シグマのカミソリマクロを手に、夕暮れ前の森の散策に行きました。
そこで改めて、マクロレンズが森の中の撮影にぴったりだと実感!その理由をご紹介します。
【カミソリマクロ】マクロレンズを持って森にいこう!森の中のカメラの楽しみ方と使い方【撮影と作例】
今回は長野に行った際に寄った白駒の池で撮影。
夕暮れ前の陽の光が斜めに射し込むタイミングもあり、なかなか雰囲気のある写真が撮れました。
マクロレンズの特徴”>マクロレンズの特徴
そもそもマクロレンズって?という方、要するに小さいものを大きく写せるレンズのこと。
カメラのレンズには、レンズごとに最短撮影距離という、被写体に近寄れる距離が決まっています。
最短撮影距離よりも近くに寄ってしまうとピントが合いません。
マクロレンズはこの最短撮影距離が短いので、より近くに寄ってより大きく写せる傾向にあります。
マクロレンズについてはこちら
最近買ったシグマのカミソリマクロ
マクロレンズの使い方”>マクロレンズの使い方
スタンダードな使い方は、マクロレンズらしいクローズアップした写真。普段気付かなかった新たな発見があります。
又、マクロレンズは小さいものを大きく写すだけではありません。
例えばシグマのカミソリマクロ、被写体から離れれば、立派な70mmの中望遠レンズに。
キヤノンのマクロレンズは100mmの中望遠レンズとして使えます。
実際に森に持って行ったカメラとレンズ”>実際に森に持って行ったカメラとレンズ
今回持っていった機材はこちらの組み合わせ
シグマの「カミソリマクロ」70mm F2.8 DG MACRO | Art
とキヤノンのEOS 6D
マクロレンズで森を撮影した作例”>マクロレンズで森を撮影した作例
それでは実際に撮影した写真です。
70mmの単焦点レンズ(ズームが出来ないレンズのこと)だけで撮影した写真です。
奥にある森まで、いざ出発
すでに陽が下がってきているので、光が斜めから差し込みます。
陰影が出て印象的に
木々の間から入ってくる光は、まるでスポットライトの様
中心部の白駒の池に到着。
マクロレンズは普通に中望遠レンズとして使えます。
カミソリマクロと言われるレンズ。ピント面のキリッとした切れ味。
さらに奥に進みます。
マジでもののけ姫のこだまが出て来そうな「もののけの森」
地味だけど苔の撮影って楽しい
森の中は、木々で遮られ、陽の光が早く落ちます。
太陽の光が効果的になって、至るところ撮影スポット
ホワイトバランスを変えるだけでまた違った印象に
マクロレンズがあれば、身の回りのありとあらゆる物が被写体になります。
残念ながら素材はおっさんの手
露出をハイキー(明るめ)にすると、森の印象も全然違う
春夏秋冬楽しめる森の楽しみ方”>春夏秋冬楽しめる!森の楽しみ方
マクロレンズならではの四季の楽しみ方
マクロレンズがあればオールシーズン楽しめます。
春
桜の季節。森の中では春の花々や地面から頭を出した新芽が撮れるかも。
夏
緑豊かな季節。植物や小動物、虫たちが撮れそう。雨上がりには生き生きした苔や雨粒が撮れると思います。
秋
独特なカタチのキノコをマクロレンズで!鮮やかな紅葉も楽しめます。
冬
マクロレンズなら雪の結晶も撮れます!ぜひ本物の雪の結晶を撮影してみましょう。
森の中の注意点”>森の中の注意点
楽しい森の散策ですが、注意するべき点があります。
- 早く暗くなる
- 地面が滑る
- 冷える
- ヘビやクマが出る可能性
背の高い木に囲まれているので、思った以上に早く暗くなります。時間には余裕をもって行動しましょう。
念の為、ヘッドランプなどは用意した方がいいかも。スマホの懐中電灯は片手が塞がってしまうので危険です。
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地面がかなり滑りやすいので必ずブーツやスニーカーで。
当然ではありますが、サンダル、革靴、ヒールなどはNG
夏場でも森の中、山の中はひんやりしています。長袖の上着は持っていきましょう。
自然の中なので、動物と出くわす危険が十分あります。ひと気がない時間帯はリスクが高いので避けた方が安全。もし出くわしてしまったら、大きな音は立てず、慌てないでゆっくり行動しましょう。
おすすめマクロレンズ”>おすすめマクロレンズ
楽しいマクロレンズでの撮影。
今回のSIGMAのカミソリマクロの他にも、各メーカーからこんな銘マクロレンズが出ています。
CANONのマクロレンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」
SONYのマクロレンズ「FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G」
TAMRONのマクロレンズ「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD 」
NIKONのマクロレンズ「AF-S Micro NIKKOR 105mm f/2.8G IF-ED」
FUJIFILMのマクロレンズ「フジノンレンズ XF60mmF2.4 R Macro」
ペンタックスのマクロレンズ「smc PENTAX-D FA マクロ 100mm F2.8 WR」
マイクロフォーサーズのマクロレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」
最後に”>最後に
森の散策には、大きく寄れるし、中望遠として風景も使えるマクロレンズがぴったりでした!
休みの日にはマクロレンズを持って森にいこう!
それではまた!
【撮影に使ったカメラ】
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