スカイフィッシュのドローンブログ -DJIのDroneで空撮する一般人のBLOG-

東京在住の普通の会社員がDJIのドローンを勢いで買ってしまったブログです。

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【軍艦島】佐藤健寿の儚く切ない廃墟の写真集「THE ISLAND」【奇界遺産・クレイジージャーニー】

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先日発売された写真家 佐藤健寿軍艦島写真集「THE ISLAND」について

 

 

写真家 佐藤健寿が撮影した軍艦島の写真集「THE ISLAND」

 

奇界遺産・クレイジージャーニーの写真家 佐藤健寿 

世界の不思議な場所、風習を撮影する独特なスタイルで人気の

 写真家 佐藤健寿

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佐藤健寿 (@x51) | Twitter

  

人気テレビ番組クレイジージャーニーの出演

写真集奇界遺産等が特に有名

 

 


以前、佐藤さんの写真集SATELLITE (サテライト)についての記事を書きました。

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www.droneskyfish.com

 

 

軍艦島 (端島)

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引用元:端島 (長崎県) - Wikipedia

 

軍艦島という名前は通称であり、正式な名称は端島

軍艦の様に見える外観から、軍艦島と呼ばれています。

老朽化が進み、今では立ち入り制限がされています。(ツアーで上陸できる様ですが、行けるのはほんの一部のみ)

 

以下はWikipediaから

端島(はしま)は、長崎県長崎市(旧高島町)にあるである。明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、東京以上の人口密度を有していた。しかし、1974年昭和49年)の閉山にともなって島民が島を離れてからは、無人島である。軍艦島(ぐんかんじま)の通称で知られている[2]。2015年、国際記念物遺跡会議(イコモス)により、軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録された。

端島 (長崎県) - Wikipedia

 

軍艦島は、1810年ごろに石炭が採掘され、それから石炭の発掘量が増えるとともに、町としても急激に成長したそうです。

当時、人口密度は世界一(!)だったそうで、東京の人口密度の9倍以上とも!

軍艦島には病院や学校の他、映画館やパチンコなどの娯楽施設もあったそうで、圧倒的な人口密度以外を見れば、普通の町の生活と変わらなかったのかもしれません。

しかし繁栄の後には衰退が・・・

当時の主要エネルギーである石炭が、石油へと変わります。これにより軍艦島は急激な凋落を迎えます。

炭鉱は1974年1月15日に閉山し、その年の4月20日に全ての住民が島から離れてしまったそうです。この時から軍艦島無人島に。

参考:早わかり軍艦島|軍艦島上陸クルーズ

 

軍艦島の写真集「THE ISLAND」 

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閉山から40年以上、当時炭鉱で栄えた軍艦島は、今では世界有数の廃墟となっています。

その見た目や外観だけで無く、歴史的価値から見ても注目される軍艦島ですが、激しい老朽化が進み、遺産保護や安全上の理由で、敷地の大半は立ち入りが禁止されています。

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今回の写真集「THE ISLAND」は、世界の廃墟や風習に精通した佐藤さんが長崎市などの協力の元に実現した、普通では撮影できない写真ばかり。

f:id:drone_skyfish:20180317162319j:plain引用元:Amazon-THE ISLAND 軍艦島-佐藤-健寿

 

当時の人たちが暮らしていた軍艦島の内部を見せてくれます。 

f:id:drone_skyfish:20180317162336j:plain引用元:Amazon-THE ISLAND 軍艦島-佐藤-健寿

 

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そこには壮大な世界でありながら、儚く、切ない光景が広がります。f:id:drone_skyfish:20180317162401j:plain引用元:Amazon-THE ISLAND 軍艦島-佐藤-健寿

 

ドローンで撮影された軍艦島の写真

ドローンで空撮をすることでも有名な佐藤さんですが、この軍艦島でもドローンで撮影した写真を掲載されています。

f:id:drone_skyfish:20180317162530j:plain引用元:Amazon-THE ISLAND 軍艦島-佐藤-健寿

何台もDJIのドローンを持っているそうですが、今回はどの機体で撮影したんだろう?

 

何者からのメッセージ 

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我らが町へようこそ。

 

君たちはここへ何をしに来たのだろうか。 

 

この町には特有の時間が流れている。

 

この町には耳をふさぎたくなるほどの静けさがある。

 

君の感覚はこの静けさのため今までとは全く違うものになってしまうだろう。

 

真の支配者は君ではない。

 

この町自体なのだ。

 

今、私がこうやって記している言葉も私の言葉ではない。

 

町が私の体を借りて語っているのだ

 

※ 一部抜粋

 

この写真集の中に所々に綴られる

 

もしかしたら勘違いする人もいるかもしれませんが、

これは佐藤さんの詩ではなく、

軍艦島に実際に書かれていた作者不明の落書きを引用しているそうです。

 

現在ではこの落書きも撤去され、記録写真に残るのみになったそうですが、

この不思議な詩を見た時、佐藤さんは写真集を出すことを決めたのだそう。

 

この落書きは、単なる落書きに留まらず、まるで現代の自分たちへの問いかけに聞こえてきます。

何者かによって廃墟の屋上に書かれていたこの詩が、時空を超え、今、写真集に添えられたメッセージとなり、僕たちに語りかけます。

 

我らが町へようこそ

 

最後に

f:id:drone_skyfish:20180317162406j:plain引用元:Amazon-THE ISLAND 軍艦島-佐藤-健寿

  

軍艦島は今後さらに劣化が進むことが予想されており、この姿をこれから先も保つのは難しいそうです。

 

未来永劫続くことは無いという常識と現実を、ありのまま残す場所。

軍艦島の繁栄と衰退という歴史は、現代の僕たちの暮らしと重なり、文明の縮図と言っていいのかもしれません。

 

圧倒的な繁栄を経験しつつ、壊滅的な廃墟となった島、軍艦島

何者からのメッセージと共に、この世界を感じてみてはいかがでしょうか。

 

君の今住んでいる町にはどんな時間が流れているのだろうか。

 

そしてやがて君が訪れるであろう町は?

 

全ての空間に違った時間が流れている。