こんにちはブロガーのスカイフィッシュ() です。 @drone_skyfish
ここ数年、スマートフォンで撮影が当たり前になってきました。
スマホ自体が非常に高性能になり、普通のカメラ並み…もしかしたらそれ以上に綺麗に撮影できる様になっています。
そんな動画撮影で最大の問題が手ブレ。
ブレは臨場感が伝わる反面、視聴する側からすれば長時間見るのは辛くなってしまいます。
そこで、手ブレを抑えて撮影できるスマートフォン用ジンバルを使うことで、綺麗でスムーズな映像を記録できます。
今回はおすすめのスマホジンバルを紹介!
結論、DJI製品を選べば失敗がないので、DJI OSMO MOBILE6、DJI OSMO MOBILE SEがおすすめです!
ジンバルとは
手ブレを抑えるため、電子制御で撮影をフォローする撮影機器。スタビライザーとも呼ばれる機器のこと。
一見自撮り棒の様ですが、スマホをホールドし、ブレを抑えるモーター制御で揺れを余計なブレを防いでくれます。
ジンバルを使用することで、移動しながらの撮影や、走っている状態でもブレを抑え滑らかな動画に。
ジンバルもたくさんのメーカー、機種がリリースされています。
個人的にこのあたりの製品は、ドローンの技術を培ったDJI製のジンバルがおすすめです。
DJIとは
DJIは2006年に中国で設立された世界最大のドローンメーカー。公式HP(https://www.dji.com/jp)
プロフェッショナルな映像制作から、一般消費者向けの手軽なドローンまで幅広いラインナップを展開。
「The Future of Possible(未来を可能に)」をビジョンに掲げ、革新的な技術で空撮や映像制作の世界をリードしています。
DJI製品のレビュー記事
DJI製品の記事
おすすめスマホジンバル
2023年におすすめのスマホ用ジンバルを紹介します。
DJI OSMO MOBILE 6
DJIの最新型スマホジンバル、DJI OSMO MOBILE 6
ドローンで培ったブレない技術で、非常に高性能&安心感ある製品。
シリーズ6世代目の製品ということでデザイン&性能がブラッシュアップされており、今スマホジンバルを探しているなら間違いのない製品です。
スマホの取り付けが簡単なマグネットクランプ仕様で、セッティングから撮影までの時間が大幅に短縮できます。
内蔵された延長ロッドも非常に便利。高さや距離を利用したユニークな撮影ができます。
DJI OSMO MOBILE 6 のスペック
OSMO Mobile 6 | |
---|---|
ジンバルサイズ | 展開時:276×111.5×99 mm 折りたたみ時:189×84.5×44 mm |
本体重量 | 309 g |
磁気スマートフォンクランプ重量 | 31 g |
グリップ式三脚サイズ | 長さ:138 mm 直径:32 mm |
グリップ式三脚重量 | 72 g |
内蔵延長ロッド 最大長 | 215 mm |
対応スマートフォン 重量 | 170~290 g |
対応スマートフォン 厚さ | 厚さ6.9〜10 mm |
対応スマートフォン 幅 | 幅67〜84 mm |
バッテリー容量 | 1000 mAh |
駆動時間 | 約6.4時間(理想的な条件下で使用した場合) |
充電時間 | 約1時間24分( 10W充電器で測定) |
アプリ | DJI Mimo |
価格 | ¥20,900 |
DJI OSMO MOBILE 6 の特徴
- 最新のスマートフォンジンバル
- 6世代目の安心感ある製品
- ステータスパネル、サイドホイール搭載
- 取り付け簡単なマグネットクランプ使用
- 延長ロッド内蔵
- 三脚パーツ付属
- 折りたたみ式デザイン
レビュー動画も公開しています。
こちらは使い方動画
DJI OSMO MOBILE SE
DJI OSMO MOBILE 6 と同時にリリースされたスマホジンバル DJI OSMO MOBILE SE
機能を省略し、シンプルなスタビライザーとしての機能に特化したモデルです。
機能を省いた分、低価格を実現しており、「とりあえずスマホでブレない動画が撮りたい!」という方ならこれを選んで正解です。
OSMO MOBILEシリーズの他モデルと比べて内蔵バッテリーが増えており、長時間の撮影が可能です。
DJI OSMO MOBILE SEのスペック
OSMO Mobile SE | |
---|---|
ジンバルサイズ | 展開時:262.5×119.5×104 mm 折りたたみ時:167×108.5×46.5 mm |
