こんにちはブロガーのスカイフィッシュ() です。 @drone_skyfish
DJI から約半年前にリリースされたMavic3
非常に完成度が高く、現時点で最高峰といっても間違いないコンパクトドローンです。
今回はそんなMavic3を使って、よりシネマティックな表現をする方法について紹介します。
その方法というのが、このMavic3専用のPolarProのフィルター。今回メーカーさんから提供頂きました。
DJI Mavic3専用のPolarProのフィルター
製品はFX 3-PACKとVND 2-PACKを用意頂いたのですが、それぞれの特徴を紹介します。
動画でも公開しています!
VND 2-PACK
VND 2-PACK
VND、つまり可変式のNDフィルターです。
円形になっており、この部分を回すことでNDの濃さを調整できます。
というかケース自体がかなり高級感ある作り。
製品がこんなしっかりしたケースに入っていたら気分もあがりますよね。
セットになっているフィルターは2枚
- VND2-5フィルター 2stop〜5stop(ND4〜32)
- VND6-9フィルター6stop〜9stop(ND64〜500)
軽量なアルミニウムフレームでできており、質感も非常に良い出来です。
ドイツ製ガラスを採用し、高品質な製品となっています。
こちらは実際に使用した映像。
Mavic3は絞りが調整できますが、明るいシーンでより良い映像を撮るにはNDフィルターが必要です。
状況に合わせて1枚のNDフィルターを使いまわせるので、VND2-5をつけっぱなしでもいいかもしれません。
反対にVND6-9はかなり暗いので使用シーンが限られるのですが、スローシャッターを使った写真撮影では、他では撮れない空撮写真を撮りことが可能です。
FX 3-PACK
FX 3-PACK 、こちらは3枚のフィルターのセットです。
こちらもVND同様にケース自体がかなり高級感ある作りです。
中身はBlueMorphic、GoldMorphic、Mistの3種類がセットになっています。
BlueMorphic、GoldMorphic
BlueMorphic、GoldMorphicは映画などで目にする、アナモルフィックレンズの光の演出を再現したものです。
見ると分かるのですが、光源が入ると水平方向に光が伸び独特の雰囲気を作れます。
BlueMorphic、GoldMorphicでは光源から出る光の筋の色がそれぞれ違います。
BlueMorphicの映像
GoldMorphicの映像
ただ光源がありすぎるとめちゃくちゃな感じになるので、使い所には注意が必要
Mist
もう一つはMistフィルター
こちらも良く映像で見ることの多い、ブラックミストフィルターを再現したフィルターです。
光源が入るとじんわりと光が滲んだようになるのが特徴で、幻想的なシネマティックな雰囲気になります。
設置方法
念のため使い方を説明しておくと
使い方は簡単で、Mavicのレンズフィルターを取り外し、このフィルターを取り付けるだけ。簡単に設置できます。
Mavic 3とMavic 3 Cine両方と互換性があります。
取り付けてもMavic3のジンバルに支障を与えることなく、問題なく使用できたことを確認しています。
PolarProのフィルターまとめ
Mavic3はカメラ性能が非常に優れているので、空撮だけでなく、(個人的に)手持ちでの撮影でも使えると思っています。
今回使用したフィルターを取り付けるだけで、かなり雰囲気が変わり、手軽にシネマティックで印象的なイメージを作ることが可能です。
ぜひ気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
ぜひ動画もご覧下さい!
提供:株式会社WorldLink & Company
※夜間の飛行には申請が必要です。
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