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【NDフィルターの使い方】カメラのスローシャッターに必須のNDフィルターについて【Kenko】


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目に見えない世界を撮影することができるカメラアクセサリー「NDフィルター」について

 

神秘的な写真が撮れる!撮影に必須のNDフィルターの効果と使用方法

 

カメラ好き、写真好きの方にはお馴染みのNDフィルター

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知らない方の為にNDフィルターとは?といったところから、実際にどんな写真が撮れるのか、紹介したいと思います。

 

NDフィルターとは

NDフィルターとは・・・

NDフィルターとは、ニュートラル・デンシティー(Neutral Density)フィルターの略で、直訳すると”中立な濃度のフィルター”と言う意味になります。 目で見える範囲の光を均等に吸収するよう設計されており、発色に影響を与えることなく、光量のみを少なくします。

NDフィルターとは?| ケンコー・トキナー 

 

通常では白飛びしてしまう様な明るさでも、レンズにNDフィルターを取り付けることで、光の量を少なくし、シャッタースピードを遅く(シャッターが開く時間を長く)することができます。

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こうすることで、普通はこの目で見ることの出来ない時間の流れを写真に収めることが出来るのです。

よくあるのが、こんな水の流れを絹の様にした写真。以前実際に撮影した写真です。 f:id:drone_skyfish:20180520160427j:plain

 

通常、写真は一瞬の出来事を切り取るものですが、

シャッタースピードを遅くすることにより、長時間の出来事を収めた神秘的な写真にすることが出来ます。

 

NDフィルター等のレンズフィルターに関しては、はてなブロガーのCirculation-Cameraさん(id:tatsumo77)が詳しく書かれているのでぜひご参考に!

tatsumo77.hatenablog.com

 

NDフィルターの種類

NDフィルターには種類が沢山あります!

例えばフィルターには数字が書かれていて、これが光を通す目安になっています。

 

これはND-16f:id:drone_skyfish:20180604100509j:plain

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Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 (W) 67mm 光量調節用 267448

Kenko NDフィルター PRO1D プロND16 (W) 67mm 光量調節用 267448

 

   

簡単に言うと、数字が大きくなるにつれ、光を通しにくくなります。単純に暗くなるということ。

NDフィルターの数字は、光量を何分の1に減らすかを意味しており、ND-16の場合には1/16の光量にするという意味です。

 

これはND-400f:id:drone_skyfish:20180604100551j:plain

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Kenko NDフィルター ND400 プロフェッショナル 82mm 光量調節用 182239

Kenko NDフィルター ND400 プロフェッショナル 82mm 光量調節用 182239

 

 

これはND-1000f:id:drone_skyfish:20180604100604j:plain

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Kenko NDフィルター PRO-ND1000 77mm 1/1000 光量調節用 377499

Kenko NDフィルター PRO-ND1000 77mm 1/1000 光量調節用 377499

 

 

手持ちのNDフィルターは以上。極端に暗いフィルターの傾向です笑

全て安心のKenkoのNDフィルター

ケンコー・トキナー

 

一般的にはND-4とかND-8あたりが多いんではないでしょうか。

 

又、NDフィルターは重ね付けしても使えます。

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画像引用元:http://www.kenko-tokina.co.jp/special/product_type/nd/201607_nd.html

 

NDフィルターの使い方

基本的に、NDフィルターで撮影する際には三脚を立て、設定はマニュアルにします。

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シャッタースピード数秒の長時間の露光の場合は、しっかりとした三脚を用意することをオススメします。

www.droneskyfish.com

 

又、シャッターを押す際のブレを拾わない様に、リモートコントローラーや、アプリでのリモート操作、タイマー設定等を使いましょう。

 

CANONのリモートコントローラー

Canon リモートスイッチRS-60E3

Canon リモートスイッチRS-60E3

 

 

 NIKONのリモートコントローラー

Nikon リモートコード MC-DC2

Nikon リモートコード MC-DC2

 

  

注意点としては、あまり暗いNDフィルターを付けてしまうと、画面が真っ暗になってしまいます。

一眼レフカメラの場合では、ピントを合わせた後にNDフィルターを取り付けると良いかな。

これは通常状態f:id:drone_skyfish:20180604100811j:plain

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取り付けると真っ暗に!f:id:drone_skyfish:20180604100841j:plain

 

ミラーレスだと撮れる明るさが画面に表示されるのでやり易いかも。 

これは通常状態f:id:drone_skyfish:20180603183755j:plain

ND400を付けました。

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この時は三脚はこれしか持ってなかったので、PIXI EVOを使用f:id:drone_skyfish:20180603183836j:plain

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www.droneskyfish.com

 

実際にNDフィルターを使って比べてみると

実際にNDフィルターを使って撮影した写真がこちら

(f11、ISO100、4秒)

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4秒間の滝の流れが絹の様に表現されます。

 

NDフィルターを付けないで、いわゆる普通のシャッタースピードで撮影するとこんな感じです。(f11、ISO100、1/100秒)f:id:drone_skyfish:20180603183918j:plain

シャッタースピードが早いと滝の勢いが伝わりますね。

 

滝のアップ。左がNDフィルター有り、右がNDフィルター無し

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どちらが良いとかではないので、自分の撮りたい雰囲気を再現出来るかが大切です。