本体重量 | 352 g |
磁気スマートフォンクランプ重量 | 31 g |
グリップ式三脚サイズ | 長さ:138 mm 直径:32 mm |
グリップ式三脚重量 | 72 g |
内蔵延長ロッド 最大長 | 無し |
対応スマートフォン 重量 | 170~290 g |
対応スマートフォン 厚さ | 厚さ6.9〜10 mm |
対応スマートフォン 幅 | 幅67〜84 mm |
バッテリー容量 | 2600 mAh |
駆動時間 | 約8時間(理想的な条件下で使用した場合) |
充電時間 | 約2時間12分( 10W充電器で測定) |
アプリ | DJI Mimo |
価格 | ¥13,860 |
DJI OSMO MOBILE SE の特徴
- 最新のスマートフォンジンバル
- シンプルなスタビ性能に特化したモデル
- 低価格
- 取り付け簡単なマグネットクランプ使用
- 大容量バッテリーで長時間使用が可能
- 三脚パーツ付属
- 折りたたみ式デザイン
- 延長ロッドが無い
DJI OM5
DJIの最新モデルは高性能な6、低価格なSE、となっていますが前機種のOM5はその中間的存在です。
つまり非常にバランスが良い機種で、まだまだこれから先も現役で使えるジンバル。
新しい機種がリリースされたため廃盤となっていますが、もし中古で見つけれたらこのジンバルでも十分な性能です。
DJI OM5 のスペック
OM5スペック | |
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ジンバルサイズ | 展開時:264.5×111.1×92.3 mm 折りたたみ時:174.7×74.6×37 mm |
本体重量 | 292 g |
磁気スマートフォンクランプ重量 | 34 g |
グリップ式三脚サイズ | 長さ:138 mm 直径:32 mm |
グリップ式三脚重量 | 72 g |
内蔵延長ロッド 最大長 | 215 mm |
対応スマートフォン 重量 | 230 ± 60 g |
対応スマートフォン 厚さ | 厚さ6.9〜10 mm |
対応スマートフォン 幅 | 幅67〜84 mm |
バッテリー容量 | 1000 mAh |
駆動時間 | 6.4時間(理想的な条件下で使用した場合) |
充電時間 | 1.5時間( 10W充電器で測定) |
アプリ | DJI Mimo |
価格 | ¥17,930 |
DJI OM5 の特徴
- バランスの良いスマートフォンジンバル
- 5世代目の安心感ある製品
- 取り付け簡単なマグネットクランプ使用
- 延長ロッド内蔵
- 三脚パーツ付属
- 折りたたみ式デザイン
- 廃盤(中古で探すのもアリ)
Insta360 Flow
360度カメラやアクションカメラで人気のInsta360から初のスマホジンバルがリリース!
先行してリリースされているDJI Osmo Mobile 6の良いところを取り入れ、Insta360らしいスタイリッシュな製品になっています。
Osmo Mobile 6より少しだけ重いのですが、その分バッテリー容量が多く、三脚やコールドシューが内蔵された多用途なスタビライザー。
非常に高性能で使い勝手の良い製品です。
Insta360 Flow のスペック
項目 | 内容 |
---|---|
重量 | ジンバル: 約369g、磁気スマートフォンクランプ: 約32g |
サイズ | 収納時: 79.6×162.1x36mm、伸張時: 73.6×269.4×69.9mm |
対応スマートフォンの厚み | 6.9〜10mm |
対応スマートフォンの幅 | 64〜84mm |
対応スマートフォンの重量 | 130〜300g |
端子 | USB-C |
内蔵自撮り棒の長さ | 215 mm |
内蔵三脚のサイズ | 伸張時の長さ: 80mm、直径: 187.6mm |
バッテリー容量 | 2900 mAh |
連続録画時間 | 12時間 |
充電時間 | 2時間 |
動作温度 | -10℃ 〜 40℃ |
充電可能温度 | 0°C〜40°C |
可動域 | パン:-230°〜100°、ロール:-150°〜180°、チルト:-100°〜82° |
最大制御速度 | 120°/S |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
Insta360 Flow の特徴
- Insta360初のスマートフォンジンバル
