こんにちはブロガーのスカイフィッシュ() です。 @drone_skyfish
最近購入した iPhone14Pro
ここ最近のスマホのカメラって本当に優秀で、そのカメラの素晴らしさに毎回びっくりしています。
今回はそんな高性能になったスマホカメラの動画のクオリティをさらにアップしてくれる製品の紹介です。
1年前にiPhone13ProとスマホジンバルOM5のレビュー動画を公開したのですが、新たに DJI からOSMO MOBILE 6という6世代目のスマホジンバルが登場しました。
早速iPhone14ProとOSMO MOBILE 6の組み合わせをテスト。
結論を言えば、このiPhone14ProとOSMO MOBILE 6の組み合わせ、最強です!
※追記 Insta360から新しいスマホジンバルがリリースされました!
DJI OSMO MOBILE 6 とは
DJI OSMO MOBILE 6 はDJIがリリースしているスマートフォン用ジンバル
6の名前の通り6世代目のスマホジンバルです。
ジンバルというのは電子制御で手ぶれを抑え、スムーズな映像を撮影できる撮影機器のこと。
6世代目ということで、より使いやすく、ブレにくく、ブラッシュアップされた製品となっています。
DJI OSMO MOBILE 6 と同時に、DJI OSMO MOBILE SEという製品もリリースされましたが、この様な位置付けになっています。
- OSMO MOBILE 6 ・・・デザインも機能もアップデートしたジンバル
- OSMO MOBILE SE・・・一部機能を省き低価格でシンプルなジンバル
スペック
OSMO MOBILE 6、OSMO MOBILE SE のスペックはこちら
OSMO Mobile 6 | OSMO Mobile SE | |
---|---|---|
ジンバルサイズ | 展開時:276×111.5×99 mm 折りたたみ時:189×84.5×44 mm | 展開時:262.5×119.5×104 mm 折りたたみ時:167×108.5×46.5 mm |
本体重量 | 309 g | 352 g |
磁気スマートフォンクランプ重量 | 31 g | 31 g |
グリップ式三脚サイズ | 長さ:138 mm 直径:32 mm | 長さ:138 mm 直径:32 mm |
グリップ式三脚重量 | 72 g | 72 g |
内蔵延長ロッド 最大長 | 215 mm | 無し |
対応スマートフォン 重量 | 170~290 g | 170~290 g |
対応スマートフォン 厚さ | 厚さ6.9〜10 mm | 厚さ6.9〜10 mm |
対応スマートフォン 幅 | 幅67〜84 mm | 幅67〜84 mm |
バッテリー容量 | 1000 mAh | 2600 mAh |
駆動時間 | 約6.4時間(理想的な条件下で使用した場合) | 約8時間(理想的な条件下で使用した場合) |
充電時間 | 約1時間24分( 10W充電器で測定) | 約2時間12分( 10W充電器で測定) |
アプリ | DJI Mimo | DJI Mimo |
前機種のDJI OM5の比較などはこちら
DJI OSMO MOBILE 6 の特徴
DJI OSMO MOBILE 6 の主な特徴を紹介
ブレない技術
DJI のドローン開発で培った高度なブレ補正の技術。強力なモーターでしっかりブレを制御します。
歩いていても走っていても驚くほどブレを抑えてくれるので、旅先の移動しながらの撮影や、走り回る被写体(子供やペット)などの撮影にも適しています。
コンパクト設計
ポケットに入るコンパクト設計。洋服のポケット、バッグのサイドポケットにも入ります。
邪魔にならず気軽に持ち運びできるので、普段のバッグにいつでも使える様に入れておくことも。
巾着方のポーチが付属。この中にDJI OSMO MOBILE 6 一式が全て入ります。
マグネットクランプ
取り付け簡単なマグネットクランプ。スマホに取り付けることで、DJI OSMO MOBILE 6 に簡単に設置できる様になります。
磁力は強力で振っても落ちてくることはありません。(試しに全力で振ってみたけど本当に落ちない)
前作のマグネットクランプから微妙に変化しており、ケースをつけていても問題なく設置ができる様になりました。
前機種のマグネットクランプとの比較
対応スマホに関して
DJI OSMO MOBILE 6 に設置可能なスマホサイズはこちら
DJI OSMO MOBILE 6 対応スマートフォンサイズ
幅:67〜84 mm
厚さ:6.9〜10 mm
重量:170~290 g
