これからMavic Miniを買う方、使う方に、事前に知っておいてほしいポイントについて個人的に感じたことを紹介。
あらかじめ注意点やイマイチなポイントを知っておくことで、これからドローンを選ぶ際の目安になると思うので、Mavic Miniのデメリットを書いています。
ドローン(Mavic Mini)が欲しいという方はぜひチェックしてみて下さい。
【これからドローンを始める方へ】使ってみて分かったDJI Mavic Miniの注意点
Mavic Miniのスペックに関するポイント
Mavic Miniのスペックから見た注意点を紹介
写真はJPEGのみ”>写真はJPEGのみ
写真の撮影はJPEGのみ。他の上位機種で可能なRAWでの撮影はできません。
RAWとは
RAW画像(ローがぞう、英: Raw image format)は、デジタルカメラなどにおける完成状態にされていない画像データのことである。英語でRawは「生」「未加工」を意味するものの、未加工ではない画像データをRAW画像と称していることもあり注意を要する。
写真好きな人は、RAWで撮って後でLightroomなどで現像、編集する人も多いはず。
RAWで撮影しておくことで、自分の表現したいイメージに近づけることが可能です。
Mavic Miniは手軽に使える分、写真はJPEGのみということに注意。
普段現像をしないとか、RAW?って方は問題無し。
正直、写真の写り自体は期待していませんでしたが、なかなかいい感じ。
動画は最大で27K”>動画は最大で2.7K
Mavic Miniで撮影できる動画は最大2.7K (2720×1530)
スマホでも4Kの撮影ができる今の時代には、ちょっと中途半端な気が・・・
ただ、Mavic Miniを買うユーザーはライトなドローン層になると思うので、ウェブ用途(SNSでシェアする等)であれば十分かも。
おそらく動画を編集する際には、FHD(1920×1080)あたりのサイズにして書き出しすることが多いと思います。
大きく撮って、編集時にトリミングする余裕ができると思えばいいのかな。
実際に撮影した動画がこちら
DJI Mavic Mini First Flight(初飛行の映像をDJI FLYで編集)
動画はオート”>動画はオート
写真はマニュアルでも設定できますが、動画は完全オート。
シャッタースピードやISO感度などの調整はできません。
光の入り方によって露出(明るさ)が変わってしまうので、ここは残念なところ。
新しいファームウェアにアップデートすることで、動画のマニュアル撮影に対応しました!!
スローモーションは苦手”>スローモーションは苦手
動画のアクセントになるスローモーション撮影
そしてスローモーションの際に重要な部分はフレームレート
フレームレートとは、1秒間に何枚の絵があるかという考え方。(動画は静止画の連続)
フレームレートの数が大きければ滑らかな映像になります。
撮影時にフレームレートが大きければ編集でスローな表現にすることも可能。
Mavic Miniの最大のフレームレートはFHDの60fps
上位機種のMavic AirであればFHDで120fpsで設定可能
例えば動画編集の際に30fpsの動画を書き出す場合
- Mavic Miniであれば2倍のスローモーション
- Mavic Airであれば4倍のスローモーション
の映像が作れることになります。
Mavic Miniは超スローな映像は撮れないので注意
アクティブトラックがない”>アクティブトラックがない
ユニークな映像が簡単に撮れるのが最新の空撮ドローンの魅力。
簡易操作のクイックショットは搭載されていますが、 他の機種では搭載されている被写体をロックした自動追尾機能がありません。
下にも書きますが、コストを抑えセンサーがないのでこれはしょうがないかも。
障害物センサーが1つ”>障害物センサーが1つ
Mavic Miniには底側に障害物検知センサーが付いていますが、1つだけ。
前後左右には障害物検知センサーは付いていません。
間違って誤操作してしまうと障害物に普通にぶつかります。
周辺の環境と操作には十分に注意して使うようにしましょう。
Mavic Miniを使ってみて
実際にMavic Miniを使ってみて感じた感想です。
