今話題の電動アシスト自転車MATE BIKE
デンマークのスタイリッシュなEバイクブランドで、今では日本の代理店も設立され、非常に人気の製品となっています。
元々日本では、2020年の4月にクラウドファンディングのCAMPFIREでプロジェクトが立ち上がり、支援(早期購入)という形で、販売が行われていました。
当初、製品の到着は2020年の8月の予定でしたが、遅れに遅れ、およそ1年遅れで支援者の元に届き始めました。
2回に分かれて納品があるようで、1便は全体の半分、600台が用意され既に支援者の元に到着。
2便で残りの製品が手配される予定となっています。(そろそろ届くはず)
僕自身、実際にクラファン経由でMATE BIKEを手に入れたのですが、いくつか問題があったのでまとめてみました。
これからMATEが届く予定の人、既に届いている人も参考にしてみてください。
こちらの動画でもまとめています。
MATE.BIKEのクラファンで起きた問題点
自分の体験を元に、クラファンで届いたMATEについて解説します。
到着はバラバラ
本体とバッテリーは別々の到着です。同日に届く場合もあれば、日を跨いで届くこともあるそう。
自分もバッテリーが先に到着し、次の日に本体が到着しました。
これはバッテリーが危険物扱いで、本体とバッテリーのコンテナが別となってしまったため、発送が分かれてしまったという理由だそうです。
先にバッテリーだけ届いても慌てないように。
組み立ては自力
問題点というほどではないかもしれませんが、組み立ては自分で行う必要があり結構大変です。
ダンボールから出すのも大変だし(そもそもダンボールがめっちゃ大きい)、広い場所でやることをおすすめします。
オプションは一部未達
支援の際に3つのオプションをセットでオーダーしましたが、届いたのは2つ
- カラーディスプレイ
- リアキャリア
フェンダーは届いていません
アナウンスによるとバイクの2便の納品と一緒に届くそうです。
無事?届きました!そしてまさかの事態!!詳しくは動画をどうぞ
スロットルがついている
この前動画をアップしましたが、日本の公道では使えないスロットルがなぜか付いていました。(工場の製造過程の手違いの様です)
スロットルというのは、右ハンドルの下あたりに付いているレバーで、これを押すと漕がなくても前進してしまう仕様。原付バイクをイメージして貰えば分かりやすいはず。
MATEは電動アシスト自転車のため、このままの状態で公道を走ると違法の可能性があるのですぐ外しました。
まだスロットルついてる人は要注意です。
取り外し方も動画にしているのでチェックしてみてください。
車体のロゴの不備
自分のバイク、ロゴがおかしいんです。Eがない。
今のところ情報は自分以外で見たことないのですが、
ブランドが自分の名前間違えるなんて普通あります?
偽物みたいです…
自分の場合、世界に1台だと、前向きに考えます。
スポークの隙間
タイヤの集中線みたいになっているスポークというパーツが、タイヤの外側についていることが判明しています。
ブレーキと干渉していないか、念のため確認しておいた方が良さそうです。
自分の場合、干渉はしていないですが、かなりギリギリで少し不安です。特に問題はないけど。
電動ケーブル問題
電動アシストのケーブルが後輪のディスクブレーキに干渉して、ケーブルが切れてしまったという報告も上がっています。
干渉していないかケーブルの状態を確認してみて下さい。
型式認定がないので、防犯登録は難しいかも
MATEは型式認定がされていません。
型式認定とは
型式認定制度は、道路交通法令(道路交通法施行規則第1条ほか)の規程により、型式認定対象品(原動機を用いる身体障害者用の車椅子ほか)に関する基準が定められており、これらの機器等が法令の基準に適合することを明らかにすることによって、利用者の便宜を図るとともに、これらの機器に関した交通安全対策の推進が図られるようにするための制度である。
ようするに、国から”法令の基準に適合した安全な製品ですよ”というお墨付きをもらう制度。
ただ基準が適合していれば、実際の公道の走行に型式認定がされているかは必須ではありません。
それでもお店によっては、製品が型式認定されているかで、メンテナンスや防犯登録を受ける受けないを決めているところがあります。実際に近所にある大手チェーンのサイクルベースあさひでは、メンテナンスも防犯登録も断られました。
たまたま寄った別の自転車屋さんではやってくれたので、対応できるかどうかはお店ごとのルールによるかと思います。
ちなみに僕がお世話になっているのはル・サイク四ツ谷店さん
品質管理に問題あり
もともとクラファンの活動報告でもお知らせがあったのですが、クラファンのMATEと、代理店で販売されているMATEでは生産工場が違うようです。
特に今回の問題点を見るに、クラファンで届いたMATEで品質の不具合や問題点が浮上しています。
代理店での製品は問題なさそう。
既にMATEによく似た(というかそっくり)な製品も出ているので、OEMなのかなんなのか・・
MATE.BIKEのクラファンまとめ
以上、クラファンで届いたMATE BIKEの問題点を紹介しました。
実際に乗ってみた感じの製品としてはかなり楽しいので、逆に今回のクラファンの対応と品質管理が非常に残念です。
これから製品が届く方や、既に届いている方も今一度確認をお願いします。
特にスロットルは付いているだけでもアウトになるのでご注意下さい。
コメント