DJIから発売された4Kアクションカメラ
OSMO ACTION
最新のアクションカムの魅力がギュッと詰まった新製品
うちにも届いたので、そんなNEWカメラのハンズオンレビューです。
帰ってきたらうちにも届いてた#OsmoAction pic.twitter.com/gl44bEss8j
— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月17日
【DJI OSMO ACTION】最新4Kアクションカムのハンズオンレビュー
先日発売されたDJI初のアクションカム
DJIのアクションカム-OSMO-ACTION”>DJIのアクションカム OSMO ACTION
到着したDJI のOSMO ACTION
箱を開けると、本体とアクセサリーが一つにまとまった白いボックス。
実にシンプルな内容。
セット内容はこの通り
- Osmo Action(オズモ アクション)×1
- カメラフレーム ×1
- 接着式フラットマウント ×1
- 接着式カーブマウント ×1
- クイックリリースベース ×1
- バッテリー ×1
- バッテリーケース ×1
- 止ねじ ×1
- ケーブル ×1
カメラフレームにセットされたOSMO ACTION
GoProの様に、カメラフレーム上部にロックが付いています。
カメラフレームから本体を取り出したところ
この黒いパッケージの中にバッテリーが入っています。
本体にバッテリーのフタはなく、底から差し込みそのまま固定するタイプ
(防水カメラなのでちょっと不安になる仕様)
バッテリーをグッと押し込みます。
目視でバッテリーがきちんとロックされているか分かる様になっており、オレンジ色が見えていたらNG
グレーになれば完全にロックされています。
GoProに似ていますが、表面はざらっとした質感のOSMO ACTION
自撮りの際に便利な正面のディスプレイと、大きな丸いレンズが特徴的。
上部の左が電源ボタン、右がシャッターボタン
サイドのフタを開くと、USB-Cの端子とマイクロSDカードの差し込み口
付属のコードで直接充電やPCとの接続が可能
モバイルバッテリーで充電も。
Anker PowerCore 10000 (10000mAh 最小最軽量 大容量 モバイルバッテリー/PSE認証済) iPhone&Android 対応 *2019年5月時点 (ブラック)
- 出版社/メーカー: Anker
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (11件) を見る
マイクロSDカードにデータを記録しますが、最初に付属はしていません。
一緒に購入しておくこと。
僕は間違いないのでSanDiskのSDカードにしています。
付属のカメラフレームと
接着式マウントで、様々な場所(例えばバイクのヘルメットなど) に固定することができます。
レンズのフィルターは独自の規格で、
外すことが可能!これにより、NDフィルターの取り付けができます。
今後サードパーティ製の様々な製品が出てきそうです。
っていうか既にあったw
NDフィルター?って方はこちらをどうぞ
OSMO-ACTION-ハンズオン”>OSMO ACTION ハンズオン
手のひらにすっぽり収まるサイズ
ぱっと見は(知名度がある分)GoProと間違えられるかも。
サイズ感も似ています。
起動してみました 。
画面のスライドで、モード設定、カメラ設定、プレビューなどにアクセス。
操作性もスマホの様にサクサク動いて問題なし。
(GoProよりも快適に動きます)
個人的に嬉しいのは、オートからマニュアルモードへの変更が簡単ということ。
シャッタースピード、ISO感度の設定が、GoProよりも簡単に調整できます。
普段一眼のカメラのMモードで撮っている人には使いやすい仕様。
サイドのクイックスイッチを押すことで、良く使う設定に瞬時に切り替えれます。
(表示されてる項目を設定することもできます)
試しにフロントの液晶に映してみました。
後ろの液晶を2本指で2回タップか、クイックスイッチを長押しで切り替えられます。
表示の切り替えもスムーズ
アプリのDJI Mimoでアクティベーションしたら、スマホと連携して操作できるように。
DJI Mimiアプリを使うことで、撮影から動画編集まで手軽に行うことができます。
遠隔での撮影のサポートもできるので遊んでみた↓
∞#OsmoAction pic.twitter.com/asC3210mbn
— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月18日
GoProのアクセサリーがそのまま使える互換性”>GoProのアクセサリーがそのまま使える互換性
ライバル機であるGoProのアクセサリーがそのまま使えるのがすごいところ。
(GoProユーザーをそのまま取り込む気満々w)
手持ちのGoProアクセサリーに取り付けてみました。
