【GoPro HERO10】ドローンでFPV空撮映像 & ブレ比較レビュー【DJI FPV 】

こんにちはブロガーのスカイフィッシュ(@drone_skyfish) です。

先日購入した GoPro HERO10 をドローンに乗せて撮影しました!

なんといってもHERO10の目玉は、4K120fps !!

さらに小型のこの個体で 5.3K60fps という驚異の撮影も可能です。

GoPorHERO10

ドローンは DJI FPV を使用し、FPVドローンならではの迫力ある撮影にチャレンジしました。

既に撮影した映像はアップしたので是非ご覧ください!

今回、GoPro HERO10 には新たなブレ補正、Hypersmooth4.0 を搭載しています。

GoProのドローン撮影ではおなじみのブレ補正ソフト、ReelSteady Go との比較もしてみました。

こちらの動画でも紹介しています。

目次

取り付けパーツと注意点

GoProHERO10とDJIFPV

DJI FPVにはこちらのパーツを取り付け、GoProを設置しています。

また重要なのが、GoProなどの外部カメラをDJI FPVに取り付ける場合、国土交通省(DIPS)に改造申請を行う必要があるので、必ず行って下さい。

 国交相に目視外飛行の申請の他、改造申請が必須

安定のGoPro

GoProHERO10とDJIFPV

HERO10 になりさらに進化したGoProですが、やはり映像は良い意味で安定のGoPro

小さな個体と広い画角で、ダイナミックな撮影を可能にします。

GoProHERO10とDJIFPV

今までの4K60fps、5K30fpsからアップデートし、4K120fps、5.3K60fpsの撮影が可能になったので、表現の幅がさらに広がりました。

特に4K120fpsは実装されているカメラがまだ少ないので、現状6~7万の価格で使えるのはかなり価値があるのかなと思います。

120fpsは、タイムラインが24fpsであれば5倍のスローモーション。映像に緩急をつけるアクセントでかなり使えます。

プロセッサーの進化

GoPorHERO10

中のチップが以前までの GP1 から GP2 になり、処理能力が大幅に向上しました。

これにより画面操作がめちゃくちゃ快適にアップデート。これだけでも HERO10 を買う価値があると思えるほど。

今まで、ドローンに設置後の設定では、画面が触りづらいというのもあって、誤作動・誤設定が多かったのですが、快適な画面のタッチ操作により、HERO10 ではそんなストレスになる設定ミスがおきませんでした。

以前までのGoProと比べると、準備の段階から遥かに使いやすくアップデートしています。

iPhoneより飛ばしやすい

iPhoneと比べると劇的に飛行させやすいw(当たり前)

実はこのGoPro HERO10 を初めてドローンに載せるタイミングで、iPhone13 Proをドローンに載せて撮影したのですが、かなり重く、もっさりした飛行感覚でした。

iPhone13proとDJI FPV

DJI FPVに外部カメラを取り付けるならコンパクトなGoProの方が操作しやすいですw

こちらはiPhone13 Pro を設置した空撮映像

ReelSteady Go の処理が重い

ReelSteady Go
ReelSteady Go

撮影時にあえてブレ補正をオフにし、撮影後にジャイロを検知してよりスムーズな映像に書き出すことができる編集ソフト ReelSteady Go

GoProで空撮するのにはマストとも言えるソフトです。

ReelSteady
ReelSteady Emmy award winning video stabilization

しかしながら、4K120fpsだったり、5.3K60fpsで撮ると、膨大な処理が必要になり、ReelSteady Go の変換処理にかなり時間がかかります。

フレームレートが4Kでは60fpsから120fps、倍になっているので、ReelSteady Go の処理の負荷も単純に倍になるかと・・・

実際にReelSteady Goで書き出したデータを見てみると(GoProは収録データが4GBを超えると自動的に分割する仕様)

  • 4K60fps = 元データ4GB = 書き出しサイズ約4GB
  • 4K120fps = 元データ4GB = 書き出しサイズ約7GB
  • 5.3K60fps = 元データ4GB = 書き出しサイズ約11GB

下の画像は、参考の元データと書出しデータ(ファイル名にsmoothedが入っているのがReelSteady Goで書き出したデータ)こんなに違いが出てきています。

reelsteadyデータ
4K60fpsのデータ
reelsteadyデータ
4K120fpsのデータ
reelsteadyデータ
5.3K60fpsのデータ

ブレの映像比較

GoPorHERO10

映像のブレ補正をオン(HyperSmooth 4.0)にした状態や、後処理でReelSteady Goをかけた映像などと比較してみました。

ブレ補正あり、なしの比較 

広角の4K120fpsで撮影したデータです。

左はブレ補正なし、ドローンの振動をもろに受けていますね

右はHyperSmooth 4.0 を設定した飛行映像(ブレ補正をブーストに設定)です。確かにブレは無くなりました。

ですが時々、送信機の操作の動きを拾っているかのように、カチ、カチっと止まる?ところがあります・・・

これは自分の操作が悪いのか・・・?もっとスムーズなスティク操作が必要ですね・・・

ReelSteady Go の比較

ReelSteady Go ブレ補正を掛けた映像とHyperSmooth 4.0 のブレ補正あり(ブースト)との比較です。

ReelSteady Go をかけると自動的にシネスコサイズ(横長のサイズ)になってしまいます。

そんな注意点がありつつも、やはり映像自体は安定しており、非常にスムーズなクリップになります。

個人的にはReelSteady Go の映像が好きですね。

※追記 4:3で撮影すればReelSteadyをかけてもワイドで書き出しできるそうです!(コメント頂きました!ありがとうございます!)

DJI FPVの映像との比較

最後は一応、DJI FPVとGoPro(ReelSteady Go)の比較です。

正直DJI FPVのカメラはそんなに良い性能ではないので、やはりGoProと比べると差がはっきりと。

外部カメラが付けられる条件なら、GoProを取り付けた方が良いかと思います。

ただしGoProを取り付ける位置の関係上、DJI FPVのカメラ位置の方が下になるので、地面や海面スレスレの迫力はDJI FPVの方がありますね。

この辺りは実際にYouTube見てもらえると分かりやすいと思うので、ぜひチェックを。

GoPro HERO10で撮影した空撮写真

GoProHERO10とDJIFPV

こちらは映像から切り出したGoPro HERO10の映像です。

切り出した映像の上、ブログ用に圧縮していますが、かなり美しくダイナミックに風景を記録しています。

GoPro HERO10の空撮まとめ

GoProHERO10とDJIFPV

やはりDJI FPVの外部カメラとして、GoProを搭載する場合には ReelSteady Go で書き出すことで、グッとクオリティの高い映像に見えます。

ただ ReelSteady Go を使うかは好みの問題で、これは僕自体がDJI FPVを使う際に、フリースタイルなどの激しいアクロバット飛行が目的ではなく、シネマティックで美しい撮影を目指しており、その目的と合っているからです。

雄大で美しい映像を撮影したい方は ReelSteady Go をぜひ試してみて下さい。

GoProHERO10とDJIFPV

改めて、GoPro HERO10の4K120fps、5.3K60fpsはメチャクチャ良いですね!

陽が落ちてきた光が差し込む波のシーンなどは、スローモーションで通常の目線では認識できない美しい映像を記録してくれました。

GoProHERO10とDJIFPV

DJI FPVお持ちの方、GoPro HERO10を検討中の方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

こちらはHERO10のレビューブログ&動画

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