こんにちは、ブロガーの スカイフィッシュです🐟💨
FUJIFILM X100Vのブラックを発売日に購入し、しばらく使ってみたので、撮影した写真とその使用感について紹介。
X100FからX100Vに機種変して実際に使い、良かった点、悪かった点を含めてレビューします。
【本音レビュー】FUJIFILM X100Vを使ってみて【作例】
X100Vの写真作例
最初にX100Vで撮影した写真を紹介。JPEG撮って出しの写真です。
新しく搭載されたフィルムシミュレーションのクラシックネガ多め。
普段の近所の風景から、出張で行った関西で撮影したストリートスナップ中心です。
ストリートスナップ”>ストリートスナップ
悪い意味で話題になったX100Vの公式PVも記憶に新しいですが・・・
メーカーとしてストリートスナップを通して写真を撮る楽しみを押したかったのは明白。
(結果、ミスっていますが)
ということで近場のストリートで撮影してみました。
今日の原宿#X100V pic.twitter.com/eRIx6CK9u2
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月28日
お世辞にもきれいとは言えないベランダも、X100Vがあればそれっぽいし
なんてことない街の一角もなぜか絵になる(気がする)
京都”>京都
出張で関西に行ったので、一緒に持っていったX100V
コンデジなので荷物にもならない上、APS-Cのセンサー搭載で、一眼と同等の撮影ができるのが魅力
まだ日が上がる前の早朝に伏見稲荷に。
今朝の伏見稲荷⛩#X100V pic.twitter.com/TuRHmijw2g
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月24日
X100Vは手振れ補正がない機種ですが、暗闇の中でもしっかりと構えて撮れば手ブレはしません。
そのままタクシーで清水寺に移動
大阪”>大阪
京都に続き、大阪に移動。空いた時間の梅田撮影
大阪市西成区
独特な雰囲気の残る街をクラシックネガとアクロスで。
今日の西成#X100V #クラシックネガ pic.twitter.com/inpQRyN43D
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月25日
テーブルフォト”>テーブルフォト
テーブルフォトにも。
レンズがアップデートされ、絞り開放にキレが増しより使いやすくなったので、暗い店内での撮影もISO感度を上げず撮影できます。
余裕の朝に見せかけ、これから大阪へ移動🚃#X100V #クラシックネガ pic.twitter.com/KZS7UD0gET
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月23日
良かった点
X100Vを買って良かった点
X100シリーズとしての安定感”>X100シリーズとしての安定感
X100シリーズ特徴のクラシカルなカメラデザイン
撮れる写真はもちろん、おしゃれなデザインも気に入っているポイント。
このクラシカルなカメラに最新のAPS-Cセンサーが搭載されているギャップも良い。
X100シリーズはメインカメラに使えるポテンシャルを持っていますが、自分の様にサブカメラとして使っている人も多いのでは?
他メーカーを使っていても、レンズ交換不要なので気軽に(?)取り入れることができるカメラだと思います。
レンズの描写”>レンズの描写
リニューアルしたレンズ
X100Fの開放の柔らかい描写から、キリッとした解像感ある描写に変わりました。
開放で使えば、浮き出るピント面とボケを楽しめます。
逆にふんわりした描写が好きという人はX100Fの方が合っているかも。
チルトスクリーン”>チルトスクリーン
固定式だったディスプレイが可動式となり、チルトスクリーンになりました。
ハイアングル、ローアングル、動画撮影に使いやすくなります。
X100Fでは写真を撮ることに特化し、固定式のディスプレイだからいい、と思っていましたが、チルトが付いたらやっぱり便利だw
ダイヤルの仕様変更”>ダイヤルの仕様変更
シャッタースピード/ISO感度のダイヤル仕様が変更になり使いやすくなりました。
今までは上に持ち上げながらISOダイヤルを調整していましたが、X100Vは持ち上げるとカチッと止まる仕様。
フィルムシミュレーション”>フィルムシミュレーション
新しく追加されたフィルムシミュレーション
- クラシックネガ
- エテルナ
フィルムカメラで撮った様な雰囲気のある写真が手軽に撮れるクラシックネガ
動画撮影に最適で、落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンで日常を残すことができるエテルナ
どちらも撮影が楽しくなる、使いたくなるフィルムシミュレーション
パワーアップした動画撮影”>パワーアップした動画撮影
ついにX100シリーズでも4K撮影が可能になりました。
最大で4K 30fps
ハイスピード撮影にも対応し、120fpsのスロー映像が撮影できます。
最近のカメラではこの辺りの機能はスタンダードになりつつあるので、X100Vでも対応してくれて嬉しいところ。
フィルムシミュレーションのエテルナとの組み合わせで、高画質で美しい映像を簡単に撮影できる様になりました。
ウェブカメラ用途に”>ウェブカメラ用途に
誤算というか意外だったのはX100Vがウェブカメラに適しているということ。
コロナの影響により、リモートワークやオンライン飲み会などが定番になってきていますが、キャプチャーボードという機器を使うことでデジカメをウェブカメラに応用できます。
実際に使用してみるとX100Vが
- 映像の色のキレイさ
- 開放のボケ具合
- レンズの焦点距離が丁度良い
- 卓上で邪魔にならないサイズ
という点でぴったりなことに気づいた。
気になった方はぜひ挑戦してみてください!
