ガンプラをカッコよく撮る！カメラの撮影方法と現像テクニック

 先日の深夜、屋外でガンプラを撮影するミッションを行いました！

その時に撮れた写真と、撮影方法を公開します！

 

一応、ガンプラとは

「機動戦士ガンダム」のシリーズに登場するモビルスーツ、モビルアーマーと呼ばれるロボットや戦艦などを立体化したプラモデルのことで、1980年に誕生した「1/144ガンダム」以来、約35年間でおよそ4億4500万個が販売されています。 品質へのこだわりと市場への即応性をより確実にするために、現在、ガンプラは“ホビーのまち静岡”にある「バンダイホビーセンター」で企画・開発から生産まで国内で一貫して行っています。

引用元：https://bandai-hobby.net/site/whatsgunpla.html

  

今回の撮影方法は

• プラモデルをカッコ良く撮りたい！
• 他と違った作品が撮りたい！

という方にピッタリです。

 

又、応用すればフィギュアや人物のポートレートにも使えると思います。

（ちなみに僕自身、昔からガンダムは好きでしたが、ガンプラの撮影は今回が初めてでした） 

 

• 【ガンダムプラモデル撮影】ガンプラをカッコよく撮る！カメラの撮影方法と現像テクニック  

  • ガンプラ冒険（夜の屋外で撮影する）
  • ガンプラ写真の作例
  • 用意した機材

    • カメラ
    • レンズ 
    • ストロボ(照明)
    • ライトスタンド
    • スモーク

  • 照明の位置  
  • 屋外のガンプラ撮影で気をつけること

    • アングル
    • 風
    • 不審者的雰囲気

  • 室内で撮影する場合
  • ガンプラの現像テクニック

    • ホワイトバランス
    • 明瞭度
    • 合成

  • 最後に

 

【ガンダムプラモデル撮影】ガンプラをカッコよく撮る！カメラの撮影方法と現像テクニック  

今回はガンプラをかっこよく撮影するため、終電もなくなった深夜の新宿に出陣 

 

一緒に行ったのはブロガー仲間のガンダムーン(@gunda_moon)さん

ムーンさんは屋外でのガンプラ撮影をガンプラ冒険と勝手に命名しているそうですw 

 

そしてガンプラ冒険の急なお誘いw 

今からいく？

といっても大森けっこう遠い…
新宿区・渋谷区あたりでガンプラに煙をぶっかけて撮影できそうな場所ないかねぇ…

ついでにドローンやっても大丈夫そうな場所とか

— ガンダムーン (@gunda_moon) 2019年6月20日

（さすがにドローンはNG）

  

この時のムーンさんの記事です

www.weblogian.com

  

ガンプラ冒険夜の屋外で撮影する”>ガンプラ冒険（夜の屋外で撮影する）

深夜の撮影に出撃！

 

 

 

いい大人が深夜の新宿でガンプラを
撮る pic.twitter.com/WZhuJjOhUG

— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2019年6月20日

 

 

ちなみに夜の撮影だと写真がブレちゃうなんてお悩みの方はぜひこの記事をご覧下さい。絶対に写真がブレない方法を教えます！

droneskyfish.com

 

ガンプラ写真の作例”>ガンプラ写真の作例

とりあえず撮影した写真の作例がこちらです！ 

  

用意した機材”>用意した機材

今回の撮影に用意した機材はこちら

 

カメラ

カメラはSONYのα7RIIIを使用

 

正直このカメラでなくても問題なく撮影可能ですが、ほんといいカメラです。

 

α7RIIIの購入理由 

droneskyfish.com

 

α7RIIIでなく、α7IIIも評判の良いカメラなので予算次第ではこちらをどうぞ 

 

レンズ 

今回レンズは2本用意

どちらもSIGMAのレンズ

• 35mm F1.4 DG HSM Art
• 14-24mm F2.8 DG HSM Art

 

35mm F1.4 DG HSM Art

35mmの単焦点レンズ

キリッとした写りで、メインはこちらを使用

 

 

35mm F1.4 DG HSM Artの使用レビュー

droneskyfish.com

 

 

14-24mm F2.8 DG HSM Art 

F2.8の明るい広角ズームレンズ

広い範囲が写るので、使い方によって面白い写真が撮影できます。

 

  

ストロボ(照明)

照明も2つ持っていきました

どちらもGodoxのストロボ

• AD200
• V1 

 

AD200は評判の良いストロボ

アタッチメントを取り付けることで、光の質感を簡単に変えることができます。

 

ヘッドを変えることで様々な使い方が可能

 

グリッドを付けることでスポットライトの様な効果

 

ドームディフューザーで自然光の様な柔らかい光に。

 

リフレクターでスポットライト+柔らかい光の中間の感覚

 

  

もうひとつのストロボがV1

カメラ直付けのクリップオンストロボですが、今回はサブとしてカメラから離して使います。 

 

V1にも先ほどのドーム型ディフューザーが取り付け可能

ストロボ(AD200、V1)をカメラから離れたところから遠隔操作するためのトリガー

これはSONY用のGODOX Xpro-S フラッシュトリガー

 

 

 

ライトスタンド

めっちゃ安い照明を立たせるライトスタンド

 

複数買いするとさらに安いので、念のため予備として買うのはアリ 

  

スモーク

スモークを利用して印象的な写真に仕上げました。

 

実はこのスモーク、ムーンさんが持ってきたVAPEという電子タバコの一種らしい。 

画面外から必死に煙を吐くおっさんw

 

こちらがVAPE

 