対応のスマホはこちらに掲載されています。機種によってカメラコントロールの制限がある様。
また対応スマホの一覧に iPhone13mini やiPhone12mini は載っていないのですが、おそらく問題なく設置できるはずです。
というのも手元にある iPhoneSE(初代)はそのままだと小さすぎてマグネットクランプが取り付けできませんでしたが、iPhoneをケースに入れるとクランプにハマりました。
小さなスマホでもケースに入れればDJI OSMO MOBILE 6 に設置可能です。
参考
> iPhone SE(初代)
幅:58.6 mm
高さ:123.8 mm
厚さ:76 mm
> iPhone 12mini
幅:64.2 mm
高さ:131.5 mm
厚さ:74 mm
> iPhone 13mini
幅:64.2 mm
高さ:131.5 mm
厚さ:76.5 mm
延長ロッド
本体に内蔵された215 mmの延長ロッド。この延長ロッドのおかげで撮影の幅が広がります。
伸縮がスムーズなので素早く出し入れ可能。
遠くの場所や、高さのアングルを出したい時、逆さまにして足元のローアングルなど、使い方は様々。
前機種から搭載された延長ロッドですが非常に便利な機能です。
三脚
三脚部分のパーツがセット。本体底に三脚穴がありそのまま設置できます。
三脚パーツは置くことができるのは当然ですが、持って撮影に使うことも。より遠くより高くからの撮影ができるので延長ロッドの機能をさらに拡張することが可能です。
握りやすいグリップ
人口工学に基づいた設計で握りやすいハンドル。親指が人差し指、中指が心地よくフィットします。
デザインも洗練され、折りたたんだ状態も無駄のない形状になっています。
ステータスパネル
本体には新たにステータスパネルを設置。
バッテリー状態、撮影モードの表示で現状をより分かりやすく把握できる様になりました。
サイドホイール
ズーム、ピント(マニュアルフォーカス)の調整を新たに搭載されたホイールでコントロール可能。
スマホに触れることなく画角の変更などが可能です。
ジョイスティック
ジョイスティックの形状も変わり、前作よりコントロールしやすくなりました。
一眼カメラ用ジンバルの様なジョイスティックの形状になり、繊細なコントロールが可能です。
ActiveTrack 5.0
新しくなったActiveTrack 5.0で被写体をしっかり追従。以前より精度がさらに上がりました。
遠くからの撮影でも、被写体が横を向いたり回転していたとしても、確実にトラッキングします。
iPhoneとの組み合わせ
手元のiPhone14Proと使用しましたが、この組み合わせで特に注目したい点がこちら
シネマティクモード
新たに機能がアップしたシネマティックモード。4Kの24/30fpsで撮影が可能になり、ボケの精度も向上しました。
OSMO MOBILE 6 のブレない機能とiPhone14Pro アップグレードしたシネマティックモードの組み合わせはかなり使えると感じました。
以下は実際に使用した様子のワンカット
超広角カメラに関して
以前のOM5とiPhone13Proの組み合わせの場合、超広角カメラにするとジンバルの軸が映り込んでしまうという問題が発生しました。
今回のOSMO MOBILE 6 では、クランプの位置を調整することで超広角カメラで映り込みを回避できることを確認しています。(iPhone14Proの場合)
個人的に動画では超広角を多用するので、かなり嬉しいポイントです。
気になった点
OSMO MOBILE 6 は非常に気に入っているのですが、唯一気になった点・・・
それがサイドホイール
軽くてスムーズなんですが、実際に使用していると軽すぎて回しすぎることが多発してしまいました。
もう少しクリック感というか、回している感覚があるくらいの重さがあればもっと使いやすいのではと思います・・・
基本操作
基本的な使い方、操作モードに関して動画を公開しています。
DJI OSMO MOBILE 6 まとめ
iPhoneのカメラは身近で最も高品質なカメラになりました。
なんと言っても強いのは、いつでもこのカメラを持ち運んで、すぐに撮影できるという点です。こんなにレンズを簡単に切り替えることができるカメラは他にありません。
そこにOSMO MOBILE 6 のブレ補正と拡張性が加わることで、他のカメラや手持ちではでできない、最強の組み合わせが生まれます。
スマホでより良い映像を撮りたい方にOSMO MOBILE 6 おすすめです!
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