 

スローシャッターの際のシャッタースピード

シャッタースピードは何秒にしたらいいの!?」という問題

ケンコーさんのサイトでこんな早見表があります。

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画像引用元: ケンコー・トキナー

要するにNDフィルターシャッタースピードの目安なんですが、これはあくまで目安として考えます。

というのも、最終的に撮影したい明るさというのは自分が決めるからです。 

明るめが好きな人もいれば、暗めが好きな人もいます。

ですのでこの早見表通りが正解では無いということ。

 

ちなみに僕は普段スローシャッターで撮影する時には、適当な感覚のシャッタースピードで撮影して、1枚目の写真を見て、また適当に調整します笑

失敗しても大丈夫!デジカメは何回でもチャレンジできます。

 

NDフィルターを使った作例

せっかくなのでNDフィルターを取り付けて撮影した写真をいくつか

 

定番の滝f:id:drone_skyfish:20180605113034j:plain

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荒々しい防波堤の波も長時間のスローシャッターで静かな海に見えます。f:id:drone_skyfish:20180604222606j:plain

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水面のさざ波が消え、神秘的な雰囲気にf:id:drone_skyfish:20180520160608j:plain

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こうして見ると見事に水辺ばっか笑

 

FUJIFILMコンデジX100Fでもスローシャッターに挑戦! 

www.droneskyfish.com

 

NDフィルターの選び方

明るさを調整するNDフィルターは撮影時の環境や、撮りたい雰囲気によって選択する必要があるので、正解はありません。

ただ、何を選んだ良いか分からない!という方にはND-8あたりから試してみることをオススメ。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND8 (W) 67mm 光量調節用 267431

Kenko NDフィルター PRO1D プロND8 (W) 67mm 光量調節用 267431

 

 

ND8を使ってみて、撮りたい雰囲気をイメージして、もっと濃い(薄い)NDフィルターを増やすのはどうでしょうか。

Kenko NDフィルター PRO1D プロND4 (W) 67mm 光量調節用 267424

Kenko NDフィルター PRO1D プロND4 (W) 67mm 光量調節用 267424

 
Kenko NDフィルター PRO-ND100 77mm 1/100 光量調節用 377444

Kenko NDフィルター PRO-ND100 77mm 1/100 光量調節用 377444

 

 

NDフィルターのサイズについて

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NDフィルターはレンズに直接取り付けるので、レンズの直径と同じものを選ぶ必要があります。

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つまり、フィルターとレンズの直径サイズが違うと、そのまま取り付けることが出来ません!

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ですので、手持ちの中で1番使うレンズのフィルター経に合わせたり、スローシャッター時に使いたいレンズのフィルター経に合わせる必要があります。

 

僕の場合にはNDフィルターを購入する段階では、SIGMAの24-105Artのレンズを標準として使っていたので、このレンズに使えるフィルター経82mm(デカイ)を選びました。

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フィルター経が大きくなる程、値段が高くなる傾向があります・・・

  

あると便利なフィルター関連のアクセサリー

便利なフィルター関連のカメラグッズ

 

ステップアップリング・ステップダウンリング

先ほどの直径サイズ違いのレンズに、NDフィルターを取り付ける方法があります! 

それが

  • ステップアップリング
  • ステップダウンリング

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その名の通り、フィルター経を調整するリングです。

このリング、重ね付けが出来るので、ある程度の直径違いでも対応可能。

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レンズを複数お持ちの方はぜひ用意しましょう!

フィルター径が小さいレンズにf:id:drone_skyfish:20180604101313j:plain

ステップアップリングを重ね付けしてNDフィルターのサイズに合わせます。f:id:drone_skyfish:20180604101318j:plain

NDフィルター装着完了!f:id:drone_skyfish:20180604101325j:plain

 

左のレンズは本来フィルター径が67mmでしたが、ステップアップリングを使用して82mmのフィルターの取り付けが出来るようになりました。

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フィルターレンチ

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フィルターは取り付けると、意外と固くハマってしまいなかなか取れないなんてことがあります。これはカメラあるあるのはず。

そこでこんな物があります。フィルターを外す為のフィルターレンチ

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これがあれば固くハマってしまったフィルターを外すことが出来ます。

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ブロワーとレンズペン

カメラ用品で必須のブロワー

フィルターを取り付ける際の、レンズの間にブロワーを使います。簡単なホコリはこれで十分。

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レンズペン(フィルターペン)も必須です。

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こんな汚れた表面も・・・f:id:drone_skyfish:20180604102533j:plain

簡単にキレイに掃除できます!f:id:drone_skyfish:20180604102538j:plain

 

ドローンのNDフィルター

ドローン用のNDフィルターもあります!

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ただ、どちらかと言うとドローンのNDフィルターは、写真の為というよりは、動画のフレームレートを調整する為のもの。

 

ドローンのNDフィルターはこちらの記事 

www.droneskyfish.com

 

 

最後に

今回はカメラ撮影の表現の幅を広げるNDフィルターの紹介でした。

スローシャッターは神秘的な写真や、普通には撮れない写真が撮影できるので、ぜひチャレンジしてみて下さい! 

ケンコー・トキナー