手持ちのカメラがWEBカメラになる!キャプチャーボードの使い方
イマイチな点
使ってみてわかった、個人的にイマイチな点を紹介します。
チルトの仕様が使いづらい”>チルトの仕様が使いづらい
非常に薄いチルトモニターで、搭載には賛成なんですが・・・
可動させるつまみが、下の部分のみのため
ハイアングルで使いがちな斜め下向きの位置にするためには
一度この様に下から持ち上げる必要があります。(直接上から斜めにできない)
説明しずらいんですが、このためハイアングルでモニターを使うにはワンテンポ動作が増えてスムーズに使いづらい。
GIF動画にしてみたけど伝わるのか・・・この手順が必要
SONY α7R IIIと比較してみると分かりやすいかも。
物理ボタンをなくしたのが微妙”>物理ボタンをなくしたのが微妙
X100Fまで搭載されていた右側にあった物理ボタン(十字ボタン)が省略され、見た目はシンプルで良いのですが・・・
実際に使うには使いづらくなっています。
代わりにタッチスクリーンになっていますが、正直物理ボタンと比べると使い勝手はイマイチ。
X100Fでショートカットキーを物理ボタンに割り当てていたので、個人的には若干使いづらくなった・・・
X100Fからの操作感は慣れが必要”>X100Fからの操作感は慣れが必要
物理ボタン省略の流れで、ジョイスティック下のボタン位置が変更になりました。
これがなんとも微妙・・・
プレビューボタンの位置が
X100Vではジョイスティックの2個下
X100Fではジョイスティックの真下
X100Fの感覚のままだと
X100Vで撮影した写真を確認しようとするとメニュー画面が開くという・・・
X100Fを使い慣れていると、本当に使いづらいボタン位置の変更
これは慣れるしかないのか・・・
動画撮影用のRECボタンがない”>動画撮影用のRECボタンがない
X100Vは今までのX100シリーズ同様。動画用のRECボタン(記録)がありません。
(赤い矢印の)DRIVEボタンを押し、静止画撮影から動画撮影に切り替える必要があります。
これがまぁまぁ面倒臭い。
X100シリーズでガチで動画撮影をするとは思えないし、 開発側もそう思っていないんでしょうけど、4Kやハイスピード撮影に対応したのであれば、動画撮影しやすいようにもうちょっと配慮して欲しかった。
せめてファンクションボタンの割り振りで、ショートカットできる様にするとか。(これもできない仕様)
シャッター音は良くない”>シャッター音は良くない
X100Fからダサい音だなーと思っていたけど、X100Vでも相変わらず。
「カッ」みたいなシャッター音で使う気になれない・・・
これどうにかならないのかな?
ということでシャター音は設定でOFFに。
X100Vの使用レビューまとめ
X100Vの良かった点、イマイチな点の紹介でした。
まとめると
X100Fから確実に中身はアップデートされています。
レンズの描写は良くなり、動画も4Kやスローモーションに対応、チルトスクリーンも便利
新たに追加されたフィルムシミュレーションのお陰で、気軽に雰囲気のある写真が楽しめます。
イマイチな点で挙げたように、残念なポイントもありますが、
写真を撮るということに重きを置いた唯一無二のX100シリーズ、と思えば許せるかな。
購入してしばらく使ってみましたが、旅先での使用はもちろん、近所の何気ない景色もX100Vなら特別な1枚に変わります。
毎日のちょっとしたことが絵になるカメラX100V
今の時期外出すること自体難しいですが、このカメラをこれからも毎日使っていこうと思います。
外出自粛の今、これまでの日々がいかに貴重だったかと気づく。
身近な物も特別に写るカメラ、X100Vで毎日を残そう(無理矢理)https://t.co/W36InL35Bs pic.twitter.com/G3Izvz2nyh
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月31日
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