントも書いています。
今まで他のドローンを使ってきたドローンブロガーが、実際にMavic Airを使ってみて気になったこと、気づいたこと。
ドローン本体編”>ドローン本体編
コンパクトなサイズ感が特徴のMavic Air
マジで小さくてスマート。
折りたたんだ状態は厚みはあれどもiPhone8 Plusなどの大画面スマホサイズ。
これで空飛んで4K撮れるなんて未来感ヤバイ・・・
Mavic Airはこのコンパクトさこそが最大のメリットです。
ドローン本体について、敢えて気になる点、というかマイナスポイントを紹介。
バッテリーの出し入れ
Mavic Airのバッテリーは底面に取り付けます。
で、問題があるんですが、このバッテリーの取り外しは、たたんだ状態では出来ません。
外すのにロックを解除しなくてはいけないのですが、アームと干渉してしまうから。
一度広げないとバッテリーの取り外しが出来ないのです。
正直めんどくさい・・・
アンテナの収納
前アームの下には折りたたみ式のアンテナがあります。
飛ばす際にはここを立てます。
自分の場合、地味にこのアンテナの立て忘れ、収納時にはしまい忘れが多いです。
単純な点ですが、忘れてそのまま収納出来ないなんてことがよく起こります。
アームの順番
一応アームの展開には順番があります。
アームを広げる時は後ろアーム→前アームの順番
アームを収納する時は前アーム→後ろアームの順番
別に逆だからと言って出来ないわけではないですが、ちょっとした問題があります。
これは通常の折りたたんだ状態
逆の順番で折りたたむと・・・
なぜか絶対にこうなる!
プロペラの位置の収まりが悪いんです。
簡単に直せるんですが地味に面倒。
Mavic Airの展開の流れを簡単なGIFにしてみました。
左右はどっちでもいいですが、前後ろはこの順が正解。
プロポ(送信機)のスティック
取外しができるスティックが便利なプロポ(送信機)
このスティック、しっかりと収納しておかないと失くしそう・・・
実際今回使った時にも、プロポを展開してスティックを取り出そうとしたところ、ぽろっと落ちてしまいました。
気付いたから良かったものの、使ってる内に紛失しそうです。
操作編”>操作編
綺麗な映像が撮れるMavic Airですが、ある程度上手く操縦しないとせっかくの映像をだめにしてしまいます。
機体の操作
プロポの操縦がカクカクになりやすいです。
カクカクに動く動画は、映像としてのクオリティが一気に下がります。
気を付けてゆっくり、めちゃくちゃゆっくり操作するのがポイント。
Phantom4 Proと比べると流れる様な操作が難しいです。
カメラ角度の調整
ドローンはプロポの操作でカメラ角度の調整が出来ます。
このダイヤルで真下から真横まで向きの変更が出来ます。
例えばドローンの撮影でよくあるのが
カメラ角度を下の向きのまま機体を前進
↓
前進しつつカメラ角度をゆっくり上げていく
なんてシーンをよく見ます。
これにより風景をゆっくりとダイナミックに映すことができます。
Mavic Airはカメラ角度の調整が難しい!
難しいってか、ダイヤルを動かすと、急にガクッと角度が変わります。
ほんとにゆ〜っくり微妙な力加減でダイヤルを押して対応するしかありません。
風には弱い
風に弱いと書きましたが、ある程度の風には耐えられます。
一般的に考えたら間違いなくかなり安定しています!
ただ、これは予想されていましたがPhantom4 Proの様な上位機種と比べるとやはり弱い。(僕は結構強い風の中でもPhantom4 Proを飛ばしたりするので・・・)
地上と比べると上空は風が強いので注意が必要です。
コンパクトなボディになった分、当然ながらその様なデメリットも出てきます。
電波の届く距離が短い
これはネットでも散々言われていますが、
Mavic Airの方がカメラ機能が上なのに、Mavic Proの下位機種でもある理由。
飛行中のドローン本体とプロポをつなぐ電波の方式のWi-Fiがあんまりよくありません。
これは下位機種であるSparkと同じ方式です。
今回自分は借り物なのでそんなに遠くまで飛ばすこともなく問題はありませんでしたが。
目視内で飛ばすのであればそこまで問題はないのですが・・・
もし遠くまで飛ばしたい!とか、目視外飛行をする予定で(国土交通省の許可が必要)、Mavic AirかMavic Proを検討している方は、Mavic Proの方が良いかな。
Mavic Proの送電方式は独自規格でかなり遠くまで届きます。詳しくはこちらの記事で。
国土交通省の飛行許可に関してはこちらの記事をご参考に。
映像編”>映像編
ビデオビットレート100Mbpsの4K映像が撮影できる、ハイスペックなカメラ機能
他にもフルHDのサイズで120fpsのスローモーション動画も撮影できます。
被写体や使いどころによって、面白い動画が撮影できます。
(そのうち編集したらアップしようと思います。)
又、前の記事でも書きましたが、アステロイドモードがすごい!
こんな映像をオートで撮影することができます。
Mavic Air アステロイド 2 pic.twitter.com/kdSXMasE6h
— ドローン スカイフィッシュ (@drone_skyfish) 2018年6月25日
カメラ機能で言うと、絞りが固定のMavic Air
日中は明るすぎるのでNDフィルターが必須だと感じました。
ドローンにNDフィルターが必要な理由はこちらの記事で詳しく書いています。
最後に”>最後に
以上、Mavic Airを触ってみた、使ってみた正直な感想でした。
敢えてシビアな言い方をした点もありますが、トータルで見れば本格的な空撮に挑戦したい方には1番オススメのドローンMavic Air
今回の記事では、ただマイナス点を言いたかった訳では無く、きちんとどういったメリット、デメリットがあるのかを紹介したくて書きました。
現時点で完璧なドローンというのは存在しません。
軽さを取るか、映像の綺麗さを取るか、コスパで選ぶか・・・
何を基準にするかで選ぶドローンは変わります。
ドローンの選び方の記事はこちら
人気ドローンの実機比較!
その中でも一般的な話になると、何よりもコンパクトで軽いのは正義です。
ドローンを買っても持ち出さなければ意味がないので、気軽に持ち運べるMavic Airは普通に使うには一番バランスが取れた機体だと思います。
Mavic Airと一緒に用意するべきものはこちらの記事で。
利用して分かった!レンタルサイトのメリット・デメリットまとめ
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