フローティングハンドルや
3WAYグリップにも問題なく取り付けできました。
ピークデザインのキャプチャーとマウントアダプターを用意することで、
Smatreeアルミ三脚マウントアダプタGopro Hero6 /Hero5 /4 3+ 3 2 1 HD カメラ用 ねじ端(ブルー)
- 出版社/メーカー: Smatree
- メディア: エレクトロニクス
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バッグへの取り付けも簡単。
ピークデザインのキャプチャーについてのレビュー記事
これはGoProで設置したところですが、こんな感じで手ぶらで使いまわせます。
OSMO ACTIONにおすすめなカメラグッズまとめ
OSMO-ACTIONで撮影した作例”>OSMO ACTIONで撮影した作例
実際に外に出て撮影してきました。
OSMO ACTIONで撮影した写真
まずは天気の良い屋外で
日中のオート撮影
コンパクトで気軽にパチッと撮影できるのがアクションカムの魅力のひとつ
広角レンズなのでこんな感じに広い範囲を撮れます。
前面のディスプレイを利用した自撮り
この写真は友人宅に行って赤ちゃんと撮影👶
フロントのパネルで確認しながら撮影できるので、自撮りにはほんと便利。
GoProと比べると広角の幅は狭いですが、2,3人で撮る分には問題無し。
歪み補正
こちらは通常の撮影と歪み補正をONにした写真
広角レンズの特徴で魚眼風に周りが歪むのですが、 歪み補正をONにすることで、まっすぐに写すことも可能です。
(ただしその場合、画面の画角が変わります)
夜間の撮影
個人的に好きな夜の街の撮影に出かけました。
暗い時間にオートで撮影すると画質も悪いし、あんまりおすすめしない↓
モードはマニュアルにして、三脚やグリップに立てるか、何かの上に置いて固定するのがおすすめ。
長時間露光ができるので、最大120秒はどんなもんかとやってみたら見事に露出オーバーw
これは失敗
10秒で撮影したら丁度いい感じになりました。
ブログ用に圧縮しているのであまり伝わらないかもですが、しっかり置いて、ISO感度は低め、シャッタースピード調整すれば、夜中にアクションカムで撮影したとは思えないくらい綺麗に撮影できます。
OSMO ACTIONで撮影した動画
OSMO ACTION注目の手ブレ補正RockSteadyは、確かに手持ちとは思えないヌルヌルの動画を撮影できます。
GoProの手ブレ補正のHyperSmoothと同等レベル
ブログ用
手持ちでダッシュ#OsmoAction pic.twitter.com/EbaiHHxLMW— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月23日
ただしデジタルでの補正なので、個人的には物理の三軸ジンバルがあるOSMO Pocketの方が手持ちの撮影には良いかなと思いました。
簡単に撮影して、DJI Mimoアプリで編集
4K 60fps、スローモーション、などで撮影した素材を元に作りました。
(Mimo内だけで完結させるなら4Kで撮影する必要はないかも)
地下鉄で撮影
DJI Mimoアプリで編集 #OsmoAction pic.twitter.com/BxVWFHEnzy— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月18日
こちらは電車で移動中にタイムラプスを撮影
撮影開始したら、窓際に置いておくだけです。
移動中
OSMO ACTIONでタイムラプス pic.twitter.com/6VGWIvpL55— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月19日
水深11mまで使える防水仕様のカメラなので、雨の日だって問題無し。
雨の中、スローモーションで撮影してみました。
ブログ用#OsmoAction pic.twitter.com/xO7dDZvc3D
— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月22日
こちらは、実際に海で使用した実写レビュー
OSMO-ACTIONを使ってみて気になったところ”>OSMO ACTIONを使ってみて気になったところ
気になったのがこの2点
- 音が大きい
- SDカードが抜きづらい
起動音、シャットダウンの音がいちいち大きいのがネック。
オフにしたいけどできないので、ファームウェアアップデートに期待したい。
あとSDカードがやけに抜きづらい
他の製品と比べても地味に抜きづらいので、撮影後に毎回SDカードを取り出している自分としては気になったところ。
OSMO-ACTIONOSMO-PocketGoProのどれを選べばいいのか”>OSMO ACTION、OSMO Pocket、GoProのどれを選べばいいのか?