今まで色んなドローンを使ってきた経験上、気をつけたいポイントもあり。
最初はプロペラガードをつけて試そう”>最初はプロペラガードをつけて試そう
多分、初めてドローンを買った時一番最初に飛ばす場所が部屋の中
悪いことは言わないからマジでプロペラガード付けて飛ばしましょう。
最初は操作も慣れないと思うので、かなり危険です。
現にSNSでは早速部屋の中でぶつけてる人を見かけた。
周辺をドローンから守り、逆にドローン自体を傷つけないためにもプロペラガードは付けてから使用をおすすめします。
送信機のモード1モード2は事前に確認”>送信機のモード1、モード2は事前に確認
送信機にはレバーが2つ付いており、このレバーの操作でドローンを操ります。
左右のレバーの入れ方によって操作性が異なるモード1、モード2のどちらかを選ぶことになります。
最初はモード2になっていますが、ラジコンなどで慣れている人はモード1に変更した方がいいかも。
初めてのドローンの人はモード2のままで大丈夫だと思います。
正直、慣れなのでどちらを選んでも良いですが、
重要なのは、自分が今操作するのはモード1なのか?モード2なのか?をしっかりと把握してから飛ばすということ。
操作感が全く異なるので知らないと事故の元になります。
十分注意しましょう。
GPSをキャッチしてからフライト”>GPSをキャッチしてからフライト
DJI製のドローンの安定感というのは、ビジョンセンサーと精密なGPSによるもの。
画面には携帯電話の電波の様に、現在のアンテナの目安が表示されます。
フライトさせるにはGPSをきちんとキャッチしてから飛ばす様に!
電源を入れてから少し時間がかかります。
Mavic Miniは199gという非常に軽量のため風にはかなり弱く
もし、GPSを掴まない状態でフライトさせると・・・
軽く風に流されます!
又、屋内ではGPSが届かないので十分に注意。
バッテリーは多めに”>バッテリーは多めに
思った以上に早く消費するバッテリー
カタログスペックでは18分ですが、実質12分前後と考えておいた方が良いです。
リポバッテリーはギリギリまで使用すると劣化の原因となるので余裕をもって使用する様に。
個人的にバッテリーは3,4個あった方がいいかな。
バッテリーハブも必須!
RTHは最後の手段”>RTHは最後の手段
RTH(リターントゥーホーム)
ボタン一つで離陸した場所に戻ってくる便利な機能ですが、これはあくまでも最後の手段として考えておいて。
例えばPhantom4 Proの場合、ホームポイントから半径20m以内でRTHを押すと、その場で下降&着陸という仕様です。
(Mavic Miniはどういう仕様か不明)
自分は最初この仕様を知らなくてかなり焦った記憶がある。
自分で状況を確認して戻した方が、急なトラブルにも対応できます。
特にMavic Miniでは障害物検知センサーが前後左右にないので、帰還時に障害物に衝突するというリスクあり。
(他の機種では帰還時に安全なルートを探して戻ってくる機能もある。)
RTHは安全に使用するためのセーフティネット的な意味合いでいた方が、トラブルにあった時にも冷静に対処できます。
Mavic Miniをおすすめする人、しない人
Mavic Miniをおすすめする人
- 初めてのドローンが欲しい
- とにかく軽くて持ち運びやすいのがいい
- 初心者でも大丈夫なドローンがいい
- SNSで空撮をシェアしたい
Mavic Miniをおすすめしない人
- 映像にこだわりたい
- 写真、カメラ好き
- 4Kで記録を残したい
ぶっちゃけこんな方にはおすすめできません。
映像にこだわりたい方はMavic Air、Mavic2 Pro、Mavic2 Zoomをおすすめします。
最後に”>最後に
今回はデメリットな部分を中心にMavic Miniを紹介しましたが、この価格帯でのドローンの中では間違いなく一番の機種。
これからドローンを初めて見たい方には本当におすすめです。
ぜひ安全に気をつけて空撮を楽しんでください!
こちらはMavic Miniと一緒に用意するべきアイテムについて
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