FUJIFILMのカメラ「X100F」に搭載されている色再現「フィルムシミュレーション」について
FUJIFILM(富士フイルム)カメラの色表現、フィルムシミュレーションを比較してみる
FUJIFILMのフィルムシミュレーション
FUJIFILMのカメラが支持される理由の一つ、長年培ってきたフイルムの色合いを再現するフィルムシミュレーション
FUJIFILM独自のカラー再現がとにかく高評価です。
X100Fを使い始めて約1ヶ月、なんとなくお気に入りのシミュレーションはあるのですが、それぞれ比較したことがなかったので今回試してみることに。
X100Fに搭載されているフィルムシミュレーションを比較します。
下は実際に同じ環境で撮影したフィルムシミュレーションの撮って出しJPEG画像です。各2枚目は中央だけ切り出した画像。
(被写体が同じなので、効果的では無いシミュレーションもあるかと思いますが・・・)
PROVIAプロビアスタンダード”>PROVIA(プロビア)/スタンダード
標準的な発色と階調。見た目通りの色再現を求める場合に最適なフィルムシミュレーション。
1番スタンダードなモード。
Velviaベルビアビビッド”>Velvia(ベルビア)/ビビッド
鮮やかな発色とメリハリのある階調。青空をより青く・夕焼けをより赤く、また、花の色を鮮やかに再現するなど、高彩度の表現に最適。
一般的にイメージする、記憶色らしい色合いかな。
ASTIAアスティアソフト”>ASTIA(アスティア)/ソフト
落ち着いた発色で弱めのコントラスト。滑らかな肌色を再現。また、淡い色の花びらの微妙な色調など、しっとりとした雰囲気を撮影する際に最適。
CLASSIC-CHROMEクラシック-クローム”>CLASSIC CHROME(クラシック クローム)
落ち着いた雰囲気で、質感描写にこだわったクラシッククローム。彩度を抑えた独自の質感でドキュメンタリータッチに仕上がります。
個人的に、僕が1番使うシミュレーションです。
クラシッククロームしばりで散歩
クラシッククロームメインで東京湾のフォトクルージング
PRO-NegHiプロネガ-ハイ”>PRO Neg.Hi(プロネガ ハイ)
メリハリ感のある階調でやや鮮やかな色彩。ポートレート撮影のほか、コマーシャルフォトや建築写真などにも最適。
PRO-NegStdプロネガ-スタンダード”>PRO Neg.Std(プロネガ スタンダード)
柔らかな階調でキメの細かい肌色の描写。スタジオポートレート向き。
ACROSアクロスモノクロ”>ACROS(アクロス)/モノクロ
富士フイルムの白黒フィルム「ACROS」の名を冠したモノクロモード。通常のモノクロより、より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。
個人的に好きなモードの1つ。
ACROSしばりで諏訪大社巡り
MONOCHROMEモノクロ”>MONOCHROME(モノクロ)
光と陰で表現されるモノクロ。色という情報が無いので、観る側の想像を掻き立てます。
モノクロ写真についてはこちらもぜひ!
SEPIAセピア”>SEPIA(セピア)
時間が経ち色あせた写真を再現したモード。レトロ感やノスタルジックな雰囲気を演出したい場合に。
個人的には1番使わないであろうモード。
フィルムシミュレーションの比較GIF”>フィルムシミュレーションの比較GIF
分かりやすいかは不明ですが、GIFにしてみました。
今回は草花を撮ったのでPROVIA(プロビア)とかVelvia(ベルビア)が相性いいかな。
X100Fでフィルムシミュレーションを使ったRAW現像の記事
最後に”>最後に
被写体によって出る雰囲気が違ったり、効果的な設定が異なるので、今後も色々試してみようと思います。
以上、フィルムシミュレーションの比較でした。
FUJIFILMを使い始めてから約1ヶ月、X100F良い感じです!
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