【使用レビュー】写ルンですのミラーレスカメラ用レンズ「Wtulens」を買ったので「Utulens」と比べてみた
先日購入した「写ルンです」のレンズを使ったミラーレスカメラ用交換レンズ「Utulens」
今回新たに発売された「写ルンです」のレンズを2枚使用したミラーレスカメラ用交換レンズ「Wtulens」
前回のUtulensが良かったので今回もギズモショップで注文してみました
ちなみにWtulens、Utulensともに「ウツレンズ」と呼ぶそうです。このネーミングセンスもオシャレ。
Wtulensとは”>Wtulensとは
FUJIFILMの代名詞とも言えるレンズ付きフイルム「写ルンです」
写ルンですの使用済みレンズを加工した商品がWtulensです。
「写ルンです」のレンズは非球面メスカスレンズという高い描写力のレンズだそうです。
下の図のダブルガウス型のように、2枚のレンズを対象に配置することで17mm相当の広角レンズになりました。
APS-Cのカメラでは約28mmの広角レンズになります。
Wtulensの魅力”>Wtulensの魅力
Wtulensの魅力としてはこんな感じ
価格が安い
税込4,980円 !
一般的な交換レンズは数万〜何十万の世界。
それに比べるとこの「Utulens」「Wtulens」の価格は安い!
前回のUtulensが一枚のレンズで税込3,980円だったので何となくお得な感じ。
軽くて薄い
かなり薄いレンズで46g!
プラスチック製でかなり軽くて薄いです。
写ルンですの様な味のある写真
作品例:GIZMON Wtulens / ギズモショップ – GIZMOSHOP –
トイカメラ風の独特な雰囲気の写真になります。
大体のミラーレスカメラで使える
前回のレンズと同様、各社のミラーレスカメラに取り付けられる様、取り付け部分も5つのマウントから選んで注文します(マウント違うと付けられないから注意!)
具体的には下記のマウントの中から選びます。
- マイクロフォーサーズ(OLYMPUS、Panasonicなど)
- Eマウント(SONY)
- XFマウント(FUJIFILM)
- EOS Mマウント(Canon)
- ニコン1マウント(Nikon)
注文したWtulensが到着”>注文したWtulensが到着
到着!在庫があった様ですぐに送ってくれました。
Wtulensのセット内容”>Wtulensのセット内容
- レンズユニット
- ミラーレスマウント
- L字型レンチ
- ポーチ
- 日本語マニュアル
レンズユニットとマウントを組み合わせます
今回もポーチ付き
Wtulensの仕様”>Wtulensの仕様
主な仕様は下記になります。
- 焦点距離は17mm
- 絞りはF16固定
- 撮影距離は0.5m〜∞
- 動画撮影でも利用できます
- プラスチック製の非球面メスカスレンズ2枚
- マウント部分は金属製
- ポーチ付き
前面のレンズユニットのネジを緩めると、近い場所へのフォーカスを合わせることができるそうです。※レンズユニットを緩め過ぎると落ちてしまうので注意
WtulensとUtulensのスペック比較”>WtulensとUtulensのスペック比較
Wtulens | Utulens | |
サイズ | 縦60mm × 横15mm | 縦60mm × 横15mm |
重量 | 約46g | 約46g |
焦点距離 | 17mm | 32mm |
絞り | F16 (絞り固定) | F16 (絞り固定) |
フォーカスレンジ | 0.5m ~ ∞ | 1m ~ ∞ |
対応機種 | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ |
Eマウント | Eマウント | |
XFマウント | XFマウント | |
EOS Mマウント | EOS Mマウント | |
Nikon1マウント | Nikon1マウント |
焦点距離以外の違いはほとんど無し!
焦点距離が広角から超広角レンズになりました。
WtulensとUtulensの実物の比較”>WtulensとUtulensの実物の比較
左がWtulens、右がUtulens
SONY-a7-IIでWtulensを付けてみる”>SONY a7 IIでWtulensを付けてみる
薄いパンケーキレンズ
Wtulensで撮影した写真”>Wtulensで撮影した写真
Wtulensとa7 II で簡単に撮影してみました。
前回のUtulens同様、F値が固定で16なので、シャッタースピードとISO感度で調整します。
WtulensとUtulensの写真の比較”>WtulensとUtulensの写真の比較
分かりやすい様にWtulensとUtulensの写真を比較してみます。
どちらも同じ場所から同じ設定で撮影しています。
Wtulens
Utulens
Wtulens
Utulens
全然違う!!
焦点距離が違うので写る範囲が違うのは当然ですが、仕上がりの雰囲気が全然違います。
Wtulensは周辺減光が大きいトイカメラ風。周りも流れています。
Utulensは全体的に淡い感じになります。ホワイトバランスの関係か(太陽光で撮影)、明るい光が入るとマゼンタに転びます。
最後に”>最後に
今回のWtulensもかなりコスパ良し!前回のUtulensとはまた違った味になります。
「写ルンです」の写りですが、デジタルで撮影するので、RAW現像でさらに違った雰囲気に仕上げることも可能です。
ぜひミラーレスカメラのお持ちの方は試してみては?
最後にWtulensで撮った一枚。それでは!
後日、Wtulens Lを使って動画を撮影してみた!
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