先日
【Adobe Lightroom CC】ドローンで撮った写真を現像しよう!
というタイトルで、簡単なLightroomの現像をしてみました。
こちらの記事
今回はPhotoshopを使った簡単なレタッチをやってみます。
米国アドビシステムズ社が開発した画像編集用アプリケーションソフトウエア。印刷、デザインの分野で広く利用されるフォトレタッチソフトの一。商標名。
画像の色の補正や汚れの除去、合成といった画像の修整や加工作業のこと。印刷写真業界ではフォトレタッチと呼ばれた。フォトレタッチソフトの代表的なものにアドビ システムズ社のPhotoshopがある。
ドローンで撮った写真をレタッチしよう
今回の記事も
ドローンで撮影した写真を
Photoshopを使って、どう扱うのかを簡単にご紹介します!
これは前回同様に、ドローンの写真に限らず、
一眼レフ、ミラーレスのカメラでも同じですので
これから本格的にカメラを始めたい方や
レタッチを始めてみたい方もぜひご覧下さい!
レタッチをすることで、ただの写真が作品に変わります!
Photoshopでできること
画像、写真に関するコトならなんでもできます。
ざっと挙げると
- 汚れ除去
- 色、明るさの補正
- 写真の合成
- ぼかしたり
- 切り抜いたり
- サイトのパーツを作ったり
- ポスター作ったり
まぁ色々できます。
Adobe Photoshop
LightroomとPhotoshopがセットになったフォトプランがおすすめ!
Lightroomでは写真管理と簡単な現像
Photoshopでは本格的なレタッチや加工、作品作り
自分の中の使い分けはこんな感じです。
Photoshopを使う際に便利なもの
皆さんパソコンを使う時にマウス使いますか?
僕は全く使いません!
それはMacBook Pro使っているので、
トラックパッドが便利過ぎてマウス要らないんですよね。
きっとMac使っている方は分かってくれると思います。
で、そんなマウスを普段使わない僕は、
本気でレタッチする時にはペンタブレット
を使います。
これです。
ペン?ってなると絵を描きそうですが、
僕はイラストは描けません。
写真の修正や加工でも
このペンタブレットは、手やマウスでは出来ない
自然な仕上げにできるので
ぜひ導入をおすすめします!
(僕は旧モデルのIntuos Proを使っています)
ペンタブレットの使い方はまた後日!
Photoshopでレタッチ
長々と書いてしまいましたが、いよいよ本番!
とりあえず写真のレタッチの基本的なことを。
Photoshopを起動しましょう。
写真を開く
Photoshopから写真を選ぶ場合には
一番上のメニューの中から
ファイル>開く から写真を選択。
もしくはショートカットで
Macだと 「Command」+「O」
Windowsだと「Ctrl」+「O」
(ショートカットはまじ便利なので覚えて下さい。ってか使ってると勝手に覚えます。
「O」はオープンの「O」とか、結構覚えやすい)
Lightroomの中の管理してる写真から、
Photoshopで開く場合には
一番上のメニューの中から
写真>他のツールで編集>Adobe Photoshop〜 を選択。


これで写真が展開され、いよいよレタッチのお時間です!
レイヤー
Photoshopを使う際には絶対に知っておかなくてはいけないもの
「レイヤー」です。
例えるなら、最初に配置した写真(背景)の上に
薄い下敷きを何枚も重ねます。これがレイヤー
薄い下敷きがそれぞれ、色だったり、明るさだったり
調整するパーツです。
分かりやすようにシンプルなレイヤーで色味を調整してみました。
右下の背景(元の写真)の上から、
トーンカーブで明るさを上げ、
色相・彩度で 青みを上げて鮮やかにしています。
レタッチ
やぱりPhotoshopといえば、写っていたものを消したり、移動させたり、ではないでしょうか?
ということで、左下のブロックを消してみます。
方法は様々あるのですが、
とりあえずシンプルなやり方で。
ツールの中からコピースタンプツールを使います。
コピースタンプツールとは、名前そのままですが、
自分の指定した部分をコピーし、
別の場所にスタンプの様に塗りつぶすことができます。
ツールを選択したら
スタンプの大きさ(効果の範囲)を決めます。
硬さは効果を適用する境界部分のことです。
%が小さければぼんやり、%が大きければくっきり。
この場合には小さい方が自然に仕上げれます。
不透明度(コピーする濃さ)の調節は上のメニューバーで調整します。


で、ここからが一番大切なんですが、
コピー元を選びます。
今回は左下のブロックを消したいので、
周りの海と同化させる為、海面をコピー元にします。
コピー元にしたい場所の上にカーソルを置き、
Macだと 「Option」+クリック
Windowsだと「Alt」+クリック
今回は赤丸辺りがコピー元です。
その後、コピー先でクリック
そうするとこんな感じ
これを繰り返していきます。
自然な仕上げにする為には
コピーの大きさを変えたり
不透明度を小さくして薄めにして、何度もコピーしたり、
コピー元を変更したり、


それはそれはとっても地味な作業です。
仕上がり
最後は面倒くさくなって若干雑になりましたが、こんな感じに。
Photoshopを使って
僕にとってはLightroomと一緒で
Photoshopはなくてはならないツールの一つ。
人物であれば、肌の質感もコントロールできるし
風景であればその空気感を、より演出することができます。
今回の使い方は初歩的な、基本の使い方なので、
使いこなせば可能性は無限です!!
レタッチってものすごく奥深いし
楽しいのでぜひチャレンジして見て下さい!
最後に
よくPhotoshopは「フォトショ詐欺」とか、
レタッチがネガティブなイメージで広まっている側面もあります。
日本はレタッチ=悪、撮って出し(カメラで撮ったまま)志向の人が多い印象です。
特に高齢の人に多い気がする。
でも写真って、英語でphotograph
語源はギリシャ語でphoto(光)+ graph(書く)で
光の絵画といってもいいと思います。
真実を写すなんて意味はないです。これは日本だけ。
(他の国でもあるかもしれませんがそれはしらん)
日本でこの写真って漢字を付けたからややっこしい。
つまり写真をいじるとは何事か!と怒っている人は
その日本語の漢字のイメージに囚われているだけに過ぎないのです。
Adobe社も「写したままから、感じたままへ」とうたっています。
レタッチは、より自分の感じたままに表現できる、表現方法の一種です。
前も言いましたが、
自分の写真、自分の好きな様に表現しましょう!
僕はレタッチ賛成派です。
ただし
プリクラ詐欺、
てめーダメだ
あわせて読みたい 読んでください! 写真のレタッチについて
夕方の撮影も狙い目!