【OLYMPUS】万能レンズ!M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を使うべき理由【使用レビュー】

OLYMPUS 12-100mm

マイクロフォーサーズ

デジタル一眼レフカメラの規格であるフォーサーズシステムの仕様をミラーレス構造に最適化したもので、レンズマウントについて以下の変更が加えられている[1]イメージセンサー自体の大きさはフォーサーズシステムと同じである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/マイクロフォーサーズシステム

コンパクトなサイズや防塵防滴仕様のカメラが多いことで、カメラ好きの間でも定評のあるマイクロフォーサーズシステム

 

そのマイクロフォーサーズの中で特に人気のレンズが

OLYMPUSの12-100mm F4 PRO

正式名称 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

(以下 12-100mm F4)

OLYMPUS 12-100mm

 

僕はシネマカメラのBMPCC4K用に使っているので、動画用途での使用レビュー

OLYMPUS 12-100mm

結論、BMPCC4Kにとって間違いのない神レンズです!

 

 

  

目次

【OLYMPUS】万能レンズ!M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO を使うべき理由【使用レビュー】

OLYMPUS 12-100mm

今回の状況はマイクロフォーサーズセンサーを搭載したシネマカメラ、BMPCC4Kで、動画を撮ることをメインとしてレビューしています。

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MZUIKO-DIGITAL-ED-12-100mm-F40-IS-PRO”>M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OLYMPUS 12-100mm

まずこのレンズの特徴といえば・・・

 

特徴

  • 高画質・高倍率と小型化を実現したプロ仕様
  • 開放F値が変わらない高倍率ズーム(F4通し)
  • 高速・高精度「FAST AF」を実現するMSC機構
  • クリアな描写を実現するレンズコーティング
  • 驚異のレンズ手ブレ補正
  • レンズ先端から1.5cmの近接撮影を実現(マクロ撮影)
  • 安心の防塵・防滴設計

 

スペック 

スペックはこちら

焦点距離 12 – 100mm(35mm判換算24 – 200mm相当)
絞り F4 – F22
レンズ構成 11群17枚
絞り羽枚数 7枚(円形絞り)
防滴処理 防塵防滴機構
フォーカシング方式 ハイスピードイメージャAF(MSC)
画角 84°(Wide) – 12°(Tele)
最短撮影距離 0.15m(Wide) / 0.45m(Tele)
最大撮影倍率 0.3倍(Wide) / 0.21倍(Tele)
手ぶれ補正性能 レンズ手ぶれ補正時 5段
フィルターサイズ Ø72mm
大きさ 最大径×全長 Ø77.5 x 116.5mm
質量 561g

 

外観

マイクロフォーサーズのレンズと比較すれば重めのレンズ

(フルサイズで考えればそんなに重くない)

OLYMPUS12-100

防塵・防滴の設計で、手に触れた質感もしっかりした印象。
 

レンズフードにはロック付き

不用意に外れたりすることが無いので、個人的に嬉しいポイント

OLYMPUS 12-100mm

 

ズームリングの前にある、ピントリング。

ピントリングを前後にスライドすることでMF(マニュアルフォーカス)、AF(オートフォーカス)を切り替えます。

この仕様に慣れてないと、あれ?AF動かない!?なんて凡ミスも

 

OLYMPUS 12-100mm

 

BMPCC4Kに取り付け”>BMPCC4Kに取り付け

実際に手持ちのBMPCC4Kに取り付け

OLYMPUS 12-100mm

マイクロフォーサーズのレンズとしては比較的大きい部類に入るこのレンズ

メカメカしいBMPCC4Kにも似合う

OLYMPUS 12-100mm

OLYMPUS 12-100mm

 

広角側の状態

OLYMPUS 12-100mm

望遠側の状態

OLYMPUS 12-100mm

 

重い、大きいというとデメリットに聞こえますが、がっちりホールドして微ブレを防ぐことを考えれば、ある程度の重量と、握りやすいグリップは重要と個人的に思います。

OLYMPUS 12-100mm 

BMPCC4Kと12-100mm F4の組み合わせは、がっつりグリップして支えるので(個人的に)かなり使いやすいサイズ感

 

BMPCC4Kで使うべき理由”>BMPCC4Kで使うべき理由

OLYMPUS 12-100mm

BMPCC4Kと12-100mm F4は、非常に相性が良いと言われている人気の組み合わせ

どこがそんなに良いのかというと

 

圧倒的な手ブレ補正

OLYMPUS12-100

動画のクオリティを左右する要因の一つが手ブレ

せっかくの綺麗な映像も、手ブレしていては魅力が半減してしまいます。

BMPCC4Kにはボディ側に手ブレ補正の機能がありません。

  

ジンバルでブレを抑えるという選択肢もありますが、荷物も多くなり、気軽に使うことはできません。

(ジンバルとBMPCC4Kとワイ)

BMPCC4K

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12-100mm F4は驚異の手ブレ補正でジンバルを用意することなく、ハイクオリティーに撮影できます。

マジでこの手ブレ補正の効きが半端ない!

 

ちなみに、手ブレ補正を使う場合には、ISボタンのオンをお忘れなく!

OLYMPUS12-100

 

35mm換算で24-200mm、F4の便利ズーム

OLYMPUS 12-100mm

24mmの広角から、200mmの望遠まで、F4通しで使えるのも、このレンズの魅力
 

手ブレ補正の機能と合わせ、このレンズがあるだけで、手持ちで大体なんでも撮れてしまいます。

 

ちなみに同じ場所から、

24mmの広角の写真

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO  

 

200mmの望遠の写真

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

FHDであれば48mm-400mmまで使える

BMPCC4KではFHD撮影やスローモーションの120fpsは2倍クロップになる仕様。

つまり(前向きに考えれば)換算24-200mmのレンズが、48-400mmまで使えてしまうということです。

(4Kでは不可)

 

必要に応じて使い方を変えれば、本当にどんな場所でも撮れてしまう!

