サブカメラとして導入したSONY のミラーレスカメラa7 II
最近では操作にも慣れ、もともと持っていたCanon 6Dと2台持ちで使ったり、状況によって使い分けたりしています。
やっぱりマウントコンバーター「MC-11」で、CanonのレンズがSONYで使えるのは便利!
で、このa7 II はコンパクトで良いんですが、状況や取付けるレンズによっては若干小さすぎてバランスが悪かったり、指が余ったりします。
【SONY α7ii】ソニー a7 II 用に縦グリを買ってみた!
今回この状況を打破するべく、前から気になっていた縦グリを買ってみました。
カメラの縦グリとは
縦グリとは、縦位置グリップのこと。又の名をバッテリーグリップとも言います。
取り付けるとこんな感じに縦長になります。
このパーツを取付けることにより、安定感が増し、撮りやすくなったり、縦に構えるのも楽になります。
さらにバッテリーを複数入れることができるので通常よりも電池切れを気にしなくても良いという利点も。
僕は初めて知った時衝撃だったんですが、縦グリ自体にもシャッターボタンが付いています。
各社カメラメーカーはカメラごとに縦グリを発売しており、SONYもa7 II 用に縦グリを出しています。
しかし問題が・・・純正の縦位置グリップは高い・・・
後日、a7R III用に(a7 III ・a9兼用)
純正の縦位置グリップを購入!
正直、縦グリは使ったことがないので実際導入するとなると、値段も高いし、見た目も大げさな気がして、何となくハードルが高い。
そこで、サードパーティ製のグリップを見つけました。
値段は純正の1/5!
この値段なら試してみても良さそう。お試しで購入してみました。
縦グリ到着
無事到着しました!
中身は縦位置グリップ本体と説明書(ちなみに説明書は中国語と英語のみ)
縦位置グリップの見た目
縦位置グリップの取り付け方
実際にa7 II に取り付けてみます。
まずa7 II のバッテリーを抜き、フタも外します。
フタの赤丸部分を横にすると外れます。
外したフタを縦グリの矢印の場所に取り付けて収納できます。紛失防止のためこれは何気に便利。
次はバッテリーを入れます。
縦グリの端の部分。ツマミをOPENに回します。
中のレバーを押すとバッテリーの設置パーツが出てきます。
バッテリーを設置。2つ設置可能です。
バッテリーは互換のあるこれを使っています。
バッテリーをグリップの中に収納
a7 II に取り付けたところ
グリップを差し込み
ネジを回すだけ
完成!
電源を入れ、無事に動きました。
画面にはきちんとバッテリーが二個表示されます。
バッテリーは片方を使い切ったら、次のバッテリーを使う様になっています。
縦グリ装着前後で比べてみる
これが縦グリありの状態


こちらは縦グリなしの通常の状態


縦グリ装着後のポイント
正面から見ると正方形の様な形になります。
一見仰々しい見た目ですが・・・とにかく握りやすくなった!
正方形の様なカタチなので、縦にしても握った感じは変わりません。これがとても安定します。
縦グリの銀色のボタンがシャッターボタン
他にも、絞りダイヤル、シャッタースピードダイヤル、C1〜C3のカスタムボタン、AFボタンなど、本体と連動したボタンが付いています。
下のON/OFFのツマミは、OFFにすることで縦グリのボタンを無効にできます。
とにかく普通に使えます!
この普通に使えるというのが、かなりありがたい。
注意点
ここで1つ注意点が。
a7 II の特徴、モバイルバッテリー等から直接本体にケーブルをつなげ充電ができる点。
普段充電をしている時はこんな感じ。充電中はランプが点きます。
しかし縦グリを付けている時に充電をしてみましたが、一向にランプが点灯せず、充電が始まりません。
詳細は不明ですが、縦グリを取り付けている時には直接ケーブルで充電出来ない様です。
(サードパーティ製の縦グリなので、純正はどうなるかは不明)
縦グリは電池が2つ使えるので、こまめな充電は必要なくなりますが、一応ご注意下さい。
僕の場合、サードパーティ製のバッテリーを買ったらセットになっていた充電器で充電します。
実際に使ってみて
縦位置グリップってめちゃくちゃ使いやすい!
こんなに縦グリが使いやすいとは思わなかった!
コンパクトさは無くなりますが、厚みは薄いので圧迫感は意外にもありません。
かさばるデメリット以上に、格段に握り易くなり縦位置も安定するメリット
バッテリーが2つ入っているのでその分重くなりますが、バッテリーの消耗を前よりも気にしなくなりました。
SONY a7ii と縦グリに使っているおすすめカメラストラップ
普段Peak Designのストラップを使うことが多いですが、もれなくSONY a7iiでもPeak Design製品を使っています。
メインはPeak Designのリーシュと
Peak Designのカフ
意外とですが、細めのストラップでも大丈夫。
どちらもおすすめです。
こちらは実際に使ってみたレビュー記事です。ご参考に。
リーシュについての記事
カフについての記事
最後に
元々のa7 II のフルサイズなのにコンパクトな特徴は無くなりますが、思った以上に良かった縦位置グリップ
縦グリは簡単に着脱ができるので、状況によって使い分けたいと思います。
縦位置グリップを使ったことがない人は、サードパーティ製のグリップなら安いのでとりあえずのお試しにおすすめです。
縦位置グリップがこんなに良いのなら、いつか純正を導入したい!