FUJIFILMから人気の高級コンデジ最新作
X100V が発売されました。
APS-Cセンサーやレトロなデザインで人気のX100シリーズ
- X100
- X100S
- X100T
- X100F
- X100V ←NEW
僕は一世代前となる X100F を使っており、自分的にかなりお気に入りのカメラとなっています。
今回新しく買い換えた理由と、結果的にどうだったのか、X100Fユーザーの視点から紹介します。
X100Vで撮ったX100Fと
X100Fで撮ったX100V pic.twitter.com/c8AThgSKBt— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年3月15日
【FUJIFILM】X100FユーザーがX100Vに買い換えた理由
CANON、SONYのレンズ交換式カメラを持っていましたが、FUJIFILMの色を体験したくて2018年に購入した X100F
コンデジなので気軽に使えるかな?という思惑以上に、美しい写真とかっこいいカメラデザインにハマり、常に持ち歩く様になっています。
そんなカメラの最新型が出るとなったら気にならないはずもなく、X100F同様、X100Vもブラックカラーを購入。
コンデジと言えど決して安くは無い高級なカメラ。
そんなX100Vを購入に踏み切った理由とは。
FUJIFILM X100VとX100F
正面から見る限り、ぱっと見は大差ありませんが、X100FからX100Vになり様々な点がアップデートされました。
スペック一覧はこちら
|
X100V |
X100F |
センサー |
||
画素数 |
2610万画素(有効画素) |
2430万画素(有効画素) |
撮像素子 |
23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS 4 (裏面照射型) |
23.5mm×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS III |
レンズ |
||
焦点距離 |
23mm(35mm判換算:35mm相当)・ |
23mm(35mm判換算:35mm相当)・ |
F値 |
F2 |
F2 |
レンズ構成 |
6群8枚(非球面2枚) |
6群8枚(非球面1枚) |
基本仕様 |
||
撮影枚数 |
350枚 |
280 枚 |
最短撮影距離 |
10cm(標準) |
10cm(標準) |
液晶モニター |
3インチ 162万ドット |
3インチ 104万ドット |
タッチパネル |
○ |
× |
シャッタースピード |
4~1/32000 秒 |
~1/32000 秒 |
撮影感度 |
通常:ISO160~12800 拡張:ISO80、100、125、25600、51200 |
通常:ISO200~12800 拡張:ISO100、25600、51200 |
起動時間 |
0.5秒 |
0.5秒 |
連写撮影 |
11コマ/秒 |
8コマ/秒 |
動画 |
||
4K対応 |
○ |
× |
最大フレームレート |
120 fps |
59.94 fps |
動画撮影サイズ |
4096×2160(C4K) |
1920×1080(フルHD) |
最長撮影時間 |
約50分 |
約60分 |
サイズ |
||
幅x高さx奥行き |
128×74.8×53.3 mm |
126.5×74.8×52.4 mm |
重量 |
本体:428g 総重量:478g |
本体:419g 総重量:469g |
実際の手元にある製品
左が新製品のX100V、右が元々持っているX100F
最新の撮像センサーと映像エンジン”>最新の撮像センサーと映像エンジン
裏面照射型構造を採用したセンサー X-Trans CMOS 4 と
高速処理映像エンジン X-Processor 4 を搭載し、FUJIFILMの上位機種と同等のスペックを内蔵
レンズが付いてるのでコスパが良い(?)という考え方も・・・
新設計レンズ”>新設計レンズ
今までのX100Fのレンズの場合、開放では独特のフワフワした甘さがありました。(それがカメラのクセでもあり味でもあった)
X100Vでは、これまで搭載されていたレンズをリニューアルし、新設計の23mmF2レンズを搭載。開放からシャープで高い解像力で写真を写すことが可能になりました。
下の写真は左がX100V、右がX100F
どちらも全く同じ設定で開放で撮影しています。
拡大するとレンズのクセが一目瞭然
左のX100Vは開放からキリッとしたシャープな画になっています。
こちらは同じ設定で、F8まで絞った写真
当然ながらここまで絞れば両者ともくっきりした描写
全く同じ設定でプロビアのJPEG撮って出しですが、若干色が違うのはレンズやセンサーの違いかな?
追加されたフィルムシミュレーション”>追加されたフィルムシミュレーション
長年フィルムを作ってきたFUJIFILMだからできるデジカメ専用画質モード、フィルムシミュレーション
X100Fから2つの フィルムシミュレーション が追加になりました。
クラシックネガ
フィルムカメラの様な独特なコントラストとカラーを再現したクラシックネガ
クラシッククロームにも似たコントラスト強めのモード
個人的にかなり使いそう。
エテルナ
映画用フィルムの色・階調を再現したエテルナ
ムービーでは落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンの動画を撮影することができます。
又 、フィルムシミュレーション とは別ですが、
- 色飽和を抑えて高彩度を表現するカラークロームエフェクト
- 深みと奥行きある青色を表現するカラークロームブルー
などの機能も搭載
フィルム調の風合いを手軽に演出できるグレインエフェクトも引き続き設定可能
粒度・強度の設定とフィルムシミュレーションの組み合わせで、自分好みの写真を撮ることができます。
チルト式モニター”>チルト式モニター
非可動式だったX100Fのモニターが、ついに可動式になりました!
非常に薄いチルト式モニターで、ローアングルやハイアングルの撮影でも使いやすくなった。
個人的にはX100Fの非可動式の、きちんと覗いて撮るというこだわりも好きだったけど、やっぱりチルトがあればそれはそれで便利。
防塵防滴設計”>防塵防滴設計
水しぶきや砂が舞うようなシーンや、予期せぬ荒天下でも安心して撮影を継続出来る防塵防滴仕様に。
(アダプターリングとプロテクトフィルターが必要)
動画は4K-30fps”>動画は4K 30fps
X100シリーズでは初めて、4Kの30fps で動画が撮れるようになりました。
HDでは120fpsのスロー撮影も可能
X100Vで動画を撮ること自体、自分は少なそうですが、せっかくエテルナが搭載されているので試してみたい。
アクセサリーは共有可能”>アクセサリーは共有可能
X100Fから、レンズフードやフィルターが流用でき経済的にも助かります。
X100VとX100Fを見比べてみる”>X100VとX100Fを見比べてみる
外観デザイン、ボタン配置などを見比べ
左がX100V、右がX100F
エッジがシャープになったX100V
X100Vでは背面の物理ボタンも省略されシンプルに
ファインダーのアイキャップも変更になり、覗きやすい。
GIF動画
最後に”> 最後に
見た目の変化以上に、内部の大幅なアップデートが魅力的なX100V
「撮っていて楽しい」FUJIFILMのカメラはそんな気分にしてくれます。
今後もっと使ってみて使用感など紹介していきます。
【関連記事】
コメント