ムーンさんのVAPEのガンプラ撮影の使い方の記事

www.weblogian.com

 

 

照明の位置-“>照明の位置  

今回撮影した写真のストロボの位置はこんな感じ

(ちなみに、影の出方を見れば、どの位置からストロボを射ったか分かります。)

 

 

画面右上あたりからストロボ1灯で撮影。

 

  

画面奥からストロボ1灯、そのままだと手前は黒く潰れてしまうので、レフ板で光を反射し、若干明るさを持ち上げています。 

 

 

奥と手前のストロボ2灯で撮影。

ストロボの設定は、奥が強め、手前が弱めに。

逆光で被写体が暗くなるのを手前のストロボで持ち上げています。

 

 

これは両側からストロボ2灯で撮影

光が回ってのっぺりしがちですが、広角レンズで撮影したおかげで、地面の線、両脇の手すり、ビルの線が、集中線の様な役割で被写体に注視します。(理由は後付け🤭)

 

屋外のガンプラ撮影で気をつけること”>屋外のガンプラ撮影で気をつけること

屋外での撮影には、こんなことに注意！

 

アングル

プラモって小さいので、立ったままの普通の状態から撮影すると面白みのない写真になってしまいます。

 

こんな感じで腹ばいになってローアングルで撮影するのが正解 

みんなもこのおっさんを見習って！ 

 

風

もしストロボを使うときは風に注意

 

この日は無風でしたが、風があるとスタンドが倒れてしまう可能性があります。

スタンドを支える人を配置するか、重しを乗せるようにすること。

 

不審者的雰囲気

 

夜中の撮影はただでさえ怪しいのに、

ガンプラを地面に這いつくばって撮影していたら不審者と言われても仕方がない🤔

 

できるだけ堂々と撮影しましょう。

キョロキョロオドオドしていたら、それはただの不審者です😎

 

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ！俺はガンプラを撮っていたと思ったら、いつのまにかオッサンを撮っていた。
な…何を言っているのかわからねーと思うが()#怪しすぎて警備員さんに注意された👮‍♂️ pic.twitter.com/5oC9SJTOpE

— スカイフィッシュ🐟💨ドローン (@drone_skyfish) 2019年6月21日

 

 

室内で撮影する場合”>室内で撮影する場合

今回は屋外での撮影でしたが、室内での撮影なら難易度も低め

 

撮影ボックスを使えば簡単にキレイに撮れます。

 

ジオラマで雰囲気ある背景を作ることも可能

 

僕は自宅用では撮影スタンドを使っています。

 

こちらの記事をご参考に。 

droneskyfish.com

 

室内での物撮りのテクニックについて

droneskyfish.com

 

 

ガンプラの現像テクニック”>ガンプラの現像テクニック

個人的には、写真は撮っただけでは終わりでなく、現像やレタッチで完成と考えています。

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ガンプラの撮影も考え方は同様。

必要に応じて、明るさの調整や、色味、合成などをPCで行います🖥

 

使っているソフトは、LightroomとPhotoshop

• Lightroomは写真の管理、簡単な現像
• Photoshopは凝った現像、写真の合成

こんな感じで使い分けます。

 

特にポイントとなる箇所を紹介

↓↓↓

 

ホワイトバランス

ホワイトバランスや色合い（色かぶり補正）を調整することで印象がガラッと変わります。

正解はなく、自分のイメージに近づけるのが重要

  

明瞭度

色々調整する箇所はありますが、手っ取り早くプラモを印象的に仕上げるなら明瞭度がおすすめ

個人的に機械系、かっこいい系は明瞭度を+に振るといい感じに仕上がります。

あんまりやりすぎると、やりすぎ感が出てしまうのでバランスをみて調整して下さい。

（今回はプラモなのであまり問題ないですが、人物なんかでは違和感出てしまうのでほどほどに） 

 

 

合成

合成も立派な表現の手段

あたかも動いている様な雰囲気を出すことで、プラモデルをモビールスーツに変えることができます！

今回はこんな感じのテーマで合成してみました。

 

「スペースコロニー」 

ガンダムをご存知の方ならお馴染みのスペースコロニー

宇宙で人が暮らすことができる人口居住地のこと。ガンダムでは度々戦場と化します。

無理矢理ですが、そんなスペースコロニーに降り立つモビールスーツをイメージしました。

ちなみに後ろに見えるビル群は大阪で撮影した風景を合成。

 

 

「シナンジュ出撃」

『機動戦士ガンダムUC』に登場するニュータイプ専用モビルスーツを指す。らしい。

すいません、見ていないので知りませんでした・・・

高速移動するイメージで、緑色に光る目と共に加工してみました。

敢えて平行の線を斜めにずらして、スピード感を表現しています。 

 

  

「先輩と後輩」

僕は知らないんですが、この機体は先輩と後輩ってムーンさんが言っていたような・・・
ということで、左の後輩が「今回は先輩は休んでてください！オレがやるっす！」って言って攻撃している様子です。

赤い月と燃える火はPhotoshopの合成で。

中央の2体と月以外をブラしてダイナミックさを表現。

 

ちなみに合成に必要なものは、ソフトでも技術でもなく、妄想力です🥳

 

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最後に”>最後に

昔はガンプラ作ったけど、撮影は初めてだったのでめっちゃ楽しかった！

ガンプラ好きの方、こんな撮影に挑戦してみてはいかがでしょう？
 

ガンプラをカッコよく撮りたい！って方の参考になれば幸いです。

 

っていうことで

 

ガンプラ冒険、挑戦者求む！！！

 

ブツ撮りにおすすめな壁紙について

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