- AI追跡機能で自動で被写体を捉える
- スマートホイール搭載
- 取り付け簡単なマグネットクランプ使用
- 延長ロッド内蔵、三脚、コールドシュー内蔵
- 最大12時間のバッテリー駆動時間
- モバイルバッテリーを内蔵
- コンパクトな折りたたみ式デザイン
レビュー記事です
ZHYIUN SMOOTH 5
ジンバルを専門的に開発するメーカーZHYIUN(ジーウン)の大型スマートフォンに対応するペイロードを備えた3軸スマートフォン用ジンバル。
ハンドホイールを搭載しフォーカス、スムーズなズームを手軽に調整可能です。
SMOOTH 5 COMBOには取り外しが可能な5500KのLEDライトが付属。
ライトは輝度を調節可能なほか、レッド、ブルー、オレンジ、イエローの4種類のカラーフィルターを付け替えることで、色の変更も可能です。
ZHYIUN SMOOTH 5 のスペック
ZHIYUN SMOOTH 5 | |
---|---|
ジンバルサイズ | 展開時:311×168×52 mm |
本体重量 | 615 g |
対応スマートフォン 重量 | 最大280 g |
バッテリー容量 | 2600 mAh |
駆動時間 | 約12時間 |
充電時間 | 約2時間 |
アプリ | ZY Play |
付属品 | ミニ三脚、USB-C 充電ケーブル |
価格 | ¥23,100 |
ZHYIUN SMOOTH 5 の特徴
- ジンバル専門メーカーのスマートフォンジンバル
- ハンドホイール搭載
- 本格的な撮影が可能
- 大型スマホにも対応
- 三脚パーツ付属
- コンボには専用照明が付属
- 折りたたみではない
- スマホジンバルの中では大きくて重い
MOZA Mini MX 2
カメラジンバルとアクセサリーの製作を専門としているメーカーMOZAのスマホジンバル。
20時間の連続使用が可能なロングバッテリー仕様。
手になじみやすいデザインが特徴で、シンプルな操作性で初めての人でも使える製品です。
スマホを固定する部分にはスマートセンサーを搭載しており、スマホの固定が(手動ではなく)自動で行われます。
MOZA Mini MX 2 のスペック
MOZA Mini MX 2 | |
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ジンバルサイズ | 展開時:120×120×265 mm 折りたたみ時:145×60×180 mm |
本体重量 | 423 g |
対応スマートフォン 重量 | 143~280 g |
対応スマートフォン 幅 | 幅60〜88 mm |
バッテリー容量 | 2000 mAh |
駆動時間 | 約20時間 |
充電時間 | 約2時間30分 |
アプリ | MOZA Genie |
付属品 | ミニ三脚、ポーチ、ストラップ |
価格 | ¥17,800 |
MOZA Mini MX 2 の特徴
- エントリーモデルなジンバル
- スマートセンサー搭載でスマホの固定が自動
- 直感的に使えるシンプルな操作性
- 握りやすく、疲れにくいエルゴノミクスデザイン
- 20時間のロングバッテリー仕様
- 三脚パーツ付属
- 折りたたみ式デザイン
どれが一番おすすめなのか
紹介した中でどれが一番おすすめなのか・・・
冒頭にも書きましたが、ジンバルの様な撮影機器はDJI製品を選んでおけば間違いはありません。
スマホジンバルで言えば、DJI OSMO MOBILE 6、DJI OSMO MOBILE SEがおすすめです!
性能としてみればDJI OSMO MOBILE 6の方が使い勝手が良いので、個人的には6をおすすめしています。2万円という価格もこの性能を思えば非常にお手頃。
ただもしジンバルに2万円は出せない・・・という方はOSMO MOBILE SE は低価格な上に最低限のフォローはできるのでこちらをおすすめします。
最後に
スマートフォンの映像がカメラと同等、使い勝手を含めればそれ以上のポテンシャルになり、今後もさらにスマートフォンで撮影する機会が増えてくると思います。
そんな撮影に悪影響を与える手ぶれ。ジンバルはその手ぶれを抑え、美しい映像を記録することが可能です。
スマートフォンで動画を撮影したい方、ジンバルの使用をお勧めします!
ぜひぜひジンバルを利用して楽しい作品、美しい作品を撮ってみてはいかがでしょうか?
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