OSMO ACTIONと近い存在の、OSMO Pocket、GoPro
既に比較動画が沢山アップされています。
DJI OSMO ACTION – FIRST LOOK & COMPARISON
DJI Osmo Action vs GoPro HERO7 Black / 4K 60fps Test
【この結果を見よ】人気カメラ4機種DJI OSMO Action ほかソニー GoPro HERO7等を撮り比べ!一番ビデオブログ向きなのは?ブレないオズポケ?センサー性能のSONY?
OSMO ACTIONとGoPro HERO7 Blackと比較
みんな気にしていたのはGoProとの比較
OSMO ACTIONとGoPro HERO7で撮影した実際の写真を比較してみます。
全てオートでJPEG撮って出し。GoProの静止画がアスペクト比4:3でしか撮れないので、OSMO ACTIONも4:3に合わせています。
全体的にGoProの方が色が濃く、締まっている印象
おもいっきり陽の光入れてみました。GoProの方には中央にゴーストでてる
GoProの方がコントラスト、シャープネスがきつめ
こちらは動画から切り出した映像比較(4K 60fps)
オートで撮影してるから色味はホワイトバランスの問題かも。
GoProは4K 30fps以下であれば、さらに広い範囲が撮影できるSuperViewという画角もあります。
さらに歪みが強くなりますが、独特のGoProらしい映像になります。
どっちが良いとかではなく、好みの方を選べば良いかな。
個人的にはRAWで撮影して現像するのでどっちでも良いです(おい🙄)
OSMO ACTIONとGoPro HERO7 Blackの違い
- GoProの方が画角が広い
- GoProの映像の方が色がビビッド
- OSMO ACTIONの映像の方が色がナチュラル
- 操作性はOSMO ACTIONの方がいい
- OSMO ACTIONのフロントディスプレイは自撮りにかなり便利
- マニュアルモードの設定はOSMO ACTIONがやりやすい
OSMO ACTIONとOSMO Pocket と比較
同じDJI製品のOSMO ACTIONとOSMO Pocket
同じ位置から見てみると・・・(レンズの位置が違うのってのはツッコミなしで)
こんな感じで画角がまったく異なります。
こちらはOSMO ACTIONとOSMO Pocketで同じ場所から撮影した実際の写真
画角が全然違うのと、色味やコントラストも若干違う。
OSMO ACTIONとOSMO Pocketとの違い
- OSMO ACTIONは防水で雑に扱える
- OSMO ACTIONは電子ジンバルで手ぶれ補正ではOSMO Pocketに負ける
- OSMO Pocketは三軸ジンバルで、よりブレない
- OSMO ACTIONは画角広い
- OSMO Pocketは画角狭い
- OSMO Pocketは対象を追尾するフェイストラッキングなどの機能がある
- OSMO Pocketの方がかわいい(主観)
OSMO ACTION、OSMO Pocket、GoProのどれがいい?
どれがいいか?となると一概には難しいですが、目的や用途を絞れば、おすすめのものが何となく見えてきます。
GoPro HERO 7 Blackをおすすめする人
- 画角が広いのが好き
- ビビッドな色味が好き
- アウトドア派
- アクションカムを初めて買う人(GoProブランドという安心感)
OSMO ACTIONをおすすめする人
- 新しいもの好き
- 自撮り好き
- Mモードの撮影に慣れている
- アウトドア派
OSMO Pocketをおすすめする人
- 人やペットなど、撮る対象がある程度決まっている
- 手ブレを抑えたい
- 普段使いに使いたい
- ファッション好き
最後に”>最後に
ざっくりですが、OSMO ACTIONのファーストレビューとGoPro、OSMO Pocketとの簡単な比較でした。
ドローンをはじめ、ジンバル一体型カメラ、さらに今回アクションカムを出したDJI
今後、DJIはカメラメーカーとしてさらなる新製品を出してくると思います。
どんなカメラ?ドローン?を出してくるのかとっても楽しみ!(米中関係が気になるけど・・・)
ということで、DJI沼の住人からのご紹介でした!
OSMO Action、Pocketを加えた
うちのDJI製品📷どこに向かっているのか🐟➰ pic.twitter.com/zBHQPmLWyT
— ドローン スカイフィッシュ🐟💨 (@drone_skyfish) 2019年5月18日
OSMO ACTIONを海で使用してみました!
OSMO ACTIONでスイスの絶景撮影!
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