セグウェイ発、公道対応モデルの電動キックスクーター(電動キックボード)が登場!
早速乗ってみたので、実際の走りや乗り心地をレビューします。
今、良い意味でも悪い意味でも話題の電動キックボード。
今回の製品はきっちり準備すれば問題なく公道(一般の道路)を走行できるので、新たな足の選択肢になるかと思います。
動画も公開しました!
Segway-Ninebotの電動キックボード、J-MAX
あの二輪走行「セグウェイ」で有名な、Segway-Ninebot社が開発した電動キックスクーター「J-MAX」
Segway-Ninebotとは
Segway-Ninebot(セグウェイ – ナインボット)シリーズは、移動手段をよりスマートでスタイリッシュにする次世代モビリティです。先進的な技術とデザインを持ち、日々のライフスタイルに大きな変化をもたらします。身体の重心移動だけで操作するものや、スマートフォンと連携した専用アプリでのリモート操作、LEDカスタマイズができるものなど、多種多様なタイプをラインナップしています。
https://www.ninebot.jp/index.php
Segway-Ninebot社の電動キックボードのシリーズは今まで色々発売されてきましたが、初めて日本の公道で走行なモデルが登場しました!
(今までSegway-Ninebot社の電動キックボードはありましたが、日本では私有地や公園などでしか使えなかった)
日本企業のと共同開発の製品で、日本の法規制に合わせて開発された仕様で安心して使えます。
先日クラウドファンディングのMakuakeで1000人以上の支援者を集め、大成功を納めました。
それだけ、注目と期待を集めた製品と言えます。
製品スペック
- 展開サイズ:1162×472×1203mm
- 折りたたみサイズ:1162×472×1534mm
- タイヤサイズ:10インチ
- 重量:22kg
- 耐荷量21〜100kg
- 最高速度25km/h
- 航続距65km
- 防水レベルIPX5
3つの走行モード
電源ボタンを素早く2回押すことで、エコ(~15km/h)・ドライブ(~20km/h)・スポーツ(25km/h)の3パターンに走行モードを切り替える事が出来ます。
エコモードは低速で少しづつ慣れたい方、景色をゆっくり楽しみたい方に嬉しい設計。慣れて来たらドライブモード、スポーツモードで速度上げて走ることができます。
パワフルなモーター
最大350Wの高出力モーターは、20%(約14°)の勾配も問題なく登れます。
急な坂道も問題なく登りきりました。
折りたたみ式
折りたたみ式なので、比較的コンパクトになり、自宅での保管の際にも場所を取りません。
車に積んで外出先で使うことも可能です。
アプリと連動
専用のアプリと連動することで、走行距離や(バッテリー残量から算出した)走行可能距離を確認できます。
セグウェイから培ったバッテリーシステム
バッテリーにはエネルギーを安定かつ効率的に管理するシステムを内蔵した、大容量551Whの18650リチウムイオン電池を搭載。
万が一バッテリーに異常が発生した際はスマートフォンのアプリにアラート通知が来るので、安心してご使用できます。
家庭用ACコンセントから充電
充電時間は家庭用ACコンセントから一回6時間の充電で最長65kmも走行可能。
山手線を一周(40.4km)してもまだ走行可能ということになります。
防水機能はIPX5
防水機能はIPX5(耐噴流)を採用しており、充電ポートに防水キャップがついているため、水たまりや水滴から程度であれば問題なく使用できます。
電動キックボードの注意点
実際にこの製品を公道で使うには下記の注意点が必要です。
- ヘルメットの着用
- ナンバーの登録、
- 原付以上の免許書
- 自賠責保険の加入
- 保安部品の装備(ウインカーやナンバーライトなど)
保安部品の装備は最初から標準で付いているので、ヘルメットやナンバー、免許などは自分で用意する必要があります。
また、原付バイクと同じ扱いになるので、歩道を走行することは出来ません。十分に注意して使用して下さい。
実際に乗ってみた感想
実際に都内を走ってみました。
走行に関して
最初は(キックボード未経験者なので)恐る恐る使用。エコモードで試してみたのですが、5分もしないうちに慣れて来たので、ドライブモードに切り替えました。
(正直、慣れてくるとエコモードの15km/hというのは遅く感じます。)
ここ最近話題のLUUP(ヘルメットの着用が任意)などのキックボードは15km/hの制限があるので、かなり遅いんだなっと思います。
スロットルを押すと非常に軽快に進み、かなり快適。
全身で風を感じることができ、自転車の様に漕ぐこともないので爽快感はかなりあります。
ドライブモードも慣れて来たので最終的にスポーツモードで使用していたのですが、スロットルを押すと2秒ほどで速度に乗るので、快適な分、使用には十分注意する必要があると感じました。
ステップ(乗る部分)は大きめに作られているので、足の位置を変えても問題なく、乗りやすいと感じました。
保安部品やライトなども標準で装備されているので、ルールを守って使えば新たな足として活躍してくれそうです。
取り扱いに関して
保管や移動の際に便利な、折りたたみの部分に関してですが、ステップが大きめに作られていること、サイドミラーやウインカーの装備があること、などの理由によりコンパクトにはなるけど、意外と大きいと感じます。
また重量が22kgもあるので、持ち運べるけど結構重いと感じるはずです。
保管する環境によっては、家から出すのに少し苦労するケースもあるかもしれません(まさに自分がそう)
街乗り&旅先
レビュー動画では昼間の都内の街乗り映像でしたが、
- 田舎の湖畔
- 都内の夜間
という全く異なるシチュエーションで動画を撮ってみたのでぜひご覧下しさい。
J-MAXのまとめ
セグウェイの電動キックボード、J-MAXの紹介でした。
自転車以上、バイク未満で、しっかりとルールを守って乗れば、非常に楽しい乗り物だと感じました。
通勤や通学、ちょっとした買い物にも便利!スタイリッシュなデザインも乗っていて楽しかったです。
クラファンは終わってしまいましたが、今後一般販売されるかと思います。
もし機会があればぜひ試してみて下さい!
レビュー動画も公開中です!
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