写真家 佐藤健寿のSATELLITE (サテライト)は究極の空撮写真集だった!
奇界遺産クレイジージャーニーの写真家-佐藤健寿”>奇界遺産・クレイジージャーニーの写真家 佐藤健寿
世界を旅するクレイジーな人たちを紹介する
人気テレビ番組クレイジージャーニー
そのクレイジーなメンツの中でも特に異才を放つ存在 写真家 佐藤健寿
世界の不思議な場所、風習を撮影する独特なスタイルで、
発売した写真集奇界遺産は写真集としては異例のロングセラーに。
佐藤さんは撮影にドローンを取り入れていることでも有名で、僕も大好きな写真家の1人。
もちろん奇界遺産も持っています!
そんな佐藤さんの写真集で、奇界遺産程の知名度は無いのですが、オススメの写真集があります。
それがSATELLITE (サテライト)
サテライトとは衛星、人工衛星のこと。つまりこれは人工衛星から撮影された写真集
SATELLITE-サテライト”>SATELLITE (サテライト)
人工衛星から撮影された写真はグーグルマップ、グーグルアースが身近になった今、特に珍しい物ではないと思います。
ただこのサテライトでは、地形・産業・政治・風習など様々な要因で独自に形成された地域をクローズアップすることにより、一見しただけでは何を見ているのか分からない様な不思議な風景を旅することができます。
引用元:Amazon-SATELLITE-サテライト-佐藤-健寿
この写真集は世界最大の民間人工衛星撮影企業デジタルグローブ社が全面協力の元、佐藤健寿監修で作られたもの。
本人のインタビューを見たことがあるのですが、
衛星の写真のデータ量はハンパではなく、さらにそれがバラバラになっているので、膨大なデータをパズルの様に組み上げたり、
面白そうな風景を探す為、住所がない様な場所を地道にグーグルアースで探したり、普通の写真集では考えられない様な沢山の時間と手間が掛かっているそうです。
サテライトが見せてくれるもの”>サテライトが見せてくれるもの
大きく5つのテーマに分かれており、それぞれとても興味深いテーマになっています。
人間が作り上げた建造物、自然が作り上げた天然の風景、 時には幾何学模様の様な、時にはアウトサイダーアートの様な、絵画を見ている様な独特の写真を見せてくれます。
引用元:Amazon-SATELLITE-サテライト-佐藤-健寿
又、各写真の下には、その写真の場所やその様な風景になった経緯が書かれており
- まず写真を見て?ナニコレ??不思議!
- 文書を読んでなるほど!
- もう一度写真を見ておぉー!!そういうことか!!
という3段階の楽しみ方があります。
引用元:Amazon-SATELLITE-サテライト-佐藤-健寿
写真だけではない魅力”>写真だけではない魅力
佐藤さんの魅力はもちろん写真なんですが、他にもぜひ注目してもらいたい部分があります。
それが文書
ある時は丁寧に、ある時は小説の様に、ユーモアもあり、とても引き込まれる文書を書いています。
下のこの本なんかは文書も沢山あり、小説を読んでいる様な・・・旅行記を読んでいる様な・・・そんな気分になれるのでおすすめ。
佐藤健寿さんの新しい写真集THE-ISLANDが発売”>佐藤健寿さんの新しい写真集THE ISLANDが発売
佐藤さんの新しい写真集が発売されました!
その名も「THE ISLAND」
長崎の世界遺産「軍艦島」をクローズアップした写真集。
ドローンで撮影された写真もります。
追記 軍艦島の写真集「THE ISLAND」の記事を書きました!
俯瞰で見るということ”>俯瞰で見るということ
先日書いた意味不明なタイトルの記事ですが・・・
俯瞰で見ることで今まで見てきた世界とは異なる新しい世界を知ることができる。
ドローンで見る映像はそんな新世界を手軽に見せてくれることになりました。
つまりドローンのはるか上空を飛ぶ人工衛星の写真という物は究極の空撮写真で、ドローンの究極のカタチではないでしょうか?
最後に”>最後に
リモートセンシングと呼ばれる衛星撮像技術で記録された衛生写真。
これは元々は軍事利用の為に開発された敵を監視する為の技術です。
それが今では僕たちの生活に無くてはならないものになりました。
ある意味、生と死の表裏一体の産物と言えます。
引用元:Amazon-SATELLITE-サテライト-佐藤-健寿
写真集の中にも、人類の繁栄とも地球への侵食とも言える表裏一体の写真が出てきます。
現実として、文字通り俯瞰で見ることにより今まで見えていなかった世界を見ることになり、ただ美しいだけでない、考えさせられる作品となっています。
帯に書かれた奇妙な惑星、最後の絶景の真意とは?
答えはこの本の中に。
まだ見たことのない方、ぜひ究極の空撮写真を体験してみて下さい。
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