 

同じ場所から、

24mmの写真(4K)

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
 

200mmの写真(4K)

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

48mmの写真(FHD)

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

400mmの写真(FHD)

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO  

 

 

抜群の描写力

OLYMPUS 12-100mm 

便利ズームだからといって、描写力に妥協があるわけではなく、しっかりキレのある映像。

 

OLYMPUS12-100

OLYMPUS12-100 

開放からしっかりと写ります。

 

ただし、24mmの広角側では樽型の歪みが確認できるので、編集時に歪み補正をかけた方がいいかな。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

(鳥居の柱に樽型の歪曲収差が見られる)
  

マクロレンズとしても使える

マクロレンズとしても使えるレンズ

OLYMPUS12-100 

OLYMPUS12-100

撮影バリエーションの幅が、

広角標準望遠に加え、マクロも可能!というすごいレンズ

 

家のデスクでの様子

OLYMPUS 12-100mm

横から見ると、こんなにギリギリまで寄ることが可能です!

OLYMPUS 12-100mm

 

中央1点だけどAFも使える 

OLYMPUS 12-100mm

映像業界ではピントはマニュアルフォーカスで合わせるのがスタンダード

(ピントを合わせるフォーカスマンという職業があるくらい)

なので、オートフォーカスは必須ではないですが、あれば目安として使えます。

追従もしないので、ポイントで使うくらいですが、あれば便利な機能です。

 

 

撮影した動画作例”>撮影した動画作例

先日インドに持っていって撮影しました。

実際に12-100mm F4 とBMPCC4Kで撮影した動画です。 


”Agra” Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K & M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 

 

最初のタージマハルの全景以外は全て手持ちで撮影しています。

 

 

こっちもインドの動画 


“Travel to India” インドの一人旅の映像(BMPCC4K、ZHIYUN WEEBILL LAB 、OSMO ACTION)

 

こちらの動画は他の機材も使用していますが、アップの絵や列車の車内から見ているところなどは12-100mm F4 で撮影 

 

撮影した写真作例”>撮影した写真作例

BMPCC4Kで写真を撮るというのは、正直おまけ的な感じではありますが、せっかくなので 12-100mm F4で撮影した写真も。

 

※BMPCC4Kで写真を撮るときは問答無用でRAWで保存される仕様。JPEGに変換されません。RAW現像が必須となります。

 

インドのガンジス川にて。沐浴をする人たち

OLYMPUS 12-100mm

OLYMPUS 12-100mm

OLYMPUS 12-100mm

 

世界の車窓から

OLYMPUS 12-100mm 

 

タージマハルを対岸の庭園(マターブ・バーグ)から撮影

OLYMPUS 12-100mm 

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO  

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BMPCC4Kで使うメリットとデメリットのまとめ”>BMPCC4Kで使うメリットとデメリットのまとめ

OLYMPUS 12-100mm

 

メリット

  • 手ブレ補正が超強力
  • 4Kでは35mm換算で24-200mm
  • FHD、スローモーションでは35mm換算で48-400mm

 

僕がこのレンズを手にして本当に驚いたのが、手ブレ補正の凄まじい精度!

まるで三脚に固定したかの様な安定した絵が撮れます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

さすがに歩きながらの撮影ではブレてしまいますが、手持ちでしっかりグリップすれば本当にブレなく撮影できます。

 

又、4Kの状態でも広範囲をカバーして撮影できる上、FHDにすることで400mmという望遠側での撮影が可能に。

 

大げさではなく、この1本あればほとんどの撮影が事足りてしまう。

機材に迷ったら、とりあえずこの1本を選べばオールマイティに対応できます。

 

 

デメリット

  • マイクロフォーサーズのレンズにしては大きい
  • マイクロフォーサーズのレンズにしては高い
  • ボケを出しづらい
  • 広角側では歪みが出る

こんな感じかな?

 

頭に「マイクロフォーサーズの」と入れた様に、マイクロフォーサーズにしては大きくて高いレンズですが、BMPCC4Kの用途や、アダプターをかませてEFレンズを使うことを考えれば、デメリットとも言うほとでもないかと。

 

F4ということや、マイクロフォーサーズということで、一眼カメラで撮った様なボケを出すことは苦手です。

これは仕様上、仕方ないかな。

どうしてもボケが欲しいなら、望遠側にして、被写体と背景を遠ざけて撮影すればボケを作ることができます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

レンズの広角側で歪みが気になれば、編集時に簡単に調整できるのであまり問題ないかと。

BMPCC4K使うような人は編集前提だろうし。

 

ってか、むしろこのレンズを使うメリットが大きすぎる!

 

 

最後に”>最後に

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

マジでマジで、BMPCC4Kにマストなレンズです!

OLYMPUS 12-100mm

 

ちなみに、僕はマイクロフォーサーズマウントのカメラはBMPCC4Kのみでの使用ですが、一般的なマイクロフォーサーズのカメラでも、手ブレ防止などでかなり恩恵があるはず。

 

登山でもかなり使えるとのこと!!

【オリンパス】 12-100mm F4 IS PROレビュー 【登山で使用】 のぼるひと

 

  • BMPCC4K使いの方
  • マイクロフォーサーズカメラ使いの方

本当におすすめなのでぜひご検討下さい!

 

 

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