SIGMAの望遠マクロレンズ
APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM を購入したのでレビュー
結果、写りも良くかなり満足!
望遠とマクロの良いとこ取りのレンズでした!
【望遠マクロレンズ】SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMの使用レビュー
今回、シグマのアウトレットでかなりお手頃に買えた!ラッキー!
SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
180mmの望遠単焦点、さらに被写体にかなり寄れるマクロ仕様のレンズ
個人的にマクロレンズというと、
- CANONの100mm
- TAMRONの90mm
- SIGMAの70mm
あたりの中望遠のレンズが思い浮かびます。(もちろん他にも色々ある)
今回のレンズはそこから考えると倍ほどの焦点距離になる望遠レンズということで、使うのが非常に楽しみでした。
届いてみて実際の製品を手にしてみましたが、
重量は1.64 kg
サイズは20.4 x 9.5 x 9.5 cm
フィルター径は86mm
でかい
最短撮影距離は47cm
一般的なマクロレンズと比べると焦点距離が長く、ワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体までの距離)を稼ぐことができるので、近づくと逃げてしまう小動物や虫の接写にも有効です。
一眼レフカメラに取り付け”>一眼レフカメラに取り付け
今回購入したのはEFマウントのレンズのため
CANON EOS 6D に取り付け
レンズフードは2段になっており、長くして使用可能。
これはAPS-Cセンサー用とのこと。(フルサイズではケラれる)
サイドのスイッチは上から
- AFのフォーカス制限切り換え
- AF / MFの切り替え
- 手ぶれ補正OSのオンオフ(1は通常の撮影用、2は流し撮り用)
どちらも2012年に発売のカメラとレンズ
日々進化し、移り変わりの激しいデジタルカメラの世界では決して新しい性能の製品ではありませんが、またまだ現役で使えます。
AFもスッとキマり、特に問題無く作動。合焦時間にストレスは感じません。
実写で作例紹介”>実写で作例紹介
早朝の明治神宮にテスト撮影に出かけました。
明治神宮に着く途中でテスト。ストリートでのスナップにも使えそう。
明治神宮は原宿駅側から入る人が一般的ですが、正反対側に位置する代々木側からにも入口があります。(他にも本殿から西側にある参宮橋からの入り口がある)
代々木から入ったこの道を、北参道と呼ぶ
開放F2.8の大口径レンズのおかげで暗い場所でもISOを無駄に上げず撮影可能。
このレンズ、持ち歩いてみると望遠レンズとして使いがち。
これだけ鏡筒が長いと、手元のものを狙うより望遠レンズとして構える方が自然な気がします。
マクロとして使う際には、望遠なのに寄れるのでなんか不思議な感じ。
ロバート秋山さんのクリエイターズファイル、フォトグラファー”キブネ・シン”に扮する回で「近いものこそ望遠レンズ」というネタがあるのですが、まさにそれが実現してしまう。
ロバート秋山「クリエイターズ・ファイル」第4回<アース・フォトグラファー 兼 月刊『写の惑星』フォトアドバイザー キブネ・シン>インタビュー映像①
本殿に向かう
奉納されたお酒の数々
NIGOとファレル・ウィリアムスの日本酒ブランド、SAKE STORM COWBOYも奉納されてるのに気づいた。
この先は原宿駅につながる正門。この通りは (本殿から見て南だから)南参道らしい。
早朝の明治神宮敷地内でラジオ体操やっているとは知らなかった。
宝物殿の前辺り
結構たくさんの人がいるw
ここで急な雨が
使うために早起きして出かけたけど、おもいっきり雨ふってきた#防塵防滴ではない https://t.co/DmQ5FjvSis
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年6月20日
レンズやカメラにとって天敵の雨。マクロ撮影では被写体を魅力的に演出してくれる。
さすがに大きなレンズ、木の下で雨宿りしてたら野鳥好きと勘違いされたw
(多分雨の中でも撮影にくる熱心な野鳥愛好家と思われた)
180mmのレンズ持ってたら野鳥好きと勘違いされてサギがいる場所教えてくれたw
とりあえず撮ったサギと、教えてくれた人#SIGMA 180mm Macro pic.twitter.com/THzomgrvEt
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年6月21日
MC-11でSONYのミラーレスカメラに取り付け”>MC-11でSONYのミラーレスカメラに取り付け
SONYのカメラにSIGMAのレンズを取り付けられるマウントアダプターMC-11
今回のレンズは動作対象外の製品ですが、試しに取り付けてみました。
室内でテスト撮影
1mくらいの比較的離れた距離の撮影は問題なくAFも起動。
ただし、最短撮影距離付近の接写ではAFが正確に合わず、MFで調整する必要があります。
エルゴヒューマンの椅子を接写
ウールのホコリ取りの毛部分
たまには掃除しよう()と思い買ったウールのホコリ取り。
取れたホコリは竹トンボを飛ばすみたいに回すらしい。 pic.twitter.com/pixjdQZKAr
— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2020年6月6日
ハンガーの金属部分の接写
X100Vのロゴ
NIKEのスニーカー
家の中の物も、マクロで撮影すると新しい発見があって楽しい。
SIGMA 望遠マクロレンズのまとめ
今回はSIGMA APO MACRO 180mmについてでした。
このレンズ、マクロレンズとして普段気づかない世界を撮れるのはもちろんのこと
望遠単焦点として、街でストリートスナップに使ったりしても楽しい。
ボディの堅牢性もあり、使っていても安心感がある質感です。
レンズの全長が長いので、意外と寄れるんだなと言うのが個人的感想。
マクロレンズだから当然といえば当然ですが。
重さや大きさも、実際に使ってみるとそんなに気にならず、手持ちで使うにもこのサイズ感がバランスが取れて撮りやすかった。
光学式手ブレ補正のOSも効いていて、しっかり構えれば焦点距離が長くてもブレることもほとんどありません。
レアなレンズですが、通常のズームレンズや35mm、50mmの単焦点に慣れた方には新たな発見がる楽しいレンズだと思います。
製造は終了している様なので、状態の良い中古が見つかればそれもアリ
コメント