DJI Mavic Air とSparkのスペック比較まとめ
新作発表でかなりの盛り上がりを見せたDJIのドローンMavic Air
今までのMavic Proの機能そのままに、最新のテクノロジーと大幅にコンパクトな設計で、素晴らしいドローンが誕生しました!
Mavic Airについての記事
DJIドローン製品の位置付け”>DJIドローン製品の位置付け
Mavic Airは、カメラ性能や折りたたみ機能などを見ればMavicシリーズの系統ですが、サイズを見るとDJIのコンパクトドローンSparkに近い印象を受けます。
現在のDJIのカメラ付き空撮ドローンを分かりやすくランク付けするとしたら上から順に
- Inspire2
- Phantom4 Pro
- Mavic Pro
- Spark
他にも細かく分けると色々ありますが、現行機をざっくり並べるとこんな感じです。
ここにMavicAirが登場したことにより
- Inspire2
- Phantom4 Pro
- Mavic Pro < Mavic Air NEW!!
- Spark
こんな位置付けになりました。
Sparkユーザーから見たMavic-Air”>Sparkユーザーから見たMavic Air
正直言います。Spark持ちからすると
オカンから突然、「これが新しいお兄ちゃんよ」
っといきなり言われるくらいの微妙な感じです。
中身がハイスペックというところには
ぐぬぬ・・・しか出て来ません。
多分Sparkユーザーは分かってくれると思います・・・え?分からない?
Mavic-AirとSparkのスペック比較”>Mavic AirとSparkのスペック比較
同じドローンとはいえ MavicシリーズとSparkでは中身が全く異なります。
大まかなスペックを比較してみます。
Mavic Air | Spark | |
本体重量 | 430g | 300g |
折りたたみサイズ | 長さ168×幅83×高さ49 mm | 長さ143×幅143×高さ55 mm |
広げたサイズ | 長さ168×幅184×高さ64 mm | 長さ143×幅143×高さ55 mm |
対角寸法 | 213 mm | 170mm |
最大速度 | 68.4 km/h (Sモード) | 50 km/h (Sモード) |
最大飛行時間 | 21分 | 16分 |
内部ストレージ | 8GB | なし |
ジンバル | 3軸 | 2軸 |
カメラセンサー | 1/2.3CMOSセンサー | 1/2.3CMOSセンサー |
有効画素数 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
レンズ焦点距離 | 24mm | 25mm |
レンズ絞り | f/2.8 | f/2.6 |
ISOレンジ | 100〜3200 | 100〜3200 |
シャッター速度 | 電子シャッター8〜1/8000秒 | 電子シャッター2〜1/8000秒 |
静止画サイズ | 4056×3040 | 3968×2976 |
動画解像度(最大) | 4K Ultra HD:3840×2160 30p | FHD: 1920×1080 30p |
FHD:1920×1080 120p | ||
最大ビデオビットレート | 100 Mbps | 24 Mbps |
写真フォーマット | JPEG / DNG(RAW | JPEG |
動画フォーマット | MP4/MOV | MP4 |
特に気になる部分を赤色にしました。
Mavic Airは折りたたみできるので移動時はSparkよりもコンパクトになります。
ブレを補正するジンバルが3軸と2軸だったり、ビットレートが段違いだったり、Mavic AirとSparkを比べてしまうとこんな感じで完全にMavic Air の勝利
カメラのセンサーや、画素数は同じですが、他は全くの別物です。
静止画に関して、撮って出し派の人には関係無いのですが、個人的には写真はレタッチ派なので、Mavic AirでRAWが撮れるのが本当に羨ましい。
言い換えれば自分のSparkへの不満点がJPEGでしか撮れないところです。
デザイン比較”>デザイン比較
デザインを比較してみます。
※大きさの比較ではないので注意!
Mavic-AirとSpark買うべきはどっち”>Mavic AirとSpark買うべきはどっち?
スペックを見るとどう考えてもMavic Airです。
でも決めるのは自分がドローンで何をしたいのかよく考えた方が良いかもしれません。
価格
まず値段、Mavic AirとSparkでは倍近く、かなり価格が違います。
実質の販売価格はSpark単品で6万前後、Mavic Airは10万前後
フライモアコンボになるとSparkで8万前後、Mavic Airは13万前後
この価格差と機能の差が納得できるかポイントです。
Mavic Airフライモアコンボ
Sparkフライモアコンボ
4Kカメラ
Mavic Airが分かりやすくSparkに勝っている部分。4Kでの動画撮影
4Kで撮影出来るのは素晴らしいですが、記録されるデータがかなり大きくなります。4Kで撮影してしまうと編集、管理がとても大変です。
又、一般的な感覚で言えばSparkで撮れるフルHDも十分に綺麗です。
この辺りのことは以前ブログで書いています。
この様なことを踏まえ、自分はどんな使い方をするのかで選ぶといいと思います。
そこでMavic AirとSparkをおすすめする人を挙げてみます。
念の為、注意する点も書きました。
Mavic Airを買うべき人
- 初めてドローンを買う人
- 画質にそこそここだわりたい人
- 本気で空撮始めたい人
- カメラが好きな人
- 写真、動画が好きな人
- 最新のドローンを体験したい人
Mavic Airで注意する点
- 4Kの管理、編集は大変
- PCスペックもそれなりの物が必要
- 上位機種より風に弱いかも
Sparkを買うべき人
- とにかく安く本格ドローンを使いたい人
- そこそこの空撮がしたい人
- 写真や動画はSNSアップがメイン
- 自撮りドローンが欲しい人
- とにかく荷物を軽くしたい人
Sparkで注意する点
- 単品で買うなら送信機を別売りで買うこと(フライモアコンボが無難)
- 飛行時間が短いので予備バッテリー必須
- 上位機種に比べ風には弱い
最後に”>最後に
DJI、その他のメーカーも含めそれぞれ目的に合わせたドローンを選ぶといいと思います。
でもやっぱり現時点でトータルで見てもし1台を選ぶなら・・・万人にオススメ出来るのはMavic Air!
Mavic Airは絶対に間違いないです!!
追記しました!Mavic AirとPhantom4 Proの比較
Phantom4 Pro、Mavic Air、Sparkの実機比較!
Mavic Airを使ってみた!
コメント